『テクノロジーの世界経済史』という本、600ページほどあってとにかく分厚かったが、相応に中身があった。
…かつでの産業革命、「ラッダイト」という言葉が教科書に乗っていたことを覚えている。
機械化によって仕事が奪われること。これに反抗して機械を打ち壊して回った運動。
AI化による仕事の消失と産業革命時代、「本質的には同じことが起こっている」という観点が、この本の根幹をなすものだろう。
・・・時代の進化は抗ったところでどうにもならない。
無くなる仕事は無くなる。
コレに伴って新たな仕事=雇用が創出されたことは事実である。
しかし、これは失われた雇用を穴埋めするものではないのだ。
不平等な平等さを持つ資本主義社会、過去の通り行くならば、思い切って転職するか、次の時代を作るような株にちゃんと投資しておくか。
1.「投資は怖い」と言って全額貯金することは「資産の100%日本円建て」という究極の卵一箇所盛りであること。
2.時代・変化の波は来る。呑まれたり乗らされる前に、自分から乗りこなしていくこと。
この2つは申し伝えておく。
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