私はひと昔前まで自炊は時間の無駄派だった。
しかし適切にサボることで、時間を抑えつつお金も節約した上に、美味しいご飯にありつくことまで可能となる。
この記事では「自炊してる時間で仕事してるほうがマシだろ」と思っている節のある私が手軽に楽しんでいるズボラメシを紹介していく。
自炊の第一歩にオススメだ。
食パン系
スーパーで6枚100円で買える。
その上に調理のレパートリーが多く、ただ加熱してトースターにしてもホットサンドメーカーで豪華に仕上げても良い。
ガーリックベーコンエッグトースト
名前の通り、パンと卵とベーコンとガーリックペーストを塗ってトーストしただけだ。
ラスクのようにカリカリになるまでパンを加熱することで最高のバランスを目指そう。
「ガーリックトーストスプレッド」という製品が最大のキモである。
これ。スーパーのジャムコーナーの一角においてある可能性が高いので探してみよう。ポイント目的でネットで買い貯めておくのもあり。
ツナマヨサンド
次はこの「塗るだけでツナマヨトーストが作れるやつ」を使う。
塗りたくるだけでおいしいツナマヨトーストの完成だ。調子にのって使いすぎるとすぐに無くなってしまうし、単価も高くなるので節約目的なら注意しよう。
エッグチーズケチャップサンド
ホットサンドメーカー導入により、開始数日で段違いに豪華になったトースト生活。
マクドナルドの「エッグチーズ」に影響を受けて、タマゴ+ケチャップ+チーズという黄金の組み合わせが実現した。
味わいは素晴らしかったが、タマゴの対処に失敗したため悲惨なことになった。
もうたぶんホットサンドメーカーで生卵使わないと思う。
明太チーズトースト
数日前に買ったチーズの賞味期限が心配だったので適当に使い切った。
明太子のピリピリさとチーズのトロトロ感にトーストの食感がベストマッチだった。リピート確定。
ちなみに明太子は近所のスーパーで買い足した「アヲハタ ヴェルデ 明太フランス風 トーストスプレッド」である。これホント便利。一瞬でお店の味になる。
タバスコチーズケチャップトースト
画像の左端にチラっと移り込んでいる正方形ペラペラチーズとケチャップを挟むだけ。
隠し味として振りかけたタバスコが良いピリピリ感を発揮してくれる。
チーズを2枚に増やしたり、ケチャップマシマシにするのがおススメだ。
自作フィレオフィッシュ
「冷凍食品の白身魚フライ」と「ツナマヨマヨネーズ」を組み合わせることによってフィレオフィッシュっぽい食品を作る。
この状態で挟んで焼くだけ。
動画版はこちら↓
ご飯系
炊飯器で白飯を炊いて、それを用いてなにかするだけ。
パックご飯に慣れ親しんだ私には、3000円くらいで買える安い炊飯器のレベルでも充分に美味しく味わえた。
卵かけごはん
「いや紹介するほどじゃないだろ」と思うだろうが、タマゴは大量に(6~10個1単位で)買うことになる。
1~2日に1食挟んでおくと節約とのバランスがとりやすい。
ネット民が外食に行く前に、出費を減らすために食べていたらしい…
食べるラー油
こういうものをご飯に乗せるだけ。
少々油っこさがあるし、大量にかけてしまうとコストパフォーマンスが悪化しかねない。
味は良いが口臭の原因になりそうだし、別に安いわけではないのが悩みどころ。
各種漬物・キムチなど
漬物を載せて食うだけで普通に美味いのだ。
ただ載せまくっていると「安いメシ」とは言えないラインになっていく。
冷凍牛丼
もはや料理ですらない。しかし非常に便利に使えるので紹介する。これだ。
ブラックフライデーで割引されていた冷凍のパック詰め牛丼だ。
これを電子レンジで加熱して、炊飯器で炊いた米にかけて食べるだけ。
意外にも時間差で胃もたれしやすいという注意点がある。
1日最大でも2袋までにしたほうが良いが、タンパク質と野菜を補充しながら腹を満たせる。
野菜炒め
やり方は非常に簡単。
まず香味ペーストとカット野菜を用意し、両者を混ぜてフライパンで加熱するだけ。
香味ペーストの分量と加熱時間さえ理想的ならご飯が何倍も行ける。豚肉は買い忘れたがあればもっと美味しくなる。しかし少し高くなる。
ちょっと加熱しただけ系
カレーうどん
まず適当なうどんとカレーうどんの元を買ってくる。
うどんを適当に加熱する。電子レンジにラップを掛けて放り込めばそれでいい気がするが、私はタマゴ料理用のフライパンを使って煮込むことにした。
両者を混ぜ合わせるだけ。
素敵なステーキ
スーパーで買ってきたお肉をフライパンで焼くだけ。
表面がカリカリになり、裏返したら焦げの表面に油がパチパチ波打つレベルまで加熱するのがオススメだ。
ケチャップフライドポテト
スーパーで買っておいた冷凍フライドポテトを、以下のエアーオーブンで10~15分くらい加熱するだけ。
塩単体でも充分に美味しいし、ケチャップも合う。ただこの形をエアーフライアーで加熱するのはやめておいたほうが良い。「加熱したジャガイモ」感がどれだけ加熱しても抜けない…
油で揚げないのでカロリーの爆発も抑えられる。
じゃがいものガレットもどき
これは「ネットで見たやつを手持ちの道具で再現しようとして失敗した」ものだが、味自体は普通に良かった。まずじゃがいもを切るのだが、適切な調理器具を用いてカットするべきだった。
こういう千切り用スライサーが必要だった。
押し付けてみてもくっつきづらく、火も通りづらい。
最終的になんとか火を通して調や味料で味付けした結果、「ほどよい焦げ目がついたノンフライドフライドポテト」みたいな良品に仕上がった。
結果的にリカバリーに成功したというか悪くない仕上がりだ。
タンドリーチキン
鶏の肉とタンドリーチキン用の調味料を買っておく。
タンドリーチキン用の調味料はこれ。
加熱前の下処理として、粉をまぶして混ぜてしばし放置。
あとは可能な限り弱火でじーっくりと焼いていく。
こうすることで、内側にまでしっかりと火を通しつつ、ぷりぷりとしたみずみずしい触感を実現することができる。
中まで火が通ったことが確認出来たら生野菜とでも一緒に食べよう。
スクランブルエッグ
シンプルイズベスト。
やり方は簡単だ。まずフライパンに油を敷く。
タマゴを割って入れて溶く。私は3個入れるのが一番バランスが良いと思っている。
なおレシピを検索すると「ボウルでかき混ぜてから入れる」と書いてあるのが一般的だが、洗い物が増えるので推奨しない。
「フライパンに接している部分は固まっていくが、上側は液体のまま」という難しい二律背反のなかで加熱していく必要があるが、うまくやればトロトロに仕上がる。
適当な器に移してケチャップを掛けるだけで絶品だ。
目玉焼き(トロトロ黄身のふわふわ白身包み)
写真を撮り忘れたのでラスト一個だが、こうやってフライパンに卵を割り入れて加熱する。
手早く済ませないと焼き上がり時間がズレるし、接している面から焦げていくので難しい。
下側が焦げるのを防ぐためにしゃもじでひっくり返した(フライ返しが家になかった)結果、トロトロした黄身のふわふわ白身包みという神がかった創作料理となってしまった。
醤油を掛けて食べたが、見かけに反してふわふわ&トロトロで最高だった。普通の目玉焼きより美味いかもしれない。
ベーコンエッグ
フライパンにベーコンを広げ、その上に卵を割り広げる。
ちょっと待つだけで完成。
買っておいたブラックペッパーをまぶして、しょうゆを掛けて食べる。
ラクに作れてむちゃくちゃ美味しい。
でも個人的にはベーコンは食べる際に邪魔になったかも。タダじゃないし節約目的ならベーコンは無くていいかな…
というわけでベーコン無しの目玉焼きバージョンも作った。こっちで充分!
ソーセージエッグ
言うほどのものはない。ソーセージと卵を一緒に焼いただけ。
チキンラーメン(たまごonly乗せ)
「お湯と卵を放り込んで3分待っただけ」の超ズボラ飯。ねぎを載せたりもしていない。
容器に入らない場合はバラバラにしよう。ほどよい塩辛さがあるのでこのまま食べてもそこそこ美味い。
鶏ちゃんキャベツ
まず300円くらいの鶏ちゃんと100円くらいのカット野菜を用意しよう。
まず鶏の袋をフライパンに開けて、7割くらい火が通るまで加熱する。
なんかフライ返しが無かったためしゃもじを使っている。
このタイミングでキャベツを大量投入。
水っぽさがなくなるまでしーっかりと加熱しよう。
大量の水蒸気の中で、キャベツがフライパンに張り付いて軽く焦げるくらいまで熱すること。中途半端に水っぽいキャベツのぐじゅぐじゅした触感は不味いぞ。
お皿に盛りつけて完成。簡単でそこそこ美味しい。
白菜と豚バラの鍋
白菜を切って豚肉と一緒に鍋に放り込んで煮込むだけ。
それなのに最高級に美味い。
ほんだしを適切に入れたり、タマゴを入れたりしよう。残り汁にパックご飯を入れるとさらなる節約になる。うどんも良いらしい。
鶏肉のトマト煮込み
トマト缶と鶏肉を混ぜ合わせて加熱する。
以下の動画でサクッと紹介しているが、ジャガイモに火が通りづらいことと、鶏肉と合わせることに特化した商品があることに留意。