開封
「開封って、なにを開封するんだ?」って?
そんなのなんでも良いに決まってるだろ!!!
このチャンネルはゲームやパソコン関連が多く、限定パッケージの開封動画が多く見られた。
興味深いのは演出である。白手袋を用いて、うっとおしいレベルであちこちなめ回すようにじーっくりと嫌らしい手付きで堪能する。
大事になってくるのは「何をあけるか」と「どういう方針で行くか」の2点だろう。
一部のYouTuberは「買ったフリをして紹介・開封動画を撮ってから、そのまま戻して返品する」という極悪非道な行為をしているらしいが、安く・再生数を集めやすいネタはあるだろうか。
極端な食べ物紹介
インターネットでは「安い!まずい!」で有名なトップバリュ製品。
それを食レポしているチャンネルが複数存在する。
また、食べ物と形容できないような食べ物を作っているチャンネルもある。
「牛丼(紅生姜丼)」だとか「蒲焼き(さん太郎)丼」だとか、「ブレスケア軍艦」だの「ティッシュの唐揚げ」だの、頭のネジがぶっ飛んでいる。
凡人には、到底マネ出来ないアイデアである。
感慨深いものだ。YouTubeという偉大な存在が、私のような突然変異種にも、持ち前の個性で個性で突き抜けられる時代と生きる場所をくれたのだから。
「繰り返すの多いコンテンツ」で何回も収益化停止されたことなんて、どうでも良くなる。
私は実際に「繰り返すの多いコンテンツ」で、1000万再生を記録した動画と共に、1000本近い過去動画を削除するハメになっているので、「繰り返すの多いコンテンツ」という文言に怯えているのだ。
ペット・動物の動画
これもまた、さっきのシカのチャンネルさんと内容が被る気はするが、とりあえず紹介する。
私も近いことをやっているが、ネットに転がっている動画を集めたチャンネル。
これは手早く作ることができて、ハマればデカい再生数を稼ぐことができるため、魅力的に思える。
しかし、これだけは絶対にやっちゃダメだ。
なぜなら「収益化に通らないから」だ。「繰り返すの多いコンテンツ」でぜったいに収益化に通らない。
いま通っているチャンネルは「規制が緩かった頃に通過した後、たまたま残り続けている」だけだ。
しかし、実はこれ、穴場がある。
「なにかの教育的価値を付ける」のだ。
おっと並び替えをミスっていた。
根強い人気を誇るペットというジャンル。その動画は溢れかえっているが、解説動画についてはどうだろうか。うん、普通に溢れかえっている。
とりあえずこのチャンネルでは、鮮やかな配色&デザインで装飾したスライドショーを主体として動画が進む。
その合間合間で、ペットのAV(animal video)が入る。
かわいい。
実際に作るなら、ペットの犬種ごとの歴史でも性格でも飼い方でも良いので、ナレーションを付けるといいだろう。
自分で読み上げてしまえば審査は安全である。
なんなら冒頭の挨拶のシーンだけ首から下でも映しながら、「どうも〇〇でーす」とでも言って、「実際に人間が出演&制作しているアピール」をしておこう。
YouTubeの審査を安全にパスして、生き残り続けることも大事だ。
こんなことを気にしているのは、ゴキブリのように生き抜いている現役YouTuberだけだろうが…
ヨガ
前の方で紹介した「筋トレ」と被ると思うが、こういう文章は量が大事になると思うので書き留めておく。
本当に筋トレとの違いは無さそうだが、ヨガでも寝る前のストレッチでも、何かしら方法はありそうだ。
そういえば「顔出し&声出し無し」と言っていた気がするが、ちょくちょくはみ出してしまっている…
まあ気にしない気にしない。アイデアはとりあえず広げるのが大事だから…
というかサムネイルの羅列を見ていると、「某ポルノサイトから年齢制限要素を排除しただけ」みたいな、吐き気がするほどの露骨なものが多すぎる…
ああいうものを見せ付けられると、「自分が女に産まれていれば、ラクに再生数を稼げたのに」と、精神が悪化していく。見なかったことにしておこう…
飛行機流し撮り
「30分 in 羽田空港」みたいなタイトルで、離着陸していく飛行機をひたすら撮っているだけのチャンネルが存在する。
航空会社や機体名、時刻などを軽く添えるだけで、基本的には撮ってきた動画を繋げているだけだ。
家の近くに空港があったり、飛行機が好きなら試してみる価値はあるかもしれない。
しかし、大半の事例がそうであるが、既にレッドオーシャンと化している中に斬り込んでいく必要がある。
その方法をしっかり考えておくべきだろう。
カースポッティング
しかし、ナンバープレートも顔も隠さず、「カースポッター」を名乗るだけで、「ちょっと良いクルマ
に乗っている」だけの罪なき一般人をネットに晒し上げる行為が正当化されて良いのだろうか。
こんな行為は撮り鉄の亜種なのではないか?
なおこのチャンネルの中の人は外国人であるので、同胞の悪行には世界で最も厳しい日本のネット民でもスルーするだろう。
エンジン音がうるさくてうるさくてたまらないし、カメラを向けられて映り込んだ状態で全世界にネットで晒されるし、周囲の一般車にとっては迷惑どころの騒ぎではないだろう。
なお、私にこんなことを言う資格はない。
この部分だけ切り抜かれて、意味不明な炎上をしてもおかしくないレベルだ。
最近はサボっているせいで自分のチャンネルの再生数も落ちてきてるので、ここらへんでひと炎上して、悪口コメントを書きに来る人による再生数収益が欲しいところだが。
撮り鉄
来ると思った??
ねえねえ、トレインスポットも来ると思った???シュポポポポポポwwww
この企画は海外の成功事例をメインで紹介するものなので、この誤差で1億再生を叩き出す動画でも紹介しよう。
これは何かというと、貨物列車が走る様子をひたすら垂れ流しているだけの動画だ。
ちょっとチャンネルを開いてみたら、普通に1億再生に到達していた。
クルーズ船の紹介
またwalk throughシリーズである。
どこかで拾ってきた動画にナレーションを入れたものから、実際に乗って、カメラ片手に歩き周りながら色々と撮ってきたものまである。
発明・創造
名前だけ聞くとなんのことかわからないだろうが、実際わたしもよく分からなかった。
かぼちゃにストローを突き刺して、内側から光で照らして、こんなものを作っている動画が出てくる。
なにを創造しているか想像しながら見て楽しめる。
意味不明なものを作っていく工程を意味不明なまま見せられて、成果物も意味不明なのだから、真似しようと思えばいくらでも作れそうである。
トイレットペーパーの芯でも集めておいて、ハサミで切ったり木工用ボンドで留めたりして、恐竜でも作れば良いんじゃなかろうか。
ちょっと動画を見ていると、100均エアダスターとマッチを組み合わせて、簡易的な火炎放射器を作っている。これ大丈夫なのだろうか…
釣り
どう参考にしたら良いのか分からないが、また1億再生のお出ました。
逆に聞きたいのだが、1億再生を無視する理由があるだろうか、いや無い。
しかし、示唆には富んでいる動画内容だ。
「釣り」とか言いつつ、思いっきり崖に手を突っ込んでいる。
「How it possible」というチャンネル名自体も1つのジョークであるようだ。
アウトドア
コロナ禍が収まりつつある現状だが、アウトドアには根強い人気がある。
アイデアや事例を挙げだしたらキリがないが、今回は「アウトドア風ワイルドぜったい美味いメシ」のこのチャンネルを紹介する。
うん、また食べ物である。「アウトドア」x「食べ物」だ。
もう一つは「男らしさ」だろうか?「ワイルドさ」だろうか?
「非日常感」だろうか?
なんでもよい、しっかり分析してみよう。
ちなみにYouTubeというのは掛け算を行うと成功させやすい。
事実、私のチャンネルは「ゆっくり実況」と「交通事故」と「ブラックジョーク味の強いナレーション」の掛け算で構成されている。
この旗立てがビジネス系YouTuber黎明期にハマり、半ば先行者利益の大当たりとなったのだ。
過去の栄光を擦るのは嫌いだが、授業中に手帳の空欄に書き留めて作ったアイデアだから…
このことだけはぜひ覚えて帰ってほしい。
これだけでもう一冊書こうかな…
スキューバダイビング
まーた非現実的な世界に飛び込んでいく(物理)。
こちらのチャンネルでは海底に潜り、金銀財宝をゲットしているようだ。
うーむ…
ヤラセっぽく見えなくはないが、それも演出・技能のうちだ。
私だってただの交通事故動画に「もしあおり運転への仕返しが合法になったら…」とかいうタイトルを付けて、600万再生を叩き出したことがある。
とはいいつつもダイビングとは、まったくもって真似できるものではない。
近所の川や池に、防水カメラでも放り込んで見れば良いかもしれない…?
それとも、ひたすら穴を掘って、一回埋めて、また掘って、「敵の徳川埋蔵金を発見!!」「ダメだ!」とでもやればいいのだろうか。
サバイバル術系
こちらのチャンネルでは、上裸の男性二名が強力な協力作業の末に、文化遺産にできるレベルの感動的な建造物を造り上げる。
だが、正直このレベルでは参考にならないだろう。
せいぜいゴミ袋と針金ハンガーでも組み合わせて、テントを建てるのがいっぱいいっぱいである。
また、私のような田舎暮らしなら土地は有り余っているが、家賃を削って都心部に暮らしているようでは撮影環境も用意できないだろう。
なにか実現可能性のある代替案が出せないか模索してみた。
例えばサバイバルスキル。
「ペットボトルに泥やら石を上手いこと詰めると、浄水器になりますよ」というもの。
この手のアイデアはネット上に無数に転がっているが、なにか良い方法は浮かぶだろうか…
また、「野草を食べる」というアプローチも面白いが、検索して出てくるということは、既に先駆者が居るということです。
雑草といえばTwitterには、「維持費捻出のために雑草を食べているNSXオーナー」が存在する。
私だったら食費節約と合わせるネタを考えるが、収益化して年単位でチャンネル運営を続けていく自信はない。
これもアイデア次第である。
Satisfying系癒やしビデオ
英語圏では「Satisfying」というようだが、日本語ではなんと言うのだろうか。
こういう動画である。
パスタみたいなものをまとめてカットしたり、
ストローをつまんで引っ張ったり。
こんなの家にいくらでも転がっているだろうし、100円ショップでいくらでも調達出来そうだ。
木工DIY
こちらのチャンネルでは、木工を行っている。
木をカットしたり削っていくことで、最終的にサムネイルの形に仕上げている。
機械が加工したかのように綺麗にハマるので、見ていて気持ちがいい。
しかもこのチャンネルでは、一切の声出しも顔出しも行っていない。
気になったので調べていたが「木彫りのくるま」を作っている人も居た。
ミニカーサイズでもこの完成度。新型車は日々発表されているので、タイムリーなネタを投稿していけばチャンスはあるし、完成品は販売することもできる….かもしれない。
人形作り
東方プロジェクトについて触れることができて嬉しい。
こちらのチャンネルでは、かなりリアルで可愛い人形を制作している。
完成度が高すぎて、到底マネできるものではない。
「スキルが無いならアイデアで解決しろ」「〇〇が足りないならアタマを使え」というのは人生の鉄則だ。
そしてこのチャンネルで制作された人形は、最終的にヤフーオークションに出品されるのだが、なんと800万円もの値段で落札されている。
純粋に可愛いものなので、趣味として始めて見るのも良いだろう。
私も自分のクルマの整備や仕事が一段落したらやってみたいものだ…
少し調べてみると、「ドルフィードリーム」という製品のカスタマイズ品であるようだ。
公式サイトにはゼロから作るようのセットも取り扱いがある。
眼球のパーツやメイクのセットなども取り揃えてあり、難易度が高すぎるように思うが、お絵描き感覚で始められなくはない。
趣味の延長線上で、純粋に楽しんでいけたら良いだろう。
なおTwitterでは、人目を気にせずにお人形を持ち歩き、各地で写真撮影を楽しむ同志たちが集結している。日本のインターネットコミュニティとは思えないほど平和な界隈であったと記憶している。
おまけ・ゆっくり実況とゆっくり解説について
本記事が長くなりすぎたことと、エラーが起きた都合により、こちらは別記事にてお送りする。
最後に
ざっと見ているだけでもアイデアが浮かびそうだろう?
だが、実際にYouTuberとして生計を立てられているような人は、既に取り掛かっていたのだ。