名門大洋フェリー乗船記録【大阪~九州】

夜に大阪を出港し、翌朝に九州に到着する。

そしてその日の夜に九州を出港して大阪へと帰っていく。

寝ながら約6時間と550kmの移動をショートカットできるカーフェリー。

人生のうちに一度は乗ってみたかったカーフェリー、今回選んだのは名門大洋だ。

料金は約2万円だが、実は高速道路の通行料とガソリン代と比べるとそんなに高くないのは大きな魅力である。

誤差のような料金差で、疲労を抑える上に非日常を味わえる。しかも個室。

個室の紹介:ファーストS (シングル)

ベッドとデスクが付いたベーシックな部屋。2万円で個室が用意されているというだけでも驚きだ。

部屋の中に水道が付いていることには驚いだ。

電気ポッドも用意されているため、喉が乾いたらその都度お湯を沸かして飲むこともできる。

フタの中のパッキン部分も清潔に保たれており、部屋数の割に清掃や維持管理は行き届いている印象だ。

入港から出港まで12時間ほどあるが、その時間でこれだけの数の客室を清掃している人は大変だろう…

空調は部屋の中で温度設定が可能。某漫画喫茶の個室にはない機能である。

ベッドの下の引き出しには救命胴衣が収納されていた。

本当はダメなんだろうけど、こういう道具は使い方のイメージをしておかないと非常時に全く使いこなせないものだ。

しかしいざ装着してみたら窮屈すぎてなんだこれ!?!?と思ってしまった。

こんなものを身に着けて海に飛び込んだら逆に窒息しそうだ。

私だったら首を絞めつけるのではなく、ビート版のようにしがみつくだろう。

すべての部屋にテレビが設置されており、フジテレビのCMを鑑賞することも可能であった。

決めつけ刑事。

なお部屋の防音性は終わっている

船の大きなエンジン音自体は聞こえてこないし、風自体は強く吹いている日だったが体は全く揺れない。

これは良いのだが、いびきどころか寝息が聞こえる。

私がちょっとパソコン仕事をしたが、キーボードをたたく音も聞こえていたかもしれない。

22時を過ぎるとくしゃみの1つもできない

寝返りをミスって壁に手をぶつけようものなら、100倍になって返ってくることを覚悟しなければならないだろう。

これなら高速道路のサービスエリアの中のほうが、

艦内設備について

カップラーメンとセブンティーンアイスの自販機が24時間利用可能だが、可能だが、カップラーメンは1個310円。さすがにちょっと高くない…????

寝付けない深夜2時、ミルキセーキというお湯で溶いただけの砂糖水を飲みながら考え事。

展望浴室には行かなかった。シャワールームはシャンプーやボディソープ類を装備。

6人ぶんほどあるが、朝の忙しい時間帯を狙うのはオススメしない。

万が一埋まったら風呂に入れなくなっちゃうかもしれないからだ。

インターネットについて

個室内は携帯の電波が入らなかった。ネットに繋がらないのだ。

フリーWifiはあるのだが、1回30分が1日3回使えるのみ。

日付をまたいだらこの制限がリセットされるのかどうか、確認しておけばよかった…

船内WiFIでは船の現在地の確認や漫画の配信サービスなどもあった。亜人を3巻まで読んだ。

船はだいたい時速40km/hで進み続けているようだ。

明石海峡大橋をくぐる。

夕食・朝食バイキング

youtube Shorts用の縦長動画しか撮っていなかった…

夕食はたしか1800円。かなりのボリュームで楽しめる。

大量に置かれてたカツオが最大の目玉かもしれない。

魚や野菜、お肉に脂ものなどいろいろと揃っている。

調子よくパクパク食べていたらお腹がはち切れそうなほどパンパンになった。

朝食。

朝は海を見ながらの食事。さっき40km/hと言った通り意外とスピードが速い。

下道1000kmチャレンジ 雪の5泊6日エディション、1泊目は船の上であった。

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