とあるデジタルスタンプラリー企画の参加施設を調べていた時、岐阜の西端の山中の川沿いに「春日モリモリリフレッシュ館」という謎の名称の施設を発見した。
場所はここ。完全に愛知と琵琶湖の間の山岳地帯の中である。
見つけられたのは奇跡というほかない。
調べてみたところ、薬草風呂や薬膳料理などが食べられるレストランがあるようだ。
しかもこのレストランのシェフが、フランスに留学した実績もある人らしい。こんなにも山奥の僻地なのに…
気になったので行ってみることにした。
下駄箱に靴を入れたら、鍵を受付に預けてカードを貰う仕組みになっている。
食事のみの利用であっても鍵は預ける。
食堂で薬膳ラーメンを頼んでみた。
お値段は驚きの880円。この時代とは思えないくらい手ごろな価格だが、一瞬で飲み込んでしまうほどに美味い。
学校給食っぽい懐かしさがありつつも、薬膳っぽさは辛味にかき消されている。
夢中で食っていたら一瞬で食べ終わってしまった。
家からここまで岐阜の平野を横断してくる必要があるのだが、それでもまた来て食べたいと思うレベルで美味。
気温が38℃を超えるような直射日光降り注ぐ真夏日になぜお湯のお茶を出したんだ…
ホットなピリ辛ラーメンと合わせて、汗が吹き出すようだった。風呂を後にして正解だったぜ…
まぁセルフサービスの氷水があるようなので大した問題ではないけど。
さてお風呂のほうは入浴料500円だが、薬の匂いがする薬草風呂に入ることが出来る。
平日の昼間に行ったが、年配の常連さんが入れ替わり立ち代わりで入って来るので合間を縫って紫色のお湯に浸かってみた。温泉好きには面白いのかもしれないが、私は自宅の風呂か、売店で売ってる入浴剤で充分かな。
風呂上がりの牛乳も味わえる。
外観ほど施設内のスペースは広くないが、2階に休憩所のような場所があったためのんびりと過ごすことも可能。