【再評価】良い評価をしてあげられなかった車種を、改めてフラットな視点で振り返るシリーズ

試乗インプレッション

この自動車インプレッション企画で、個人的に後悔していることがある。

それは「意味のないところで、必要以上にクルマを悪く言ってしまうことがあった」ということだ。

私自身が、ネットで評判の悪い「プリウス」というクルマの、最上位グレードに乗っているという事実も、事を悪くしてしまった。

クルマには想定されている乗り方や運転手というものが存在する。それに合わせた評価をしてあげなければならない。昔の私はこのことに対する理解が足りず、読者さんを不快な気持ちにさせてしまった。

「MAZDA2」に乗った際に、限られた新車価格の中で、的確に顧客の要望を満たすというクルマづくりを感じたこと。bz4xに関するインプレ記事を書いていた際に、恣意的な解釈を行うことの危険性について個人的に気付かされたことが、この記事・企画の立ち上げに至った理由だ。

この記事では、個人的な記憶と、コメント欄の反響を元に、私が思慮足らずであった車種をまとめる。

不快な思いをしてしまった読者さま、本当に申し訳ございませんでしたm(_ _)m

また、この記事は、まとめページのような扱いとする。

投稿主が多忙のため、記事ができ次第、順次追記していくという手法で書き進める。

また、乗ってきた車についてまとめる一覧記事についても、適宜書き換えを進めさせて頂く。

一通りフォーマットが整ったら、YouTubeのコミュニティ内に、この記事を紹介する投稿を行う。

そこから辿り着いた未来の視聴者さんが居たら、視聴者自身も、感情で物事を判断するという愚行を犯していないか振り返ってみて欲しい。

私は悪いことをやりすぎた。そろそろ全ての活動と価値観を見直す時期なのだ。

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マツダ・CX-5

語りたいことが多いため、詳細についてはそれぞれの記事で語っていく

SUVの車格を活かした優美なる内外装を誇る、コスパ最強な通勤車であるCX-5だ。

運転した際に、「超高負荷コーナリング時に一気に運動性能が悪化してしまう」という弱点を発見してしまい、過剰な言及を行ってしまった。

「そもそもSUVというのは、オンロードでスポーツ走行を行うような車種ではない」ということ。これを頭でわかっていても、実車への評価に反映できていなかった。

また、CX-5に執拗なあおり運転を受けた被害体験があることもよくなかった。CX-5という車と、私のマイナス感情が結びついていたことも、正当な評価を出来なかった原因だろう。

マツダ・CX-30

こちらの車種については既にブログ記事があるが、時間を見つけて大幅な修正&追記を行う。

端的に言うと、

  • 内装デザインが似ているというという理由で、本体価格がCX-30の数倍も及ぶ上位車と比較した
  • SUVであるのに、高負荷域での運動性能について苦言を呈した

この2点が大きいだろう。

なお、「ステアリングレシオの問題で、たくさんハンドルを回さないといけない」「デザインのために車体がもっこりしており、運転がしづらい」というのは、普通のペースで走っていても直面する事実ではある。正確にクルマの特性を伝えるため、あえて修正や文言削除は行わない。

マツダ・ロードスター

「屋根を開けて、最高のドライブ体験を味わう」という、「流して楽しむ車種」であるのに、「高負荷域での致命的なオーバーステア」について言及してしまった

実際、負荷をかければかけるほど、乗り物が暴れていくような挙動であったので、個人的には安心して乗れなかった。

ペースは抑え、素直にオープンエアエクスペリエンスを楽しもうじゃないか。

ジムカーナやレース、サーキット走行など、モータースポーツに用いているユーザーが多く居るせいで、惑わされてしまった。

トヨタ・ハリアー

「ゴツゴツとした乗り心地と、大きさ&重さが足を引っ張る乗り味に、退屈してしまった」のがダメな点だ。

もともとハリアーというのは、トヨタ車の中でも特に、一般のユーザーさんへ向けて作られている車種だ。それも廉価グレード。ダイレクトなハンドリングや、楽しい運転フィールというのは、基本的に求められていない商品だと言える。

それなのに、乗り物が持つ高級感やスタイリングではなく、走行フィールに関する議論を展開してしまった。

トヨタ・クラウンクロスオーバー

こちらは個人間カーシェアサービスでお借りしたのだが、「借り物である」という意識が欠けていた。

もともとが「世間から批判されがちな車種を、私の視点からメリットを見つけて擁護する」という企画であったため、この車種だけは、明確に「ココが悪い」というものではない。

今後も活動していくにあたって、根底の意識を引き締め直したいので、あえて挙げさせて頂いた。

スバル・レヴォーグ

いちばん大事なのは「私が乗ったのは最廉価グレードであること」と、「おそらくレヴォーグという車は、最上位のSTIを仕上げる→各グレードを売値に合わせコストダウンするという手法で開発されていること」だ。

また、見かけのスポーティーさに惑わされてしまったが、「そもそもレヴォーグという車種自体がスポーツカーではないこと」についても、配慮が足りなかった。

クルマ全体で動きの調律が取れていなかったり、なにか残念に感じるポイントがあるのは、限られた新車価格や上位グレード最優先の開発体制ではしょうがないことだろう。意味のない議論をしてしまい反省している。

メルセデスベンツ・Gクラス

「数十分だけ運転しただけでは、あまりの車格に身体が慣れなかった」というのが全てだ。

「物理的なサイズ自体はそこまで大きく無いこと」と、「視点が高く、箱型のボディーを持つクルマは運転がしやすい」ということを頭に入れておくべきだった。

BMW X1

このクルマについても既に記事があるが、文法表現の見直しを行ってから投稿させて頂く。

さて、『プラスチックの多用や、スイッチ類の質感が、「高級車BMW」として判定するにはあまりにも苦しいところがあった』ことと、『高負荷コーナリング時の動きにBMWの良さが無いこと』を理由に、悪く言い過ぎてしまった。

そもそも世間一般に「エントリー」と呼ばれているような車種そのものが、そういうものなのかもしれない。もう少し全体を見渡し、言葉遣いを見直すべきだった。

BMW 1シリーズ

こちらもX1と似たような理由だ。

だが、内装は感動するほど良かったし、運転体験も良いものだった。

コンパクトカーである割には、視界が良いとは言えず、車体も小さいとは言えなかったこと。DCTが街乗り領域ではギクシャクすること。このことを日本のコンパクトカーと単純比較してしまったのだ。

高級外車ブランドと、国産車メーカーでは、同じ「値付け」があるにせよ、立ち位置や目的は違うはずだ。クルマ単体で比較するのではなく、ブランド全体のランナップにも目を向けるべきであった。

ミニ・クーパー

こちらも、「オシャレなスタイリングと、しっかりとした走り」こそが魅力であるはずなのに、それ以上の価値を求め、検証してしまったのが、微妙な評価となってしまった原因だ。

素直に外観のオシャレさを評価してあげるべきだったと後悔している。

まとめ

時間は限られているが、できる限り早く、この企画で取り扱った車種に関する記事は仕上げたい。

公開時点で、CX-5については、修正記事の公開&YouTube動画内での訂正活動を終えている。

今後の活動のためにも、後顧の憂いを断つことを目的として行動する。

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