日本人防災士監修のファーストエイドキットは「ちゃんとまとも」なオススメできる製品だった

雑談系

長いリサーチの末に、「車載用ファーストエイドキット」を自分も買ってみることにした。

選んだのは「防災士監修」と書いてあるこの製品である。

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結果から言うと「買ったらとりあえずそのまま持ち運んでいても使い物になる」レベルでまともな製品だったので紹介していこう。

赤色の本体。ギリギリ「コンパクト」と呼べそうなサイズ感に収まる、底面積の割に高さがあるしっかりとしたケース。なお防水効果は知らん。

開けてみるとこんな感じ。「やろうと思えば少しだけ足したいものを足せる」程度にはスペースに余裕があるようにも見える。

まず出てきたのは日本語パッケージの除菌ウエットシート4枚。これは日常的に使えるものなので普通にありがたい。

次は4枚だけ絆創膏が入ってきた。

まぁ絆創膏でカバーできる面積で収まるケガを出先でする確立を考えれば妥当な量だろう。

次にポイズンリムーバーがついてきた。

説明書と複数サイズのカップの他に、カミソリと止血バンドのようなものも付属する。

頭皮や毛の下を刺された場合は部分的に剃る必要があるので、そこまで考えてパッケージングしてくれている点は非常にありがたい。

説明書もしっかりと書かれている。

裏面も。

しかし手の甲をブヨに刺されて苦しんだ経験のある私は「両手じゃないと扱うことが出来ない」という弱点を考えて、こちらのポイズンリムーバーへ交換することにした。

この製品である。

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入れ替える。元から入って来ていたほうは、自宅用に保管しておこう。捨てるほど悪いものではない。

次に綿棒が大量に入っていた。何に使うんだろうか…

包帯を固定する用のテープ?

これは止血帯だそうだ。

ホイッスル・ピンセット・安全ピンの3つが入っている。このまま開封もせずに戻しておこうか。

ビニール袋に見えるだろうが手袋である。

衛生確保のために非常に大事となるビニル手袋が付属するのは非常にありがたいが、ピッチピッチに詰められすぎて一度展開すると戻せなくなりそうだ。

「ガーゼ」と書いてある。

アルコール消毒の綿。日本語パッケージが含まれているという事実だけで安心する。

超小型のライトなのだが、これが意外と多機能で便利なのだ。

なおボタン電池式で、見るからに防水性能や耐久性はない。

「メインのライトが切れた際にもギリギリ真っ暗で明かりの無い森の中を歩けるレベル」の懐中電灯機能。非常用のライトも切れたとき用には役立つだろう。

こっちは照らすというより「自分の位置を知らせる用」に見えるライト。小さい光で暗闇の中でも判別しやすい。

なんとレーザーポインターも付属している。簡易的にモールス信号に使えそうだ。

「1回取り出したら絶対戻せない商品」代表であるアルミブランケット。冬の立ち往生や山奥での遭難などに役立ってくれそうだ。1個あるだけで頼もしい。

おそらく包帯。

ハサミ。先端が曲がった医療用途を意識したもの。

三角巾。以上だ。

まとめてみると「これ単体でも持っているだけで割と何とかなりそう」なレベルの製品であった。

これが必要になることなんてないだろと思っている人がこれを必要とする状況になったときに普通に持っていてよかったと思えるレベルの中身を持っている。

あんまりアテにならないことの多い「○○監修」だが、この製品はまともであった。

出番があることを祈らなかったり祈ったりしながら車載しておこうと思う。

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