いつも通りネットサーフィンしていると、謎の動画を見かけた。
これはshopifyの成果確認画面であるのだが、約20万ドルもの売り上げを叩き出しているのだ。
しかも、一ヶ月足らずで。
手法について解説してくれていたので、行ってみるとしよう。
ここで唐突に、Meta(FaceBook)のAdライブラリにアクセスしてしまう。
そして検索欄に、「United States」「All ADs」「50%off」と入力して、検索をかける。
そうすると、似たような広告の事例を探せるというわけだ。
ページ内の商品リンクを開くと、本当に50%オフになっている商品が紹介されている。
さらにリサーチを続ける。動画飲みの検索を行うようだ。
「フィルター」のところから、「Media type」にvideosを選択。
いくつもの商品が出て来るから、自分が取り入れられそうなものを探すというわけだ。
最終的にこの、「Reusable Dog Pee Pads – Durable & Absorbent」という製品に行き着いた。
最終的に、この商品を広告していくらしい。
設定メニューから「sales」を選択。
そうして広告キャンペーンを作成していくのだが、面白いことに、約24時間で、1000円ぶんしか広告を出さないようだ。
また、国についても、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージランドを選択したようだ。
これはどうやら、商品の売れ行きを見つつ判断しているらしい。
私達が取り組むときは、アメリカオンリーで構わないだろう。
また、ペットシーツということで、広告するワードにも「dogs(animal)」を選択している。
広告設定を進めていき、「call to action」には「shop now」を選択。
その後は、いい具合に進めていくようだ。詳細情報が無さ過ぎて、流石になにも分かることがなかった…
ここで失意のまま終わるつもりはない。幸いにも、この「Andrew yu」氏のチャンネルには、他の動画が眠っている。
数時間前に投稿されたばかりの上記の動画で、より新しい、より詳細な情報が記述されていた。
まずは、先ほどと同様に、商品を見つけてくる。
そして、リンク先のウェブサイトに飛び、URLをコピーする。
ここで、「shophunter」という、謎のツールが登場する。
そこのとある検索ページに、ショップのURLを打ち込んでいるようだ。
自分も入力して探してみる。
ここから先は、私が個人で行ったことも組み合わせていくが、「My shophunter」ページから、「Add new」みたいなボタンを押すと出て来る、URL検索欄を用いる。
結果、売り上げゼロ件!!!!
さすがに私の入力ミスか…?
まだリサーチを続ける。
この投稿なんてどうだろうか。
50%オフに加えて、11%オフのクーポンまで出てきているのだが。
まさかの「Shopifyに見当たりません」というエラー表示。
その後も、見つからない・見つかってもほとんど売上が立っていないの無限ループ。
最終的に、shophunterの無料体験版の上限に達してしまったし、一向に良いものを見つけられる気配が無かったため、動画に戻ることにした。
こちらの「Uproot Clean」というのが、良い成功事例になっているようだ。
ちゃんと効果を出している事例を得られた。
また、広告の動画を分析した結果、おおよそ3つの流れがわかった。
- テンポの良い編集で視聴者を惹きつける
- 映像を一瞬で切り替えて、視聴者を飽きさせない
- 一通りの魅力を伝えた後、購入を促す
分析を一通り終えた後、動画主はなぜかTikTokを開いた。
実際に商品をレビューしている動画を見つけ、ダウンロード。
これを、5~6つ繰り返し、素材を集める。
そして、動画編集ソフトに素材を読み込む。
まず、コピー元の動画を削除し、音声だけの動画としてしまう。
そして、音声で言われている「コロコロなんか時代遅れ。役に立たない」という部分をそのまま使う。
どうやらFacebookの広告では、動画の丸コピはダメだが、音声はそのまま使っていいようだ。
どういうつもりで行われているのか、いまいち理解できないのだが…
動画を完成させたら、字幕を入れる。
かなり適当な寄せ集めだが、これが良いらしい。ピンと来ない…
後は広告を出していくのだが、Facebookについて全然詳しくないため、あとで私が見に来ても再現できるよう、可能な限り詳細にレポートしておく。
まずIdentityについてだが、自分のFaceBook Pageを指定しておけば良いようだ…
AD Setupについてだが、「Creative source」には「Manual upload」。「Format」には「Single image or video」を選択しておく。
「AD Creative」の部分で、動画をアップロードする。
その後、概要欄の設定に入っていく。
どうやらこの人は、コピー元を参考に、chatGPTに、「以下の文章を似た言い回しで書き換えて」とでも聞いたらしい。
適宜改行を入れる。
Headlineには「#1 Lint Roller」を。
Descriptionには「Free shipping available on all orders」と、適当に入力。
下のcall to actionは、さっき書いた通り「shop now」だ。
他にも考えるべきことはいくつもある。具体的には以下の要素だ。
- 紹介するべき商品の見つけ方
- 都合よくコピー元動画と、紹介できる商品が一致しないという問題
あとで検証していくつもりだ。
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