前回もYouTubeチャンネルのアイデアについて紹介したが、今回も同じく取り掛かっていこう。
「Make Money Matt」氏の意見を参考に、というか備忘録的にコピーして書き留めていこう。
聖書のように崇めるべき、今回の参考動画様だ↓
料理動画
人生と食事は切っても切れないものだ。
私は料理しない派なので深いことは言えないが、下の画像を見て欲しい。
美味しそうだろう? 基本的にレトルトで手間を節約している私でも、思わず動画を開いてしまう。
動画の内容もとてもシンプルで、基本的には料理風景のタイムラプスだ。
簡易的なBGMと、要所要所の解説テキストを挿入しているのみ。
実に簡易的な編集であるが、「実際の人間が出演している」という点で、「繰り返すの多いコンテンツ」として収益化を弾かれるリスクもない。
これなら普段の料理風景を撮影しておくだけで、やり方によってはスマホから編集することも可能である。
なお、「インスタ映えの局地」みたいな疲れることをする必要はない。
例えばこちらの動画は、「極限まで節約すること」に意識を向けたものだ。
動画の内容は投稿者さんへの畏敬の念と狂気を同時に感じるものだ。
ただの小麦粉を、煮たり焼いたり練ったりして、調味料と併せてピザやクッキーにしていく。
そもそもこの文書を見ている読者さんは、「お金を稼ぎたい」というモチベーションがあるだろう。
生活費・食費を節約すると共に、その過程を発信して収益化を狙うというのは大変面白いものだ。
また、インターネットでは有名な「アル中カラカラ」という料理(?)動画の果ても存在する。
料理とはかけ離れた、清潔とは言えない環境から雑に繰り出される料理。これでも良いのだ。
彼の素晴らしき感性には感動させられるとともに、「自分もなにかできるはずだ」という勇気を貰える。
また、トラック運転手の方が仕事の合間に撮ったであろう、食事風景の動画にも根強い人気がある。
料理に疎い私でさえ、幾つもの事例を挙げることができたのだ。
むしろ、手術室のような清潔感のあるキッチンで、到底マネする気にもならない高次元的な料理を手に掛けるよりも、よっぽど現実的で伸ばしやすい要素があると言える。
ストリートフード
「ストリートフードってなに?」と思うだろう。
とりあえず見てもらったほうが早い。
まずこちらは、個性的な食事・レストランの紹介チャンネルだ。
珍しいレトルト食品やラーメン・ピザの自動販売機、もの珍しい屋台料理などが並ぶ。
言語の壁なんか飛び越えて、覗いてみたくなるようなサムネイルが並んでいる。
セブンイレブンのラーメン自販機や、日本の中国・四国地方に僅かに点在しているうどんの自販機もあった。
「こういうものもあるよ」という話だ。
キッチンカーでも屋台でも、珍しい自販機でも知育玩具でも良い。なにかしらのアイデアを見つけられればチャンスになりそうだ。
ASMR
知らない人は居ないであろうASMR。「音」に着目したコンテンツだ。
しかし、「どう個人でやるんだ」と思うだろう?
とりあえずリサーチの末、私でも実現できそうなものをピックアップしてみたので、幾つか事例を紹介する。
まずこのチャンネルでは、「キーボードをスライムでコネコネしているだけ」の動画がトップに来ている。
また、明確には写せないが「性的興奮をサムネ・映像・タイトルで誘発させて、口元の音を垂れ流している」チャンネルが複数個発見された。
やろうと思えば画像生成AIで粉飾できそうだが、これはちょっと好き嫌いが分かれそうなのでノーコメントにしておこう。
さて、プラモデルを組み立てている工程のASMRがあったり、
床屋さんで散髪やシャンプーを行っていたり。
カメラを持って田舎を歩きながら、自然音を録音して回っている猛者もいた。
あんまり現実的なジャンルだとは思えないが、関心やアイデアがあれば、挑んてみるのも面白いかもしれない。
録音設備が無いって?
そういうモノはスマホのカメラから始めて、必要になったら買い足せばいいのだ。
「1000万円の機材でASMR!」みたいなコンテンツに惑わされることはない。
私は親のお下がりの低スペックPCで、最初期のYouTubeチャンネルに動画を投稿していたのだから。
音楽
まず、このコンテンツは日本向けに制作している。
せっかく「個人」にフォーカスしているのだから、あの人が居るだろう。
そう、「ゆゆうた」氏である。
一人で複数パートを録音し、コーラスを行ったり、
SNSで異常にバズった動画や文章を歌にしたり。
他には、ここで紹介できないレベルにセクシーなサムネイルで男性視聴者を釣る、アニソンに特化したピアノ弾いてみたチャンネルがあったり無かったりする。
また、自然音に特化したチャンネルも存在する。
私自身も、AI生成したLofiの音楽を投稿するYouTubeチャンネルを作ってみたが、「競合が多すぎる割に有効な訴求策を打ち出せない」ことや、「繰り返すの多いコンテンツとして収益化に通らないリスクが極めて高い」ことを理由に無期限休止状態となっている。
こちらもマジメに綺麗に行くより、泥を被るような内容のほうが伸びやすいかもしれない。
愚痴を雑に歌っても、あるあるを曲にしても、身の回りの音で演奏でもやってみると良いかもしれない。
街歩き
前回の記事でも公開した観光系のコンテンツと被るが、こちらは読んで字の如き「街歩き」だ。
このチャンネルの動画には、あまり特別な編集がされていない。
ただ歩き回っているだけである。
しかし、「現地の人々に近い」という特徴がある。
ただの風景ではなく、住人たちの価値観や文化、暮らしが伝わってくるのだ。
また、個人的に喉から手が出るほど羨ましいと思っているのがこちらのチャンネルだ。
このチャンネルの運営者の方は、奈良公園の近くに住んでいるのだろう。
奈良公園のまわりを歩き回っては、シカたちの動画を撮り、おせんべいを上げている。
散歩動画に毛が生えたようなものであるが、シカたちが飽きさせない。
いいなあ…
私も奈良公園の近くに住んで、仕事の合間のリフレッシュでシカさんと触れ合いたいものだ…
その他にも野良猫や鳥など、アイデア次第でなにかしら見つかりそうではある。
お絵かき
このチャンネルの事例においては、ただ「上手な絵が描けること」だけでなく、「録画・録音しながら人に伝える」ことが必要になる。
なお、動画の中身を見てみると、手元を映しながら、投稿者さんが実際に喋る。
「ラインがクロスする地点に三角形を書く」というふうに、その場で要点の解説を行っている。
おそらく、スマホカメラを三脚かなにかで固定し、録画と同時にスマホのマイクで録音している。
さて、可愛い猫ちゃんの出来上がりである。
私も中学生時代は戦車の絵を描いており、戦車のゲームのゆっくり実況も作っていたが、そのタイミングで戦車の絵を描くチャンネルを海外向けに作っていたら、なにか変わっていただろうか…
紙飛行機
これは関連動画欄で、たまたま見つけたものだ。
手元を映しながら解説を行い、紙飛行機で戦闘機を作り上げてしまう。
英語でもない、何語かもわからない言語であるが、手元を真似しているだけでカッコいい戦闘機の出来上がり!!
折り紙の手順に著作権がある可能性は高いが、器用にオリジナリティを演出できれば、そして良い訴求法を見つけられればチャンスがあるだろう。
ライフハック
一度は見たことがあるだろうか?
音声なしの数十秒程度の短い映像で、「なるほど」と思わされるけど、記憶には残らないあれこれを紹介するチャンネルだ。
木工やDIY、歯磨き粉や日用品の使い方、掃除など、揚げ出したらキリがない。
私だったら何時間も掛けてこういう動画をリサーチした後「トイレットペーパーの芯」や「割り箸」「Amazonのダンボール」などにフォーカスして動画を作るだろうか…
おそらく、自分で録画するものを使うだろう。
また、「fiverr life hack」と検索すると、こういうページにたどり着く。
ここでは、1事例あたり5~10ドルほどで、実際にライフハック動画を買うことが可能だ。
全部繋げると高く付くが、自分で労働する必要は無くなる。
ドローン撮影
法規制が無茶苦茶なガラパゴス新技術潰し国家日本では、合法的にやることが難しいが、ドローンは2023年でも珍しいものだ。
それを使って様々な動画を撮るだけである。
私だったら、人口密集地はそもそも避ける。
海沿いから集落を見たり、山の中まで降りていったり、朝日・夕焼けにフォーカスした動画を撮る。
「ルールを良く知らない日本在住の外国人」のフリをして撮ろうなどとは考えないようにしよう。ぜったいに他人に迷惑を掛けたり、墜落事故の危険に晒したりしないように配慮してくれ。
また、実際に行動に移す際は、かならず最新の法規制を確認しておこう。
もちろん、自治体ごとの条例も含む。
ガーデニング
ひとことで「ガーデニング」と言っても、その中身は多岐に渡る。
単純に庭園や家庭菜園の紹介をするものから、ノウハウを紹介するものまで色々ある。
例えばこちらの動画は、6月下旬に投稿された「7月から植え始めるべき植物5選」というものだ。
また、「ガーデニング初心者が犯しがちな9つの失敗」という内容のものもある。
自身の仕事の専門知識を解説
例えばこちらのチャンネルでは、実際に住宅の庭の工事の会社に努めており、その領域の専門知識を持っている運営者が、その知識を分かりやすく解説している。
動画内では、左下に簡易的なキャラクターを配置し、紙芝居とナレーションの形式で色々な知識を紹介している。
ゲーム紹介
今回の企画では当たり前のように登録者数百万人&数千万再生の事例がでてきているが、こちらのチャンネルもとてつもない実績を叩き出してる。
グランドセフトオート5の動画はもうすぐ5000万再生に届きそうだ。そんな数字見たこと無い。
見出しでは「ゲーム紹介」と言ったが、動画を開いてみると、ただのストーリームービーの垂れ流しである。
当時はこれで良かっただろうが、いまやったところで「繰り返すの多いコンテンツ」として収益化を認めてもらえないだろう。
せめて垂れ流しはやめて、特定のキャラクターの映像だけ集めながら、プロフィールや作中での活躍を語るような「ゲームキャラクター紹介チャンネル」にしておくべきだろう。