eBay輸出をする際に肝となるリサーチだが、実は公式ツールが非常に有用だ。
今回はTerasperak(テラスピーク)というツールを使って、実際に過去に売れた商品をリサーチしていくぞ。
Teraspeakの使い方・アクセス方法開き方
既に売れている物を探す手段として、Terapeakというツールがある。
開き方は少々面倒だ。まずSeller Hub のoverviewページに行く。
「Research」タブの中の「Optimize your listings with Terapeak insights」をクリックするのだ。
とりあえず世界で人気な日本製品を調べてみよう。
「japan」と入力し、右側の検索期間を「Last 90 days」に変更して検索をかけてみる。
こんな具合に検索結果が出てくるぞ。
ちなみに検索ボックスのすぐ下にある部分から、カテゴリーをある程度絞ることが推奨されている。
家電・オーディオ関連商品を調べる
定番は家電。「Consumer Electronics」だ。
コンディションフィルターで新品・中古などの指定ができる。
私は中古(動作はするもの)に絞る。
Applyを押さないと反映されない点に注意。
フォーマットフィルターではオークションか即決価格が決まっている定価販売か選べる。今回は定価販売を選択。
PS VR やMDディスクが出てきた。
見て欲しいのは「Total Sold」の項目だ。
この商品はどうやら既に80個以上も売れたらしい。
ここはあえて売れた値段である「Average sold price」の高い順に並べ替えよう。
とりあえずトップを見てみよう。
約200万円で落札されたのは、こちらの蓄音機だ。どうやらレコード系のレトロ製品は高値が見込めるのかもしれない。
2番目も音楽関連。パワーアンプが170万円近い値段で売れている。
3番目もスピーカーのようなもの。オーディオに疎い身でも、これは良さそうだと分かる。
とりあえず気になったものを見てみよう。
私のオススメは「送料が高くならない」という理由で小型&軽量な商品だ。
もちろん、送料や保管コストを大きく上回るリターンが望めるならこの限りではない。
このまま気になる商品を見つけたらリサーチを行い、利益が出そうなら仕入れて出品するというのが流れだ。
自動車部品について調べてみる
とりあえず自動車関連のパーツを探すことにしたが、自動車本体も買えるらしい。
エンジンやホイール・トランスミッションなどもある。
今回は検索条件をミスったので大物ばかりだが、こうやって目ぼしいものを探していく。
アニメ関連のグッズを調べてみる
そもそもの作品の人気を調べてみる
競合回避と穴場発見のためにあえて販売総数を減らしてリサーチしているのは知っての通りだが、「たまたま数年に1度レベルのまぐれ販売が表示された」なんてことになっては困るのでこのことを踏まえたリサーチ法も紹介する。
とりあえず魔法少女リリカルなのはシリーズを例に取ってみる。
注意事項あり:英語版作品名の調べ方
頭に入れておいた方がいいのが日本語と英語では作品名が想像と違うという場合である。
適当に「作品名 英語版タイトル」とか入力すれば出てくるが、これを鵜呑みにするのは危険。
もうちょっとスクロールしてみて注意深く探そう。
「Magical girl lyrical Nanoha」で検索をかければ間違いなさそうである。
検索窓に入力…しても構わないが売れた数を見たいので、例によってTerapeakに入力。
90日間で105個。つまり1日あたり約1個しか売れてないである。
マイナーな作品を選ぶことは競合を減らすことにも繋がるが、流石にこれは不人気すぎて回転率が悪化しかねない。
何処探しても無い!!と思っても駿河屋にはあるかも???
リサーチの過程は「商品の売れてるランキングを見る」→「同じものを幾らで仕入れられるか探す」という物であるが、アニメグッズの中には駿河屋の中で検索したときのみ見つかるものがある。
画像検索が定番であるが、このようなマイナーなリサーチ方法を知っておくと色々と役に立つだろう。
このようにやっていき、200~300品の出品を目指していこう。