残念商品感が強すぎる、すき家の「鶏そぼろ丼」について

グルメ

ここ数ヶ月に渡って、気になり続けてきたことがある。

すき家のメニューにずっとある、鶏そぼろ丼だ。

すき家のメニューの中で、あからさまに魅力がない。

この、「適当に載っけただけ感」が、残念で、安っぽくて仕方がないのだ。

すき家のメニューの中には、巷で「フリスビー」と呼ばれているまぐろ丼があるのだが、こちらは味わい豊かで、普通に美味しかった。

食べたことがあるのだが、単体では画像のイメージほど悪くないが、「この値段ならスシローで100円皿を食えばよくね…」と思ってしまった

だが、鶏そぼろ丼はどうだろうか。

色彩的にも鮮やかな赤色に恵まれず、苦し紛れにネギと玉が載っかるのみ。

今日は、1日ぶんの食事を全てすき家のテイクアウトで賄う日とすることにしたので、ミニサイズ、360円を、ついでにオーダーして、実際に食べてレポートしてみることにした。

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外観

お店で完成してから家に持って帰ってくるまで、30分ほど掛かっていたと思う。

だが、いくらなんでも見た目が残念すぎないか。

サイズだってあからさまに小さいし、鶏そぼろ色のツヤツヤは無く、腐った色合いだ。

僅かにタレの香りがしてくるが、あまり食欲はそそられず、美味しそうだとも思えない。

実食

とりあえず食べてみた。

デスクの環境といい絵面といい、本当に美味しそうに見えないがどうだろうか…

口に入れて一言、「これ納豆入ってね?」

期待していた鶏そぼろの味はなく、感じるのは納豆のようなネバネバのみ。

確かめてみたところ、輪切りにされたネギの、内側から、このネバネバは出てきているようだ。

ボロボロとした鶏そぼろのぶん、美味しさを味わえるのかと思ったが、全くそんなことはなかった。

むしろそこにあるのは、鶏そぼろの形状と納豆のネバネバだけが存在する、カロリーを接種するためだけの行為としての食事でしかなかった。

こういうこともあろうかと、紅しょうがをもらってきておいたので、単調な味わいに変化があればと、一縷の望みをかけて開けてみる。

普通に悪くない。

ピリッとした紅しょうがの味わいで、全体が引き締まったように思う。

だが、私はすき家の紅しょうが、好きなのだ。

実店舗で食うときは、そこそこな量を掛けて食べる。

美味しいは紅しょうがであって、鶏そぼろ丼が美味しいわけではない。

タバスコ粉飾

微妙な感触が消えてなくならず、ついに禁忌であろう、タバスコに手を出すことにした。

私はタバスコが好きで、パスタには必ずタバスコを掛けて食べる。

小さじ1杯ぶんはふりかけただろうか。ここまでやると、流石に味わいは多層的になり、楽しめるようになった。普通の牛丼のような美味しさはまだないが、一つの完成と言えるだろう。

ちなみに玉子もここに加えることは、執筆中に気づいた。

だが、ここに玉子を足したって、味わいがそこまでプラスになるとは思えない。

どちらかと言うと卵がついてくる理由は、見た目上の質素さを、店舗内食材流用でできる限りごまかすための努力だろう。。。

ミニサイズ360円、並盛り390円ということだが、正直無料のおまけでも要らないと思ってしまう出来栄えだった。。。

私は変わらずすき家の牛丼が大好きだし、ネギたま牛丼ライトに、紅しょうがをたっぷり掛けて、からあげ6個を付けて、深夜のドライブついでに食べることが、人生で一番美味いメシだと思っている。

だからこそ、ダメなものにはダメだと言う。

いつの間にかメニューから消える。そういう鶏そぼろ丼に、R.I.P.

追記・進化版は最高に美味しい

「旨だしとりそぼろ丼」にパワーアップして帰ってきた!

試してみたところ、多次元的な味わいが最高な一品であったのでぜひ試してみて欲しい。

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