乗っていたNCロードスターのラジエーターが壊れた。
というわけで今回は、PartsFanを用いて正確に純正パーツの品番を調べ、ヤフオクやら楽天やらモノタロウやらをあれこれ調べていこうと思う。
同じクルマでもグレードや年式・トランスミッションによって適合が変わるというのは非常によくある話なので、例えば「NCロードスター ラジエーター」とネットで検索して出てきた商品を適当に買うことはオススメしない。
酷いものだと「NCロードスターで検索を掛けたのに、最上位にNBロードスターのラジエーター(検索連動広告)が出てくる」こともある。慎重に行こう。
PartsFanの使い方
まず初めに、愛車の車検証を用意しておくことをオススメする。
年式やら車体番号が必要になるからだ。
こういうことが今後もあると思うなら、いっそのことスマホで写真に撮ってお気に入りフォルダに保存でもしておこう。
Partsfanで純正品番を特定する
車種を指定するステップまでは別のサイトでも解説されているためサクっと流す。
会員登録・ログインをしておくことをオススメする。
私は「車体番号検索」を用いて、「NCEC-123456789」の車体番号を入力してしまった。
年式やトランスミッションだけでなく、工場出荷時のデフやサスペンションの構成まで教えてくれるらしい。(こんなの中古スポーツカーに対してはアテにならないけどね。)
さて、ここからが非常に面倒くさいステップである。
この意味があってないような分類の中から、欲しいパーツを探し出さなければならないからだ。
ラジエーターなら「4気筒-エンジン(インジェクション&クーリング)」で良いだろうか…
「クーリングシステム」の項目を見つけたので開いてみる。
さてさてさて、最も面倒くさい「ウォーリーを探せ」の時間がやってきたぞ。
「このイラストに答えが載っているかもわからない」状態の中で、「どのパーツが目的のブツなのか」探し出す必要がある。
3つのページがあったのだが、2ページ目は冷却配管中心であった。
3枚めはウォーターポンプ中心かな?
というわけで、「なんとなくこの中に載ってそう」なページに絞り込めたわけである。
それっぽい部品を見つけたら、マウスを近づけるとクリックできるようになる。
また、この脳が混乱しそうな文字列の並びの中からクリックすることもできる。
その先のページはこんな感じ。詳細な品番がわかる。
そうだけどそうじゃない。私が知りたいのはソレじゃない。
おもいっきりラジエーターが映っているのだが、これはただのドレンコック。
全体をぐるっと囲った「15-200」が怪しいが、マウスカーソルを合わせてもなにも出てこない…
とりあえず「15-200で検索を掛けてみる。」
これ無理なやつだ。。。
パーツファンで見つからないときに試してほしいこと
もし見当たらなかったら手当たり次第に大捜索するしかない。
特に電装系は厄介だ。車両全体に張り巡らされている。
これが「ナンバー灯のバルブ切れ」だとか「ウインカーの球の品番を知りたい」なら、したのリストから見ていればなんかとなるだろう。
しかし、「ブレーキホースを交換したい」だとか「ブリーダースクリューのサイズを知りたい」だとか、「インナーフェンダーのクリップが脱落してたから補充したい」みたいな内容になると大変である。
結論から言うと「頑張って探し回ってくれ」としか言えない。
どうしてもダメならみんカラで先人様を探す
しかし「みんカラで先人様の遺した記録を探す」という手段も残されている。
とりあえず適当に「NAロードスター ブリーダースクリュー みんカラ」と検索してみたら、以下の記事がヒットした。
その中には、はっきりと識別できる形で品番が記されているパターンがある。
頑張って探そう。
モノタロウの検索機能を使ってみる
モノタロウの自動車部品検索ページでは、型式番号からパーツを絞り込むことができる。
あまりラインナップが広くないのと正確性に不安が残るためオススメはし辛いが、今回は役に立ってくれた。
「NCEC」と調べてみたら大量に出てきた。ミツオカ・ヒミコもあるらしい。
以下の範囲からしか検索できないのがネックである。
1個だけヒットした。さきほどの「15-200」も載っている。
これで部品の純正品番が完璧に特定されたわけである。
純正品番で検索(やらないほうがいいワザ)
ズルい話なので私は実行しないが、この型番を適当に検索すれば良い。
より安かったり、中古で数万円安く買えたり、ポイントを同時に獲得できたりする。
不確実なので非推奨:とりあえず商品ページを開いてファクトチェックをする
ここまでしてもダメ・確信が持てない・リサーチ能力が無い。
そんな私のような人が行う最終手段。
とりあえずそれっぽい商品ページを開く。
そして調べていくのだが、結果から言うとNBロードスターの部品だった。
何回も繰り返していくと「これは間違いない」というパターンに出会えるかもしれない…