モスバーガーの「モスチキン」が秘めた実力

グルメ

モスバーガーの営業利益が98.8%減となった」というニュースを見て、「そういえば近所にあったけど、同じ距離のすき家とマクドナルドにしか行ってねぇなあ」と思った。

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公式サイトのメニューを読んでみる

公式サイトを見ると、どうやら320円で売っているようだ。1500円で、冷凍の5本入りがあるのが新鮮である。

ネットで冷凍ファミチキを買えなくなってしまったようなので、代替案として使えそうだ。

公式サイトの説明文を見る人は居ないだろうが、開発陣の味わいへのこだわりが書かれているので、真面目に「味わう」うえでは大いに参考になる。

小麦粉やそば粉などいろいろな衣を試した結果、今までにない「食感」を出せるのがお米の粉だったのです。

醤油、塩、砂糖…モスチキンは、米粉入りの衣に相性ぴったりなオリジナルたれにつけ込んでいます。さらに、モモ肉ではなくあえてムネ肉を使い、さっぱりしながらも柔らかくジューシーに仕上げています。

お米の粉を衣に用いていることや、ムネ肉を用いていること。ここが効いてくる。

実食レポート

というわけで買ってきた。

ふにゃふにゃなファミチキとは異なり、心のある硬さだ。

点線で切り離して、片手で握って食べられるのでありがたい。

また、骨が持ち手・下側に来るように入れて貰える。

どこぞのアルプスの山頂のように切り立った形状をしているが、色々なチキンのなかでも、ダーク系に見える。iPhone13Proのポートレートモード、片手撮影はしんどい。

さぁ食べてみよう。 カリカリとした衣の中に香ばしい香りが広がる。

私には僅かに塩分が強いように感じるが、万人向けの範囲内だろう。

ムネ肉がじわーっと舌の上にとろけてくるようで、噛めば噛むほど、舐めれば舐めるほど味わいが出てくる。

白身(?)もしっかり味わえる。

ケンタッキーのチキンは、衣は美味いけど、白身がパサパサしていて、「衣だけで味ない感」があるため、白身まで味わえるという点でケンタッキー以上かもしれない。

皮の部分に当たると柔らかさが広がる。

香辛料と油がいい具合に絡む。

液体の油が凝縮されて溶け込んだような味わいがなくは無いが、食後にムカムカしない程度で収まってくれる。

ファミチキやシャカシャカチキンと比べ、高級車のようなこだわりを感じる味わいであった。

ファミチキ(220円)に100円プラスするだけで、ここまで味わえるならアリだろう。

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