浦島ホテルは「syamuの聖地」で片付けるには勿体なさすぎる要塞構造の楽園

ドライブルート・施設紹介

自分のやっているYouTubeチャンネルの登録者が50万人に達したことを記念して、ずーっと言ってみたかったホテル浦島に行ってみた。

syamuの聖地としてネットでは知られているが、その実態は第二次大戦時の要塞を思わせるような巨大構造物だ。

この特別さは唯一無二。人生でぜひ一度は味わってみて欲しいものとなっている。

オーシャンビューの日の出が拝める部屋を取って来たので魅力を存分にお伝えしよう

要塞みたいなsyamuの聖地「浦島ホテル」
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syamuの聖地について

「syamuってだれ??」と思った人は読み飛ばして構わない。

syamuの聖地① 船で行った時のエントランス

聖地巡礼や思い出作りが目的なら、必ず船で行くこと

船を降りればすぐ、赤色の柱が特徴的なこのエントランスを見られるぞ。

syamuの聖地② スペースウォーカー

時間帯が合わずに私は登れなかったが、「スペースウォーカー」という長い長いエスカレーターはさっきの入り口から右側へと進んでいった先にある。

どうせなら朝日を見に行く際に乗りたいが、営業時間が限られているため迂回ルートを通る必要がある。詳細は後で解説。

syamuの聖地③ 本館和室の部屋

私は太平洋側のオーシャンビューである日昇館を取ってしまったので、湾内向きの部屋である本館の部屋は見られなかった。

そこで、他のYouTuberさんの動画で代用させて頂く。

例の「ほほ~」の鏡は、この本館和室にしか無いようだ。

リアリティにこだわるなら HAL PROJECT さんの聖地巡礼動画を参考にするのがオススメだ。

【syamu】和歌山旅行パーフェクト聖地巡礼に行ってきた!大物Youtubersyamuさんの軌跡を辿る2泊3日の和歌山那智勝浦旅行!【劇場版無職】

syamuの聖地④ 館内案内マップ

「和歌山旅行パーフェクトパック」という動画で実は出てくるのがこの館内マップだ。

館内について

上記の館内図の通り、分散した建物同士を膨大なトンネルで繋いでいるのが浦島ホテルの特徴だ。

安く体験する方法・日帰り入浴と費用について

船で向かった際に真っ先に目に入るのが本館。

最もリーズナブルな価格で泊まれる部屋であり、素泊まりや眺望無しで1万円台後半のプランもある。

後述する狼煙山遊園の展望台からの眺望や温泉、館内のレストランでのグルメなどは問題なく楽しめるので、お試しで泊まるなら本館もアリだろう。

もっと言うと1500円の日帰り入浴のプランもある。

平日に行けばかなり空いているはずだ。

ゲームコーナーについて

日昇館、なぎさ館への連絡通路・フロント付近には売店とゲームセンターが広がる。

頭文字Dや謎のレーシングゲームがあり、程よいレトロさが楽しそうだ。競馬のゲームもあるぞ。

温泉について 

私は忘帰洞しか行かなかったが、館内にはコンセプトの異なる温泉が多数ある。

特に夜明けの時間帯(夏なら朝5時の直後、冬なら6時前?)に忘帰洞に入ると、地平線から昇って来る太陽と、美しく照らされた海を眺めながらお湯を楽しめる

これは本当に美しく、温泉に興味がないどころか苦手意識がある私でも感動した。

また全体的に薄暗く蒸気で白っぽくなっているところに外から太陽の光が差し込むため、周りの人の様子がほぼ見えない。隣にいる人のことを気にせずに入浴することもできた。

タオルは脱衣所に置かれていないが、受付にお願いすれば新しいものを貰えるらしい。

食事について(夕食・朝食バイキング)

私は日昇館の「サンライズ」というレストランで夕食バイキングを食べた。

野菜、海鮮、揚げ物、和食、洋食と豊富なメニューが多数並んでおり、どれを食べても基本的に美味しかった。

夕食バイキング

これは1回目。寿司やお造り、天ぷらやシュウマイ、マグロカツにカツオを取って来た。

おそらくマグロカツは、前日に残った食品を再利用したものだろう。

また一部のメニューは見かけの割に異様にボリュームがあった。

おそらく宿泊者の腹を満たすために、大量の脂に浸していたのだろう。

1日目で天ぷらに使った油を、2日目にマグロカツに使っていそうな感じはあるが、基本的に美味しく食べられる。

普段の食生活をケチっている人は感動するだろうが、日常的に回らない寿司や高級食品を食べているような人にはイマイチな評価となるだろう。

舌が肥えている自信があるなら夕食はバイキングではなく食事処で食べたほうが良いかもしれない。

また寿司も間違いはなかったが、私は「スシローで良いかなあ」と思ってしまった。

さて2回目に取って来たメニュー。1回目で色々と取り逃したのと、野菜が少なかったのでそれを補うことを目的にした。

まず中央の玉ねぎだか大根のようなは、「カツオのたたきのカツオ抜き」である。

みんながカツオばっかり取ったせいで野菜だけ残っていたので、廃棄される可能性を考えて私が取った。ドレッシングは野菜用のものを用いた。

カスタードクリームが水まんじゅうに包まれたものやご飯にシャキシャキと似合う浅漬けなど、年齢や食の好みを幅広く満たしてくれる。

3回目。デザートを中心に食べ損なったものを少しだけ選んできた。麻婆豆腐が垂れてしまったのが悔しい。

個人的なお気に入りはこれ。「漁師の味噌汁」みたいな名前が付いていた。

みんな見向きもしていなかった印象だが、具材がゴロゴロとしていて満足感が高い。2回リピートした。

(普段は節約最優先の食生活をしていたので、はしゃぎすぎてガチ目に胃袋が破裂しそうなほど満腹になったのは内緒。でも残さずに食べ尽くした。体重がこの一晩で1kgくらい増えた気がするが、その後の努力で正常値に復帰した。)

朝食バイキング

昨晩の胃袋破裂級な満腹に反省して朝食はスキップしようとも思ったが、せっかくの体験が勿体ないので行ってきた。

1回目。前回は「野菜なんか毎日食ってるから後回しだ」と考えていたが、一転して大量の野菜を取っている。

4~5種類のパンとヨーグルト、だし巻き卵にカットフルーツ。

個人的なオススメはだし巻き卵だ。

口の中でふわふわと膨らむ。子供の頃からだし巻き卵には全く良いイメージが無かったが、一転して鉱物になった。

全体的に食べ物がしっかりとしたクオリティで調理されているので、私は食に関する嫌いが治ったり、「○○って美味しかったんだ」と思ったりすることが多かった。

またカットフルーツもオススメ。

食べやすいサイズにカットしてあるおかげで、食べやすさと自然な果物の味わいを同時に楽しめる。

2回目。だし巻き卵を2個も取って来た。

フルーツポンチとパイナップルも取って来たが、シロップ漬けでは味わいが市販品と大差ない。

わざわざここで食べるのは勿体ない印象だった。

食事について(館内のレストラン)

ホテル浦島においてあえて食事の付属しないプランを選ぶのは、むしろ通好みな選択であると思う。

その理由がここのレストランである。

こっちは「みなり」というお店。イルカとクジラの料理が提供されている。

ほかにもまぐろ丼があるようだ。

普通に食事するだけなら、800円程度で済むメニューもある。

私が食べ逃した和歌山ラーメンもあったようだ…

こっちは向かい側の「海つばめ」。

同じく最大2000円~3000円ほどで、マグロや鯨の料理を提供している。

クジラ料理だけ単価がドカンと上がるようだが、せっかくならここで食べて行きたいところ。

次に来ることがあったら、山上館に泊まってここで食べようかな…

洗濯機について

探せばコインランドリースペースがあり、数台の洗濯乾燥機が並んでいる。暗証番号でロックする方式なので洗濯物が他者に取り出される心配はない。

料金は写真の通り、洗濯から乾燥までやって400円だ。

カラオケの他に、卓球場もあったようだ。僻地すぎるのと、広告されていないので誰も気づいていない可能性が高い。

狼煙山遊園とスペースウォーカーについて

日の出を見るには

浦島ホテルは島1個を丸ごと要塞化したようなホテルであり、三上館に併設された狼煙山遊園からはこのような朝日・夜明けが見られる。

スペースウォーカー休止時間中の狼煙山遊園への行き方

山上館に宿泊しているなら関係ないことだが、それ以外から夜明けを狼煙山遊園に見に行こうとするとスペースウォーカーが閉まっている。

その際に使うルートを説明しよう。まず忘帰洞の温泉に行く。

ここを左折すると温泉なのだが、ずーーーーっと直進し続けるのだ。

そうするとエレベーターが出てくるので、32階に行こう。

山上館は基本的に「山上館に泊まらない人は来ないでね」感のある場所だが、32階で降りてそのまま右に行けばいい。

左に行くとフロントになるが、右に直行すればフロントの人に見つかることなく屋外へと出ていくことが可能だ。

狼煙山遊園の施設について

幾つかの施設がある狼煙山遊園だが、見どころなのは1,4,5のみだ。

1の先端の展望台は、先客がいたらどいてもらうまで絶対に入れないスペースだ。

夏の日の出は拝めない。

朝日が目的なら奥まで行く価値はないようだ。

客室について

日昇館(にっしょうかん)の海沿いを強くオススメする理由

「ひのぼるかん」ではなくて、日昇館の読みは「にっしょうかん」だ

なぜなら部屋から眺める海の美しさが格別だからである。

客室に入ると、目の前に広がる海が飛び込んでくる。この感動は格別なもの。

ついつい見入ってしまうような景色だ。

日が沈むその時まで、時間を忘れてプライベート空間で海を味わうことができる。

実は日が沈んだ後も、宿の建物の明かりに照らされた海面が眺められるのがうれしい。

夏の朝4時過ぎの景色。

こっちは朝風呂から帰って来た後の景色。これ自体は忘帰洞からも見られるが、人生の中でも数えるほど特別な朝を迎えられる。

他の部屋でも湾と森の綺麗な眺めを味わえることは事実だが、個人的には日昇館、山上館だけは別格だと思う。

山上館の宿泊料金はランク違いに高いため、まずは日昇館に泊まることをオススメしたい。

これまでの人生で初めて、一人で来たことを後悔した旅先の景色だった。次はだれかと来よう。

客室内でのパソコン仕事について

机や椅子の高さ・位置関係が絶望的に合わない、柱やベランダのせいで海が見えづらいことを除けば、最高のリゾートワーク環境だ。

波の音を聞きながらパソコンを叩き、ふと左を見ればこの景色。まさに至高だ。

しかし、「客室から海を見ながら過ごせる」というポイントだけで考えれるなら、わざわざ浦島ホテルに来なくても最寄りのオーシャンビュー旅館で充分だろう。

どうやら本館の洋室にはビジネスホテルでお馴染みの例のテーブルとイスがあるので、パソコン仕事を優先するなら間違いなくこちらだ。

私は人生で初めて宿に仕事を持ち込まなかった。

パソコンでは「ビジネスアイデアや小説などを書き留める」という空想8割みたいな内容のタスクしか行わなかったが、ぜったい背中や首が痛くなる。

デスク環境を取るか、眺望を取るかの選択を迫られそうだ。

どうやら山上館の洋室でも似たようなパソコン環境を得られそうである。

ぜったい高いけどね。

客室の小ネタ

驚いたのが、ポッドが既にお湯満タンで用意されていたことだ。

2.2リッターの容量があり、お茶を飲みまくらない限り尽きることは無いだろう。

食べきってしまったがお菓子が2種類置かれている。

しつこさがない、添加物控えめなお菓子。甘いのとしょっぱいもの。

大量のティーバックと、ティーバックの湯切り用の容器。

部屋には立派な洗面台と風呂が別々で用意されていた。風呂を使うことは無いと思うけど。

私のような公衆浴場キライ派でも、この浦島ホテルの温泉だけは行ってみて欲しい。

なお鍵は「左に1回転すると解除」で、「右に1回転すると施錠」だったぞ。

ルームキー1本の場合、チェックアウト時は本館フロントにカギを返す。

素晴らしいポイント

眺めが良い(客室からの眺めはランク次第だが共通で楽しめる場所もある)

さんざん言ってきた通りだが、部屋からの眺めが格別である。

特に普段は旅館に泊まらない人は感動しやすい。

無人島の岸壁を切り開いた景色はぜひ味わって頂きたい。

館内が夢の国のテーマパークのように広くワクワクする

2回目以降は無駄に時間を取られて面倒くさいだけになるが、専用の船で送り届けて貰える旅館なんて滅多に無いだろう。

日昇館へと入る通路には施設の全体模型があり、どのようにして無人島を切り開いて互いを接続したか書かれている。

温泉が素晴らしい

私は温泉が苦手な方だが、忘帰洞だけは行ってみて欲しい。

周辺の観光も楽しめる

ここからクルマで1時間ほど南下すれば、紀伊半島の最南端に達する。

近くには那智の滝がある。

泊まりで紀伊半島を一周するようなドライブにも丁度良い。

「syamuの聖地」でありテンションがあがる(行くなら死んでも民度は下げるな)

なお私はスマホで記念撮影をしていた程度で、館内で民度を下げるような行動はしないよう全力で立ち回ったつもりだ。

間違っても仲間内で「ウイイイイイッス」とか「グ~↑グ~↑グウ~↓」とかやらないように。

程よいレトロさが嬉しい

これは自分だけかもしれない…

しかし色あせたポケモンのおもちゃや古い基本設計に懐かしみを感じる。

「味がある古さ」を持っている。

新築ピカピカが好きな人にはマイナスポイントだろうけど。

第二次大戦の要塞のような設計が為されている

本館から日昇館・なぎさ館フロント、売店、ゲームコーナーへと向かう通路は長いトンネルになっているのだ。

これはバスで駐車場へと直接向かう際、左側の席に座っていると一瞬だけ見える。

また同様にバスで降りて行く際も地下のミサイル基地のように張り巡らされたトンネルネットワークを通っていくことになる。

表向きには客人をもてなすための旅館なのだが、度重なる増築の結果として出来上がったのは第二次大戦時の対艦攻撃陣地のような巨大構造物。

これだけの構造物を民間資本だけで作り上げるだなんて感動ものだ。

投じられたコストを分析しながら味わっているだけでも飽きない。

弱点・注意点・要望するポイント

注意:布団を敷く係の方が、唐突に勝手にドアを開けて部屋に入って来る

部屋に置いてある館内案内をよく読むと、「19時から21時の間に布団式がお部屋に参ります。完了後は部屋を施錠致します」といった旨のことが書いてある。

実際に19時過ぎに、係の方が施錠されているドアを開けて入って来た。

敷布団自体は用意していたので場所決めの必要が無かったことと、手際よく作業して頂いたことで2分程度で終わった。

これは女の子と交わってる最中に入ってこられたら終わりである。

そんな連れ込み宿のような使い方をしていなくても、風呂上がりに裸同然な恰好でダラけていたり、女子の場合はすっぴんで過ごしていたり、見られたくないものを広げていたり、自家発電に励んでいたり、大人向けな動画を鑑賞している最中にイヤホンのせいで訪問に気づかなかったり。

こういうことが起きたら詰むのである。

そして浦島ホテルのデカさを考えて欲しい。2時間で全ての部屋を回るのだ。1部屋あたり4分かかったら「長すぎ」なのだろう。

実はどの宿・ビジホにもある分厚いレザーカバーの冊子。

ここの最初のページに「お申し出がない限り、係員がお部屋にお伺いすることはございません」と書いている。

まぁ一泊約2万円の高級宿で、世間の人がまだ起きてるような時間にいかがわしいことをするわけないよね?

チェックアウト時の鍵を返却するタイミングで入湯税を請求される

チェックアウトのためにカギをフロントに返却したタイミングで、入湯税をその場で払うことになる。

金額自体は150円と大したものではないが、もし現金を持っていないor足りなかったらどうするのだろうか。

この入湯税をクレジットカードやその他キャッシュレスで払えるのかは確認していないし、フロントのすぐ隣にはローソンのATMがある。

しかし、そのATMが全ての銀行に対応しているとは限らないし、引き出すだけで数百円の手数料を無駄にロスする。

いや、入湯税が掛かることは確か公式サイトにも予約ページにも明確に書かれていた。

でも普通料金に含まれてると思うやん…

最低限の現金は持ち歩きましょう。

備え付けのシェーバーがマジモンの粗悪品で負傷。血が全く止まらなかった

これは私の不注意が重なったことではある。

自分のミスなのだ。

しかしアメニティのシェーバーの質が悪すぎることは事実だ。

剃るために刃を入れた瞬間、「あ、このシェーバーダメなやつだ」と気づく。

他のアメニティがちゃんとした品質を保っていただけに油断していて、気づいたころにはズリっと唇を切り落としている。

「夕食まで一時間半あるし、髭剃ってから風呂入りに行くか」と思った矢先の出来事。

無情にもデロデロと血が流れ続けるが、中途半端に逸れてしまったので後戻りはできない。

慎重を極めて進めたが刃物はヒゲに引っかかり、そのままもう二か所切って負傷する。

結局血が止まるまで一時間以上はかかってしまったので温泉に行きそびれた。

1泊程度なら家で剃っていくか、電動シェーバーか使い捨てのヒゲソリを携行する必要がある。

風呂に入りに行く際の貴重品・鍵の管理について

風呂場のロッカーはお馴染みの鍵を腕に巻き付けるタイプ。

容量は中身がほとんど入っていないリュックサックを押し込めば入れられるレベル。

最低限の荷物とタオルだけ持つようにしよう。

なお私の部屋に金庫は無かった。

入浴中はロッカーの中か客室の中に貴重品を置いておくか、フロントに預けることになる。

どうしてもリスクに晒したくない貴重品がある場合の管理は考えておく必要がある。

クルマで行った場合は駐車場からの行き来が面倒。車に忘れ物したら詰みかねない。

実際に私はスマホの充電ケーブルを忘れた

最新型のiPhoneであり、眺めが良くて時間は一瞬で過ぎていったが、チェックアウト時にバッテリー残量は6%だった。

充電ケーブルがある宿の方が珍しいと思うので、ここは私の過失。

日昇館・なぎさ館のフロントが少し見つけづらい

実は日昇館となぎさ館のフロントは、それぞれの館の1階には無い

長い直線終わりの分岐するポイントの突き当りがフロントなのだ。

なのでいきなり日昇館に行っても「フロント無くね?」となってしまう。疲れて観察力が下がっていたのかもしれない。

温泉が24時間営業でない

清掃や設備管理の都合で仕方ないが、温泉は24時間入れたら良いのになあという贅沢な悩み。

特に夏は朝の4時40分台に地平線から太陽が昇って来るが、忘帰洞が開くのは朝の5時。季節によっては日の出を見られない。

湯呑みの容量が小さすぎて一瞬で湯がなくなる

湯呑がやけに絞られた形状をしているため、一口飲むだけで残量が30%台まで無くなる。

2.4L級の湯沸かしポットを満タンにした状態で常時保温した上で、ティーバッグを8個ほど用意している時点で明らかにコストダウン目的ではない。

ちびちび出さなければならないし、ポッドから出でくるお湯が飛び散ってたびたび火傷する。私はケチなのでお湯の味しかしなくなるまで継ぎ足して飲むが、毎回取り替える人の場合はもったいない。

海を眺めながらお茶を楽しもうと思うと、これが気になって仕方ないのだ。

「冷蔵庫に冷えた状態のコップが入ってるので、そこにティーバックを入れて大量のお湯を貯める」というのが最適な解決策になるだろう。冷えたコップにいきなり熱湯を注ぐと割れるかもしれないので、温度差には注意すること。

要望:有料で問題ないので扇風機や充電ケーブル、電気毛布などのレンタルを行って欲しい

「充電ケーブルや扇風機、電気毛布などが使えたらより快適になるのに」と思った。

充電ケーブルは忘れても取りに行かずに済むし、コンビニで買わなくて済む。

空調は「OFF,Low Med,High」のみの調整しか出来ず、掛布団一枚しかないため温度調整はやりづらい。

夏場は扇風機、冬場は暖を取れるものが借りられたらありがたいのだが…

専用駐車場と行き来について

公式サイトでも案内されているが、専用駐車場は徒歩では行く気にならない(おそらく片道15分ほどの)ような場所にある。

ここだ。

係の方が待っているはず。

日帰りなら直進。泊まりなら右奥まで進もう。そこでマイクロバスが何台も待機しているはずだ。

バスに乗れば桟橋→フロント横まで連れて行って貰える。

時刻表に書いていない時間帯は常に数台で行ったり来たりしているようで、待ち時間3~5分程度でバスが出発する。

船で行った際の所要時間について

時刻表に明確に書かれていないが、常に船が行ったり来たりし続けていると捉えて間違いなさそうだ。

私のスケジュールについてだが、クルマを降りてから3分ほどでバスが出発した。

6~8分ほどで桟橋に到着したので降りる。

さらに6分ほど待つと船がやってくる。

船に10分ほど乗ると到着する。

船がピストン運行していた場合、乗るための待ち時間は最大20分になるはずだ。

なおバスでそのままホテルまで行った場合は8分ほどだった。

伊勢神宮や熊野三山と同時に行く際のタイムスケジュール・モデルコース

私は伊勢神宮と熊野三山への参拝とくっ付けて行くことにした。

朝寝坊をしてしまったため出遅れたが、伊勢神宮は早朝からやっている。朝の6時ごろから伊勢神宮を回っていくスケジュールなら、ダラダラ進んで那智の滝に寄っても15~16時にチェックインできるだろう。

実は私は2日目、もしくは1日目の早朝に最南端の潮岬灯台に行きたかったのだが、体力の都合で断念した。

朝の6時ごろに名古屋圏を出発

私はこの手の遠出において、前日に近くまで行って泊まるか朝の2時台出発を当たり前としてきた。

しかしこの日は前日に夜更かししたため、朝の5時ごろの起床・出発とした。

8時半:伊勢神宮の下宮

伊勢神宮も下宮→猿田彦神社→本宮の順番で巡っていくことにする。

どうやら朝の6時半から伊勢神宮のお札の販売所は開いているようなので、目的がお札や御朱印集めでも早く来ることが可能。

9時半~11時ごろ 伊勢神宮の本宮・猿田彦神社

定番の伊勢神宮。

これは置物に見えるが猫。寝ていた。

こちらは馬。草新号という名前が付いているようだ。

観光客のほうに寄って来て顔を見せてくれる、大人しくて良い子だ。

12時半~13時 鬼が城

かったるい直線の区間を通って和歌山県方面へとウダウダと進んでいく。

ゴツい岸壁と荒波が味わえる鬼が城に寄る。

14時 熊野本宮大社

1時間ほど山間のワインディングを走り、熊野本宮大社に来た。

15時半 熊野速玉大社

撮り忘れたけどついでに速玉大社にも寄った。

こっちは八咫烏神社。駐車場から歩いて大回りしないと入り口の鳥居を潜れないようになっており、前回来たときは見落としてしまった。

16時 浦島ホテル 駐車場到着

15時にチェックインする予定だったが遅れた。

2日目 10時~11時 熊野那智大社・那智の滝

那智の滝はsyamuさんの聖地だ。

神社は高いところに、滝は低いところにあるため、駐車場を適切に選ぶか移動を挟まないと苦労することになる。

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