早朝に富士山周辺の白糸の滝と陣馬の滝に行ってみた。
「ミスト化した水」という表現で表せる幻想的な空間がそこにある。
白糸の滝
富士山の周りでは定番の観光スポットである白糸の滝。早朝に行くとまるっきり違う世界があるぞ。
付近の駐車場に停めて朝の6時ごろにやってきた。雨男の自分としては珍しいほど晴れ渡っている。
観光案内マップ。
少し歩くと到着する。誰一人として人間が居ない。この空間を独り占めできる。
一面の緑と白色の小さな滝。ミスト化した水の中にいるようなみずみずしさ。
「ミスト化した水」という言葉はこの環境を正確に表している。
滝から流れ落ちた水が岩にぶつかり、粒子となって空気中に舞う。
そんな水の粒子が空間を覆い尽くしており、水の中にいるかのような感触となっている。
こればかりは現地を訪れないと分からない。
暑さが和らいだ9月の早朝だからこその涼しさだったのかもしれない。
隣には音止めの滝があり、日本古来のワイルドな大自然を味わえる。
陣馬の滝
今度は陣馬の滝に行ってみる。
第二駐車場の裏には釣り堀が広がっていたが、まだ営業しているのかは不明。
懐かしの庭の池という雰囲気。
道中の脇の池と小河が非常に美しかった。
水面に苔のような植物が生えており、清流と合わさり芸術作品のような雰囲気が
滝そのものより周囲の雰囲気を味わいたい。
さて到着。洞穴のように奥まった空間の上から大量の水が滝として降り注ぐ。
一面の森の中で、この辺りだけが滝に囲まれた幻想的な空間となっている。
水はひんやりと冷たい。私はこういうのは飲まない。
産まれつき胃腸・内臓が弱いので、変なものを飲み食いするとなんかの拍子に命が危険にさらされるかもしれないからだ。