このビニル袋の集団は、私が雑に作った食品備蓄だ。
それぞれの袋には年と月が書かれており、私が買ったきり食わずに放置していた食品が入っている。
袋に詰め直しただけで1週間ぶんの備蓄が既に完了していたわけだ。
私のような面倒くさがり&ケチでも、家にある「買ったきり食べてない食品」と「余ったビニル袋」と「ネームペン」を組み合わせるだけで食料備蓄が完了出来てしまう方法があるのだ。
「宅内仕送り箱」だか「コンテナストック」と呼ばれるこの手法なら、一か月で一袋を食べきるだけで賞味期限切れも起こらない。
災害対策・食料備蓄はしたいけど面倒でお金も掛けたくない人に必見のアイデアだ。
高荷智也さんのYouTubeチャンネルを元に面倒くさがり&ケチの自分でもできるように解釈してやってみた。
ステップ1:適当な容器とネームペンを用意する
食品の入れ物として、段ボールや専用のコンテナを用意するのが理想的らしい。
しかし良いサイズの段ボールなんて手元に無いし、このためだけに1個1200円くらいしそうなプラスチックコンテナ複数個をホームセンターに買いに行くのも勿体ない。
そこで「余ってるビニール袋を使えばいいやん」と考えた。
確か3年前くらいに今の家に引っ越してきたタイミングで、ゴミ捨てに使おうと思って買ったきり放置されていた袋セットだ。
ステップ2:容器に詰める食品を探す(買ったきり食い忘れているものがあると理想的)
私は数か月前、なんかの拍子にフルーツグラノーラをまとめ買いしたきり放置していた。
賞味期限は2024年の1月12日。あと一か月しかない。
こっちはカロリーメイト。
期限は半年以上残っているが、箱買いしているのでこれがあと何十箱もある。
これは1年以上前に既に賞味期限が切れた熱湯スープ。
無印良品に行った記憶が無いので、たぶん差し入れてもらったきり放置していたもの。
荷物を漁っていたらかぼちゃスープが出てきた。
これは半年前に期限が切れている。
これに至っては外側の袋がどこかへ行ってしまっている。
こういうものを家の中から寄せ集めて来よう。
ステップ3:一か月で食べきれる量に分けて袋詰めしていく
とりあえず袋を取り出し、賞味期限を参考にしながら年と月を書こう。
私の場合は、「何日に1個までなら食べられるか」を参考に、1袋にいくつ入れるかを決めた。
カロリーメイトの場合は3日に1個くらい食べられそうなので、1袋に10個入れる。
フルーツグラノーラは1日1袋食べて行けば消費が間に合いそうだ。
ステップ4:保管+食べきるごとに新しい備蓄を作る
あとは食べながら備蓄を増やしていけばいい。