この記事は「ウェブ職TV」さんの『【有料級】速く簡単にブログ記事を書けるテンプレを公開します』という動画を始めとした様々な内容・知識を自分用にまとめ直しつつ加筆しただけのものなので、基本的に本家様のほうを見て頂きたい。
なお当ブログは収益というより趣味で書いているだけなので、実践するのは別の場になるだろう。
ブログ記事の基本的な構成
ブログ記事の基本的な構成は以下の3つとなっている。
- リード文
- 本文
- まとめ
またブログ記事を書いていく際にとりあえず書き進めることは推奨されておらず、まずメモ帳アプリに各見出し・段落リストを書いていくのが良いようだ。
リード文の書き方
冒頭に書くリード文はブログアフィリエイトを行っていくうえで極めて重要なものである。
この数行・数秒で数割の読者が離脱してしまう。
(私自身は秒速でスクロールして読み飛ばしちゃうから、冒頭の雑談パートの重要性がよくわかんないんだけど…)
さて一般的なリード文は、以下のような内容を含むべきであるらしい。
- 共感
- 問題提起
- 根拠
- 権威性
- 記事内容
- 読者のメリット
- 結論
「これだけ言われてもピンと来ないよぉ」という読者さんの心を見抜いてか、ウェブ職TVさんは完璧な例文を用意してくれていた。
共感(ダイエットしても痩せない!と悩んでませんか?)
ダイエット方法をいろいろ試したけど、全然続かなくて痩せられない!と悩んでいませんか?
https://www.youtube.com/watch?v=jeIXIH0S060
これは読者の「共感」を狙いに行った一文であることが分かる。
しかし、“痩せたいと思っていませんか?”みたいな書き方はダメらしい。
言うまでもないというか、言ったところで「そ う だ よ 」となって終わってしまう、なんの意味も持たない文字列でページ内の空間を潰してしまう結果となってしまうからだ。
読者さんに刺さるような内容を書くというのがポイントらしい。
自動車整備用品で行くなら、「サビで固着しているせいで、なにをどうやっても緩まないボルトに悩まされたことはありませんか?」だとか「狭すぎて工具が入らない!という体験をしたことはありませんか?」といった感じだろう。
主張・問題提起(実はラクに痩せる方法があります)
「なにを主張するか」「どんな風に問題提起すればいいのか」という疑問にまた例文で答えてもらえる。
実は我慢せずに、ラクに痩せる方法があります。
https://www.youtube.com/watch?v=jeIXIH0S060
「実は」で書き始めることがオススメされていた。
読者さんが「え?そうなの?」と思うような内容が良いらしい。
例えばサビで緩まない自動車・バイクのボルトに対して、「実はネジ山にスプレーして放置するだけで、簡単に緩めることが出来るようになる商品があるんです。」と言ったり、「実は工具が絶対に届かないような狭い隙間の奥に入っていくことが可能なエクステンションがあるんです」みたいに言えばいいだろうか。
根拠・理由(太ってしまう一番の理由は糖質の摂りすぎです。)
とりあえずウェブ職TV様の例文。
なぜなら太ってしまう一番の原因は糖質の摂り過ぎだからです。
「なぜなら」で書き始めるのが良いらしい。
私が例を考えるなら「なぜなら業界トップクラスの浸透性能で潤滑油が錆びたネジ山の奥深くにまで入っていってくれるからです」だとか、「なぜならこのエクステンションは自由自在に折れ曲がることができるからです」みたいなものだろう。
権威性・実績(私は糖質制限だけで痩せました)
ダイエット関連の実例。
私は食べる量を制限したり運動をしたりしなくても、糖質を制限するだけで痩せることができました。
言い回しは少し異なるが、こういう権威性の付け方もある。
調理師の資格を持っている私が実体験をもとにお話しします。
「私は」で書き始めることが推奨されている。
「出てこないならこの項目を無理に書かなくても良い」と言ったが、「プロの現場で使われている」だとか「この商品を利用して問題が改善した実例がたくさんある」だとか、法律上問題がない範囲で書き加えることはできそうだと思う。
私が書くなら「私も実際にこの商品を使って、”海中に駐車してたの?”というレベルで硬いボルトたちを緩めてきました。一生使うことが確定しているのでブラックフライデーの割引で買い溜めています。」だとか、「人間の骨格配置じゃ絶対に届かない位置にあるNCロードスターのサーモスタットを留めているボルトに届いた工具は、このエクステンションだけでした」みたいなものだろうか?
「ワコーズのケミカル製品は一般向けに売られることは少なく、プロの整備士たちの現場で主に活躍しています」みたいな言い方をしようか…
記事内容(この記事では糖質制限ダイエットの方法を教えます。)
記事の内容についてサクっと触れる。
この記事では我慢せずに痩せられる糖質制限ダイエットの方法を教えます。
「この記事では」で書き始めることを推奨。
「この記事では、ラスペネという神製品の魅力・実力を余すところなくお伝えします」だとか、「この記事ではフレキシブルエクステンションバーという工具が狭所での整備作業がどれだけラクにしてくれるかお伝えします」みたいな感じ?
読者のメリット(この記事を読むといっぱい食べても痩せる方法が分かります)
なんか内容がかぶりそうに思うが、上の「記事内容」パートを読んで「この記事は自分にとってどんなメリットがあるのか」を理解できる人は多くない。
この記事を読むと、おいしい食事をおなかいっぱい食べても痩せられる方法が分かります。
やはり内容は近いように見えるので、無理に分けて書く必要はないかも?
なお「この記事を読むと」で書き始める。
「この記事で紹介されている商品を使うと、すべてのボルトを緩める難易度が大きく下がります」だとか「このエクステンションバーさえあれば、これまで物理的に届かなかったような場所のボルトにもアクセスできるようになります」みたいな感じか?
うーん、実践の際に最適化が必要なパートかもしれない。
結論(結論は普段の食事を糖質制限メニューに置き換えるだけで痩せます)
「結局、この記事を通してなにが言いたいのか」を簡潔に伝えよう。
結論は普段の食事を私が教える糖質制限メニューに置き換えるだけで痩せられます。
これはブログ記事だけに限った話ではないが、結論から先にスパッと伝えておいたほうが話は聞いてもらいやすいものだ。
この時点でキチンと潜在顧客を絞ることが大切だ。
私の例で書いていくなら、「結論は”錆びついてそうなボルトはラスペネを吹き付けておくことで一気に緩めやすくなるよ”ということです」だとか「結論は”人間の腕じゃ入らないくらいの狭所にアクセスする必要のあるすべてのユーザーさんはこのエクステンションを装備しておくべきだ”ということです」みたいな感じだろうか。
やはりどうしても前の文章と内容が似通ってしまう。
無理に分割して個別に記述することにこだわらず、スッと読めるようにあとで推敲・書き直しを行っておいたほうが良い気がする。
上記の例をまとめたリード文の例
細かい言い回しを書き換えているが、いま書き出した内容を元にリード文を作成すると以下のようになるらしい。
ダイエット方法を色々と試してきたけれど、全然続かなくて痩せられないと悩んでいませんか?
実は我慢せずにラクに痩せられる方法があります。
それは糖質制限ダイエットです。
太ってしまう一番の原因は糖質の摂りすぎです。
特に食べ過ぎが原因で太ってしまっている人は、糖質を制限するだけで確実に痩せられます。
私は我慢することなく、美味しい食事をおなか一杯食べて痩せることが出来ました。
調理師の免許を活かすことで、糖質制限中でも美味しい料理を作ることができたのです。
この記事では、我慢せずに痩せられる糖質制限ダイエットの方法を教えます。
この記事を読むことで、おいしい食事をおなか一杯食べながら痩せることが出来るようになります。
結論は普段の食事を私が教える糖質制限メニューに置き換えるだけです。
これだけで我慢せずに美味しく痩せることが出来ます。
本文の書き方・ノウハウ記事
さて、まだリード文である。これからが本文なのだ。
とは言っても、リード文の部分で記事の内容を網羅的に書き出しているのでラクに進めやすいだろう。
さてノウハウ記事は、「糖質制限ダイエットって何?食べてるのに痩せる理由を紹介」みたいなタイトルで続いていくものである。見たことあるだろう?
- 定義
- 予備知識
- 前提条件
- ノウハウ
- その他
定義付け(この記事でなにを解説するか明確にする)
「○○とは?」という話題を示す。
あくまで定義付けであることを忘れないようにしよう。
例えば「SEO対策とは?」というタイトルの記事である場合、「SEO対策にオススメのWordPressテーマ」や「外部リンク獲得戦略」などは別記事に飛ばすようにする。
予備知識(そもそも糖質とは?)
予備知識というのは「知っておかないとノウハウの理解が出来ない知識」を指すらしい。
糖質制限においては「糖質とは?」と「糖質制限で痩せられる理由」がこれにあたるようだ。
「SEO対策とは?」という記事なら、検索エンジンのインデックスの仕組みを話しておくのが良いだろう。
前提条件(ヴィーガンの方にはこの記事で紹介する料理は合わない)
「こういう人には向かない」だとか「実践するにはこれが必要」といった前提条件があれば書くことになるらしい。
例えば「雪用タイヤ規制があるようなエリアを横断して長距離を走ることが多いユーザーさんにEVは向かない」だとか、「ちょっと走ったらすぐ信号機に引っかかるような市街地走行メインのユーザーはハイブリッド車を選んだほうが良い」だとか、「夏タイヤとスタッドレスの交換しか行わないレベルのユーザーさんが無理にインパクトレンチを購入する必要はない」みたいな話をすると良いだろう。
あとはなんだろうか。「糖尿病の心配がある方は、いくらカロリーゼロでもジュース自体を飲まないほうが良い」みたいな???
例として「糖質制限は痩せられるけれど、リバウンドもしやすいから注意したほうが良い理由」というものが挙げられていた。
ノウハウ(徹底的にメインコンテンツで充実させる)
質も量もこの部分が記事の中で一番になるようにしよう。
先ほどの定義づけで明確にしたところを徹底的に書いていくだけ。
その他(補足・注意点・デメリットなど)
メインのノウハウ部分で書き残した補足情報があればここで入れておく。
無理に見出しを入れてねじ込むことより、「読者のためにノウハウを書いていたら書き逃した」みたいな状況で差し込むのが良さそうだ。
例えばトルクレンチに関する記事を書いたら、「注意:トルクレンチは締め付けるための道具です。トルクレンチを使ってボルト・ナットを緩めてしまうと、トルクレンチが壊れてしまう恐れがあります。緩める用の工具も必ず用意しましょう」みたいな内容を足しておけば良いだろうか..
例文
糖質制限ダイエットとは、糖質の摂取量を少なくすることで痩せるダイエット方法です。
糖質とは炭水化物のことで、生きていくうえで必要なエネルギー源となっている重要な栄養素です。
太ってしまう原因は、糖質を摂りすぎて余った分が脂肪に変換されて蓄えられてしまうことです。だから糖質を制限することで痩せることが出来ます。
糖質制限の主な進め方は、普段の食事を糖質制限メニューに置き換えていくことです。(省略)
糖質制限には効果がありますが、痩せた状態を維持するためには継続することが必須となります。継続が出来なくなってしまった場合、逆に太ってしまうリスクがあります。
本文の書き方・ノウハウ記事以外
ノウハウ以外の記事である場合、以下の流れがテンプレートになる。
- 主張
- 根拠
- 具体例
主張(我慢せずにラクに痩せる方法というのが糖質制限です)
ここはリード文の「実は」の部分について詳しく書く。
「我慢せずにラクに痩せる方法があるんです。<h3>糖質制限ダイエットとは<\h3>」みたいな流れだろうか。
根拠・理由(研究論文によりこういうデータが出ています。)
上記の例だったら、「糖質制限を行うことで瘦せる理由」について詳しく書いていく。
食べ物の代謝の仕組みや太ってしまう理由などを解説することになりそうだ。
このパートでは主に「統計や実在する証拠などを用いて客観的に解説すること」が重要となる。
なお統計データの探し方については、例えば「糖質制限 統計」とネット検索するだけで信頼性の高いデータにアクセスできるらしい。
ちょっと調べただけでは「糖質を意識してますか?」というレベルのアンケート結果しか出てこないが…
ちょっとリサーチを続けるだけでそれらしいものを見つけられた。数分も掛からないだろう。
またエビデンスとして論文を検索したい場合は、「Google Scholar」を用いると良いようだ。
とりあえず「糖質制限」と調べてみたところ大量に出てきた。
その中の『適正な糖質摂取についての考察』というものを開いてみたところ、それっぽい記述が見つかった。
具体例・事例(私は糖質制限でこれだけ痩せました・成功事例紹介)
自分や他人のエピソード、成功事例などを挙げていくステップだ。
「色々なダイエットに挑戦したけれどどれも続かなかった。普段の食事を糖質制限メニューに置き換えることが最も効果があった」みたいな体験談や口コミを持って来よう。
例文
例によって少し表現を変えたが全体のざっくりとしたテンプレート。
「ダイエット=我慢」であると思っている人も多いですが、我慢せずに痩せられる方法があります。
それが「糖質制限ダイエット」です。
太る原因は糖質の摂り過ぎによって、余った糖質が脂肪に変換されて蓄えられてしまうこと。
だから糖質を制限することが痩せることに繋がるのです。
ヒューメイン研究所からは、糖質制限ダイエットを行った人の7割以上が痩せたというデータを示した論文が発表されています。
私も昔から色々なダイエットに挑戦してきましたが、どれも長続きしませんでした。
でも糖質制限ダイエットを始めてから、我慢せずに食事を少し工夫するおとで痩せることが出来ました。
この記事では、私が実際に食べていた糖質制限メニューを紹介していきます。
こんな感じのテンプレとなっている。
まとめ
やっとここまで来た。
おそらくアフィリエイトブログなら、このパートでセールス・クロージングをすることになるので最後まで気が抜けない。(私のブログだとここらへん適当だけど…)
- 結論
- 補足情報
- Call To Action
結論(簡潔に振り返る)
この記事の要点を簡潔に振り返ろう。
「糖質制限ダイエットなら我慢せずに痩せられる」だとか、「トルクレンチは安全にクルマを走らせるために必須」だとか「SEO対策はブログで稼ぐための必須知識」だとか。
詳細はこれから書く例文を見よう。
補足情報(デメリットや重要な補足情報を再掲)
本文で書かなった補足情報や注意点を書く。
あまりにも長くなるようなら本文に入れたほうが良い。どちらかというと「最後にもう一度持ってきたいような大事な情報」のために存在するスペースだろうか?
Call To Action(詳細は以下の記事へ)
読者に次の行動を促すパート。モノをここで売るのだ。
「糖質制限ダイエットに用いる具体的なメニューについては、以下の書籍で詳しく解説しています」「今すぐ行えるブログのSEO設定については以下の記事をご覧ください」「タイヤの脱落事故を絶対に起こさないために、私がオススメする以下のトルクレンチを買うようにしましょう」みたいな流れで行こう。
例文
糖質制限ダイエットなら我慢せずに痩せることが出来ます。
運動が苦手な方にもオススメなダイエット法で、私も糖質制限を行うことで痩せることが出来ました。
糖質制限ダイエットの注意点はリバウンドしやすいことにあります。
痩せたからとすぐに食生活を戻してしまうと、すぐにリバウンドしてしまいます。
糖質制限の後は少しずつ元の食生活に戻していきましょう。
糖質制限後の食事メニューについては、以下の記事で詳しく解説しています。
https://daietto.life/?p=810
最後に
私にとって一番インパクトが大きかった事実は、「テンプレートを元にして先に枠組みを作ってから後で本文を書いていく」というアプローチである。
元々そういう記事の書き方はしていたが、「中身を書き始める頃にはすでにブログ記事が完成している」ような方式はやはり理想的である。