「見る側の教養が問われる」福井恐竜博物館は雪シーズンの平日に行くと空いてるぞ。

ドライブルート・施設紹介

大混雑な福井県の恐竜博物館であるが、雪タイヤが必須な時期の平日に行ってきた。

名古屋エリアからのアクセスは微妙によろしくない。

東海北陸自動車道から来ると川沿いのウネウネ道を長時間にわたって走る必要があり、最近開通したばかりの徳山湖の国道417号線ルートはもっと長い時間ワインディングを攻め立てることになる。雪のリスクも高い。

西からの大回りで行くのが一番ラクだろう。

周辺はまさに一面の銀世界だ。

色々と不便でリスクも高まるが、雪の季節にしか見られない景色があるぞ。

エリアはかなり広いため、周辺施設も楽しみたいなら朝イチで来よう。私が行ったときは一部の道が除雪すらされてなかったけど。

ちなみに道路は融雪剤まみれ。信じられないくらいクルマが汚くなった。

ドライブスルー洗車機の足回り洗車コース代金か、帰宅後に入念な洗車を行う体力も経費に含める気持ちで来よう。

私は微妙に朝にバタついたので、開館から1時間遅れのチケットをネットで買った。

特に案内などはされず、11時に合わせてみんなが動き出すようなこともなく。

駐車場が3割も埋まっていないレベルのガラ空きな時間帯だったら、入場時間の前だろうが入れてくれそうなレベルで入場時間の案内は無かった。混雑時は不明。

スポンサーリンク

館内について

入ってすぐに長いエレベーターで地下まで降りていく。

SFモノの壮大な3Dゲームのオープニングのような迫力を味わえる。

この動線を設計した人は神様の生まれ変わりなんじゃないか?

これは地下トンネルの壁面の展示。

実際に発掘された状況の再現から始まる。

そしてこの広場である。どうぶつの森の博物館を具現化したような夢の空間。

一つ一つの化石に対して解説が掛かれたプレートと再現モデルが置かれているので、見比べる楽しみがある。

「なんで背骨の上にこんなのが生えてるの????投影面積が増えて天敵に見つかりやすくなるだけでしょ」と思ったら、どうやら放熱や冷感時の太陽光集めを担っていたらしいということが書かれていた。

「地球の生誕からの流れの中で進化の過程を改めて知る」という展示になっているため勉強になる。

恐竜だけでなく植物についても丁寧に解説されている。真面目に読んでいる人は多くはなかったが、実際にいまの地球上の植物って恐竜時代の生き残りだとも言えなくはない。

恐竜の体内構造に関する展示も興味深い。

収蔵庫らしき部屋を廊下が迂回する構造になっているが、見ていて飽きないようにされている。

誰も来ない別館。

収蔵庫付近の新館ホールも、歩く距離の割に展示内容は多くないが来てみて欲しい。

所要時間について(大人でも最大2時間程度?)

ざーっと見て歩くだけなら15分~30分くらいで終わる。

展示の文章を読み込んだり、レストランで食事をしたりツアーや各種アクティビティに参加したり、シアターで映画を見たり座り込んでゆったりと過ごせば

私の場合はそこそこ展示文を読み込み、行けるところには歩いていき、写真を大量に撮っても1時間半で退出した。

非常に鮮やかで美しい空間だが、面積的にはそこまで大きいわけではないのだ。

どれくらい楽しめるか、どれくらい理解できるかはあなたの教養と学ぶ姿勢に掛かっているぞ

休憩場所・自販機について

展示の密集度(?)は高いので、疲れて休憩場所への移動は遠くない。

場所さえ知っていれば…

自販機スペースで価格を確かめてみよう。

撮影の都合で値段が完全に写っていないが、だいたい140~150円程度で並んでいた。そんなに極端に高価なわけではない。

休憩室の奥にも僅かながらの展示があるので探す楽しみがある。

ミュージアムショップについて

ミュージアムショップもじっくりと見て行ったが、全体的にお子様向けな商品ラインナップだった。

卓上にそのまま置ける恐竜たち。

入り口にはメダルやガチャガチャのマシン。

「大和ミュージアムにおいてあった23万円の戦艦大和の模型」みたいなものを期待して行ったのだが、高価格・高品質志向な商品は少なめ。

周辺エリアについて

私も詳しいことを調べずに行ったが、付近の道の駅や施設には恐竜の置物が置いてあることがある。

タイトルとURLをコピーしました