放置で分散投資をしたいときに検討したいのが「全世界」だ。
株式ではS&P500に並ぶ定番のチョイスだが、REITではどうなるだろうか。
RWRとRWXについて
この記事は自分用のメモ的に書いていくため、YouTubeからのスクリーンショットも多用する。
「全世界REIT」にあたるものとして、「RWR(米国)」と「RWX(米国を除く)」があるようだ。
それぞれ、工業・オフィス用不動産や住宅、実店舗や倉庫などに投資しているらしい。
ちなみに「オペレーティングカンパニー」というのは、訴訟対策で会社を内部で切り分けるという事情が関わっていると思われる。
その中でも驚くことに、RWRは3割を日本に投資しているようだ。
私の予想では、おそらく東京の一等地だ。実は東京というのは、GDPの上位国の首都として、世界屈指の人口密度を誇る。
少なくともRWXを買っておけば、日本のREITに手を出す必要は無さそうだ。
SRET(高配当REIT)
毎月分配型のREITとして、SRETというものが挙げられる。
色々と調べてみたが、組み入れ銘柄数が多くなかったり、直近のリターンがマイナスとなっていたり、手数料が年間0.58%と割高であったり、買うかと問われれば 迷うような数値が並ぶ。
また、コロナショックでドカンと株価を落としてから、この期に及んでも回復ができていない現状にある。毎月配当は魅力だが、リスクが大きいようだ。
公式サイトを見つつ、せめて構成銘柄だけでも調べてみよう。
米国が過半数を占めている。これを買うつもりなら米国REITのRWRは不要かもしれない。
組み入れられている上位10銘柄も書かれている。
1位になっている「FIBRA UNO」について調べてみた。
Fibra Uno Administracion SA de CV (Fibra Uno) は、商業用不動産投資信託 (REIT) の運営に従事するメキシコを拠点とする会社です。 【事業内容】同社は主に産業、小売、オフィス部門における賃貸用の幅広い不動産資産の運営と開発に注力する。 工業、小売、オフィス、複合用途のプロジェクトを含む、メキシコにおけるさまざまな種類の商業用不動産プロジェクトの取得、開発、賃貸、管理を目的としています。 当社のポートフォリオは 510 を超える不動産で構成されています。
https://jp.reuters.com/companies/FUNO11.MX
とりあえず「分散が効き、リスクは程よく抑えられている」と解釈しても良さそうだ。
公式サイトがおそらく存在するのだが、理解不能であった。
面白そうではある。SRETはNISAには対応していなかったようだが、買ってみようか…