熱ダレすると言われている日産リーフで名古屋~東京間の日帰りチャレンジをしていて思ったことがある。
これ普通充電でやったらどうなるんだろうと…
計画の概要
東京駅から名古屋駅までの区間を、任意の電動車で200Vの普通充電のみで走破する。
377kmなので約400kmである。
急速充電はもちろん禁止。100Vの普通充電は遅すぎるしそもそも存在しないので計算に入れない。
高速道路や有料道路の利用については私は禁止しないが、PHVの航続距離では怪しい。そもそも高速道路上に普通充電の設備は無い。
今回はマイカーである、50プリウスのPHV GRを使おう。
名古屋から東京に行くのか、東京から名古屋に行くのかは決めていないがスケジュール的に帰り道で行いたい企画。というわけで東京から名古屋に向かう。
スタート地点とゴールはどこでも良いのだが、新幹線駅が分かりやすいよね。
充電スポットってある?
これ実は全く問題ない。普通充電も急速充電も、そこらじゅうにあるからだ。
ただ24時間使えるか、先客や故障などのイレギュラーが起きないか、充電カードが適合するかは別問題。
私が調べた限り、充電できる場所はある程度まとまって存在しているのでこの点は問題なさそう
充電時間
さっき言った通り、約400kmを走ることになる。
出発時は100%で良いが、私のプリウスPHVはチャージモードで80%までしか入れられない。
出発前に普通充電で100%まで入れるくらいなら、70%あたりからのスタートを見込めばいい。
ゴールするときもほぼ0%で構わない。
私のphvは約2時間の充電で約40km走ることが出来る。
つまり見込み充電時間は20時間である。
走行にも8~10時間かかるはずなので、30時間オーバーの長旅になる可能性が高い。
これは朝の3時に出発した場合、翌朝の9時ごろ到着するものだ。
1回くらいは温泉施設で充電ついでに入浴するかな。
同じく充電中に3回くらいはメシを食うことになりそうなので貯金もしておかないと。
ルート選定について
①東京→神奈川の市街地を抜けるまで
日本一の大都市圏である東京~神奈川エリア。
深夜帯なら比較的スイスイ流れるが、第二京浜ルートと東名高速ルートのどちらを通るかは一考の余地あり。
②箱根の通り抜け方
箱根は国道1号線ルートか246号線の2つの抜け方がある。私は芦ノ湖へ向かう。
③沼津市~富士市の混雑区間
沼津→静岡までの区間は渋滞がひどい。
まず沼津の数キロの市街地を抜けるために昼でも30分くらい掛かるし、そこから静岡までの平野部も信号機がやけに多くて疲れる。静岡エリアも混む。
私はこの一区間だけ、東名高速でショートカットするつもりである。
④名古屋市内で都心環状高速を使うか
名古屋の市街地の下道をダラダラ走るのはしんどい。
最近はお金も稼げているので、23号で名古屋市周辺に来たら都心環状に乗ってショートカットしてしまうかも。
だいたいの計画
混雑を避けるためには深夜帯に出発する必要がある。
箱根付近の充電を考えて、朝の4時~5時ごろ出発しよう。
最初の充電スポットは新横浜駅を予定している。第二京浜には乗るが、そこまで下道で行くか首都高に乗って行くかは未定。時間や疲労の都合から首都高に乗る可能性は高い。
距離的にもちょうどよく、充電可能なコインパーキングが大量にあるからだ。
航続距離に少し余裕が無いため、満タンスタートからの電費走行が求められるだろう。
朝の7時ごろにここを出発する。
その次の充電は海沿いに合流する平塚市付近を予定している。
ここに来て2時間充電する頃には朝の9時~10時になっており、昼間しか使えないステーションも開く頃である。
3回目の充電は箱根に差し掛かる前の小田原エリア。私が確認した限りでは24時間営業の充電器が無いのが悩みだが、11時ごろに到着するはずなので問題ないだろう。
10km程度進んでは満タンにしつつ距離を稼ぎ、山の中腹にある充電器も使っていきたい。
箱根の過酷な山登りに対応するため、できれば満タンまで入れたいところ。
このあたりで3回ほど継ぎ足し充電をする可能性があるが、計画を立てやすくするために細かくはカウントしない。
4回目の充電は箱根の峠を登り切った後…ではなくて、そのまま通り抜けて下る。
沼津付近には充電可能なスポットが多数ある。この次は高速に乗るため満タンまで入れる。
この時点で13時~15時ごろかもしれない。
5回目の充電は東名高速を富士川SAまで走った後、駿河健康ランドにて行う予定。
高速道路を走る上に44km近くあるため、正直辿り着けない気がする。
この時点でおそらく18時を過ぎているだろう。
6回目の充電は藤枝市か焼津市のどこかだろう。
ここを出るのは21時ごろ。
7回目の充電はおそらく掛川市。
ここを出発する頃には日付が変わっている可能性がある。
23時~24時ごろになるだろうか。そろそろまた24時間営業の充電器を探さないと。
8回目の充電はおそらく浜松市。深夜の1時ごろ到着するはずだ。
浜松駅の徒歩圏内に大量のステーションがあるためそこを狙う。3時ごろ出るかな…
9回目の充電は道の駅の潮見坂になると思われる。
朝の4時半ごろここを出られればいいんだけど…
10回目の充電はおそらく豊橋市の海沿いの体育施設。2時間また入れるか、23号バイパスの充電を意識して早く出るかは不明。
5時半~6時ごろ出られればいいな…
朝の6時からこの近くに温泉が空いているようなので、もしかしたらそこに入るかもしれない。
11回目の充電は蒲郡駅の周辺だろう。ここから西にかけてまた充電スポットが無くなるため満タンまで入れる。
7時半ごろの出発になるかもしれない。そうなると大渋滞である。
12回目の充電は刈谷駅のあたりだろう。
渋滞がなければ良いのだが…
この通勤時間帯をパスするために、ここまでに貯まっていたガソリンペナルティをこの区間で消費するかもしれない。
なんにせよ刈谷駅に9時ごろ到着し、11時過ぎまで充電する。
13回目はいよいよ名古屋市内。目的地まで辿り着けそうな量だけ充電するだろう。
12時~13時ごろにここを出るはず。
14回目は名古屋駅周辺で適当に充電しつつ、旅の総括を行うことになるだろう。
できればこの前にガソリンも再補充しておきたい。
電気のみで辿り着けなかった場合のペナルティ
おそらく航続距離や充電施設の都合で、途中で電欠になる場合があるだろう。
その場合はガソリンを使うことになる。
ガソリンで走った距離の充電時間ぶん、どこかで停車して休憩するという調整を行うことになるだろう。
例えば2時間で40km走れると仮定した場合、10kmのハイブリッド走行につき30分の強制停車ペナルティだ。
1kmごとに3分。シンプルである。
ガソリンを満タンにしてスタートし、到着後にもガソリンを満タンにすることで、消費ガソリン量を後から計測するのも面白い。
必要な準備
今回の旅路で最も大事になるのは、充電中に車内で快適に休んだり仕事する環境である。
実はこの準備は一通り整えているので、実際に用意するのは目隠しだけだ。
あとは食事用の貯金かな。
eモビリティパワーの充電カードを持っていないため、ビジター充電が使えるかの検証もしておきたい。
実行する
ついに実行したところ、○○時間かかった。