「もう二度と○○のクルマは買わない」に対する疑問

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ネットを見ていると「二度と○○社のクルマは買わない」というコメントを見ることがある。

その中には「販売店の人にこういう対応をされた」という物が多いが、このことに対して疑問を感じる。

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そもそも:ディーラーは自動車メーカーではない場合が多い

そもそも街中にある自動車ディーラーが自動車メーカーの直営であることは少ないのだ。

そこらへんの経営者がメーカーの権利を借りてるだけである場合が多い。

つまりあなたが行ったディーラーは自動車メーカーの販売店ではなく、自動車メーカーの看板が貼ってあるだけのそこらへんの車屋でしかない場合がある。

例えば「先に買った下位グレードより、後から注文された上位グレードの生産を優先する」ということを自動車メーカー側が行う事例がある。

また「新車にトラブルが発生したが、まともな対応がなされなかった」という話もある。

これはディーラーではなくメーカー側がやったもの。

こういう態度に腹を立ててキャンセルした人の話を聞く。

私の認識:車を作っているのは開発チームの人たち。それを代行を通じて買うだけ

クルマを作っているのは自動車メーカーの開発チームの人たちだ。

ディーラーの人たちは販売と整備を代行しているだけである。

デザインを整えたり、足回りのセッティングを出したり、内装をデザインしたり。

そのようなクルマの味を作っている開発チームの成果物が欲しくて代理店に売ってもらっているだけなのではないか…

伝えたいこと:起きたことと感情と分けて、適切にクルマを評価してあげて欲しい

もしディーラーから理不尽な対応をされても、それとクルマを作った人たちとは関係がない。

開発陣の人たちが素晴らしいクルマを作り続けているのに、それをディーラーの意識が低い労働者1人のせいで一生避けるというのはあまりにも勿体ない。

大抵の人間は感情でしか物事を考えられないものだ。

クルマに関わらず、大抵のものは評価者の感情によって左右される。

しかし、感情に流されるせいで物事を適切に評価できないというのは残念である。

私もこんなことを書く以上は自分でも実践済み。

ネットでの活動の過程で非常に嫌な思いをしたせいで嫌いな自動車メーカーが複数あるが、そのクルマに乗る際にもフラットな評価を行っている。

(まぁ私がクルマに文句を言うときは、感情ではなく本当にクルマに弱点を見つけた場合なのだが..)

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