なにを隠そう、私がライフワークとして作り続けているのがゆっくり実況だ。
「収益化に通らないからやめとけ」と言いたいのだが、実は通す方法もあるので紹介する。
え?動画の作り方がわからない??
そんなもの自分で調べたまえ。
ここは教本も最低時給も基本的人権も、休日も趣味との境目も存在しない世界だ。自分で切り開いていくか、他人にイナゴするしか無いのだ。
…ちなみに、私のチャンネルは紹介しないぞ?
まずこちらは、突如として更新が途絶えたことで、「繰り返すの多いコンテンツで収益化が剥奪されたのでは…」という憶測が飛び交っているチャンネルだ。
中身は定番のゆっくり解説。
AI判定対策のための背景動画、字幕、著作権フリー系のイラスト、お饅頭たちのキャラ素材。
そして聞き飽きたBGMと、チャンネルによってはうざったい効果音で、色々な話題について解説していく。
「ネットの内容をまとめ直しただけで、なにも産み出していない」と評する人もいることは事実だ。
しかし、それがどれだけの再生数を集め、どれだけの収益を産み出しているのか考えてみて欲しい。
だがやめておけ。
「繰り返すの多いコンテンツ」に引っかかって、ぜったい収益化が通らないから。
通りそうなパターンを紹介しよう。これだ。
「なにをしているんだ」と思うだろう?
しかも、思いっきり人間が映っている。
この動画は、「自動車のエアコンの臭いを、配管に穴を開けて、失明するレベルの薬剤を用いて徹底的に消臭する」というクルマ系DIY動画だ。
おもいっきり人間が映っており、現実世界での作業をメインとして、機械音声はナレーションをするのみである。これなら通せる。
また、釣りや料理によく見られる、立ち絵が入っているものもある。
サムネイルも動画内容も、一気に可愛らしいものとなる。
あくまで人間の作業風景がメインであれば、通せる可能性は高い。
ちなみに、ドラレコ映像と字幕を垂れ流すドライブ動画は、たとえ漫画の聖地となっている峠道であっても収益化に通らない。これは自分のサブチャンネルで確認済みである…
ちなみに、収益化審査に通すのが、絶望的に難しいパターンも存在する。
一時期異常なほど話題になった「ゆっくり茶番劇」というものである。
小説のように脚本が練られたものから、気楽に楽しく見られるものまで多数存在するが、「イラストのみの画面」と「機械音声の読み上げ」は、ぜったいYouTubeから弾かれる。
そもそもYouTube運営は、機械音声や大量生成コンテンツを嫌っており、「ゆっくり実況」という文化への理解もない。収益化審査も外国人が行っている可能性が高い。
そもそもゆっくり実況というのは、ごく少数の、趣味で作っている人たちで賑わっていた界隈である。
こういう感じのチャンネルのことだ。
私はゆっくり実況と交通事故を合わせたことにより、「お金稼ぎとしてのゆっくり実況」の最初期を突っ走っていた気がするが、もしかして私に原因の一端があるのだろうか…
まとめ
かなり長くなってしまったが、それだけに示唆に富んだ無いようであったように思う。
「自分だったら何をやるか」という気持ちで取り組めば、集中力や情報吸収効率も変わるものだ。
ちなみにみんなは「儲けたい」と思うだろうが、最高月収490万円を叩き出していた身からすると、普通に「リスクに合わない」ぞ。
ネット掲示板にあれこれ書かれて裁判沙汰になって相手を前科者にしたり、目立つクルマに乗っていたせいでナンバープレート付きの脅迫メール(全く別の人のクルマ)が届いたり、当たり前のことを書いただけで炎上させられたり。
私はプライベートを器用に隠し、ゴキブリのように立ち回ったので死なずに生き残っているが、そんな道の先に幸せなんか無いし、ロクな人生にならない。
ビジネスビジネスするのではなく、純粋に趣味を楽しみながら素敵なコミュニティを作っていくのがいちばん幸せだと思うぞ…
今回は成功事例を並べ立てたが、失敗事例にも目を向けておくことが大事だろう。
まだ高校3年生だったあの頃の私に伝えたい…