「YouTuberになるような人は、学校に行ったり商材を買ったりダラダラ悩み続けたりせず、既に動画を作って出している」という話はあまりにも重い。
一昔前の、みんながYouTuberに憧れていた時代には、事実陳列剤になるレベルの発言であった。
似たような話のなかで、特に闇が深いのが、e-Sports専門学校と声優の専門学校だ。
いや、YouTuber専門学校とやらも同じだけ酷いのだが。
これらは、通ったところでなれないクセに、数百万円の学費を取ってくる悪のビジネスである。
既にchatGPTの専門学校だか教材だか、セミナーも開かれているんだろうが…
ここで、中学生時代からゲームのゆっくり実況動画を趣味で作り続けた私の出番だ。
高校生時代に授業中に考えついたアイデアを元に、作り直したチャンネルが生活費を産み出している系YouTuberから、実生活や人生を犠牲にせず「声優になる方法」を提案する。
ちなみに、みんながご存知の通りの狭き門に、正面から挑むつもりなんかない。
ネットを使って知名度を高めて、「声」でアニメ文化への貢献と生活費の稼ぎ出しを狙うルートだ。
「マスタード」ネキみたいなことをする
結論は簡単だ。今すぐなればいいのだ。
アニメ系のインターネットミームコンテンツの中に「マスタード」というYouTubeチャンネルがある。
チャンネル説明に「遺影に向かっていえーい」と書いているのが草であるが、やっていることは単純明快。
ネタに振り切った声優ごっこである。
健全な動画だけを紹介したが、下ネタも多い。
アニメのスクリーンショットに自分の声を乗せて、YouTubeだのTwitterだのTikTokに投稿するだけで良いのだ。
特にYouTube Shortsは、未知なる視聴者にもリーチさせやすい。
毎日続けていれば、いつか、何かが当たる可能性はある。
規約がどうなっているのか知らないが、このチャンネルには26分で150万再生を実現している動画もある。
目玉焼きが焦げてただけで「タヒになさい」というミサトさんのモノマネ。無茶苦茶すぎる。
これ単体で生きていけるレベルになることは期待できないが、今すぐ夢を叶えられると言えば聞こえは良いか。
「ゆゆうた」氏について
個人的には現場監督時代のエピソードが痛いほど身に染みる、記憶が正しければフリー素材を自称しているゆゆうた氏。
私から見れば、彼のような人物も偉大である。
彼のような成功事例をいくつも知っておくだけで、それらを組み合わせたものがアイデアになる。これは覚えておいて欲しい。
インターネットに入り浸ってる人たちって、本当にロクでも無いな…
これは私からの切実なアドバイスだが、ネットで有名人になったら、いつでも引っ越せるようにしておけ。まず「なりたくてもなれない」という話ではあるが。
自分でアニメを作る
仕事を与えられるのを待たずして、自分でアニメを作って自分で声当てすれば良いのだ。
AIによるイラスト生成でも、棒人間レベルのクオリティでも、自分の声を使えば良い。
YouTube内でも、参考元にできそうな事例は幾つかある。
なんでも良いので旗立てする
上記の内容と被るが、何かしらの「旗立て」が出来ると強い。
私は「交通事故」と「ゆっくり実況」と「ブラックジョーク・皮肉を含むナレーション」と「稚拙な効果音」を組み合わせ、旗立てを行った。
結局、累積数億回再生を誇るコンテンツとなったが、同じことをやってくるチャンネルはほぼ現れなかった。
これは主に、「アイデア出し」の段階で考えるべきことだ。
基本的には、コピー元に独自性を加えれば良い。
ちなみに、私のYouTubeチャンネルのコピー元は存在する。
「GasKings」という、交通事故のまとめにナレーションを付けた動画だ。
これと同じことを、ゆっくり実況で行ったわけだ。
ゼロから作る必要なんて無いのだ。
「ココナラ」で今から仕事を請け負う
ココナラにて、「ナレーション」と検索すると、プロの声優が仕事募集を行っているのがわかる。
声の方向性以外で、真正面から戦っても勝ち目は無い。
最初はメルカリの300円出品感覚で、タダ同然で受けてアカウントに評価を貯めるか、なにか独自性を出すか。
少ないパイを取り合うだけの苦しい競争になるだろうからオススメはできないが、要チェックではある。
著作権フリー素材になる
みなさんはこちらの女性を1度くらいは見たことあると思う。
主にネタとして、よく登場しているように記憶している。
もしくは、こちらの男性だ。
「インターネットのフリー素材になる」というのは、主に野獣先輩のせいでかなり聞こえが悪いことである。
しかし、特に音声はやっている人が少ない。、
効果音ラボの声素材もチェックしてみて欲しい。
まとめ・提言
いまの時代にネットを使って有名になりたかったら、ちょっと汚いくらいのレベルでネタに振り切って突き抜けるというのがいちばん良いように思う。
また、自分で考え、修正しながら行動していくということが不可欠だ。
この記事だって、アイデア出しの余地を残すことを考えて、あえて抽象的な書き方をしている。
また、個人事業主的なスタイルで働いている限り、収入の安定性で正社員に勝ることは無いという点にも留意だ。
個人の夢なんか、自分の時間で追いかければ良いのだ。
夢と現実とを混同するべきではない。
給料が多少低くても構わないから、自分の時間が多く取れる、副業OKな会社を選ぶことが必要不可欠となる。
仕事や学校を辞めるなら最低でもバイトによる日銭稼ぎは必須であるし、こういうことは趣味の片手間で始めて行かなくてはならない。
株式を3000万円所有している場合、その配当は月10万円になるらしい。
このレベルまで稼げない限り、会社を辞めたり、大卒資格を捨てるべきではない。