ドレンボルトに挿すタイプのバイク用油温計をクルマに取り付ける方法

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NCロードスターに、バイク用の油温計を取り付けた。

前例が無く、個人的に苦労したため、同じことを考えている人のために、買ったものや実物のイメージ、配線の通し方について書き残そうと思う。

具体的には、デイトナの「AQUAPROVA」という製品である。

油温のセンサーとACC電源を取って来て貼り付けておくだけで、簡単に油温計にできる優れモノだ。

取り付けるために最低限必要なモノ

センサーの延長ケーブル

バイク用に設計されている商品を自動車に使うのだから、本体とセンターを繋ぐ配線の長さが絶対足りない。

高低差も踏まえながら、延長するためのコードだかケーブルを買っておこう。

なおどれだけAmazon内を探しても、購入履歴も商品も見つからなかった・・・

たぶん配線2本をカプラーで繋いでいるだけなので、いざとなったらぶった切ってはんだ付け・ギボシ圧着で延長すればなんとかなると思う。たぶん・・・

それか、「商品名 延長ケーブル」みたいに調べて、うまいこと出てこないか頑張るか・・・

ドレンプラグ型センサーフィッティング

ドレンプラグのサイズは車種によって異なるので、内径とピッチを確かめた上で、下記のフィッティングを同時購入して付けることになる。

センサーには純正でシールテープのようなものが撒いてあるので、そのまま回し込んでしっかりと締め込めば良い。

「NCロードスター ドレンボルト サイズ」という風に調べれば簡単に出てくるので、合ったものを探して買っておこう。

配線保護チューブ

コイルゲートチューブとも言うだろう。ドレンボルトから出た配線を、エンジンルームの中を這わせて室内に通すため、しっかりとした配線保護が必要だ。裸で引っ張ろうとか考えてるような人は、自分で取り付けをやってはいけない。

これは、私が実際に買って使ったものだ。あとで見せる実物の装着写真でも出てくる。

これを選んだ理由は”「グッドスピード」というYouTubeチャンネルにて、名指しでオススメされていたから”である。

なお、画像はAmazonリンクになっているので、ぜひ商品ページを開いてみて欲しい。

家にあった適当なコルゲートチューブの外側から、さらにこのスーパーサーモプロテクトチューブを巻き付けた。

その他

基本的に手持ちの道具だけでなんとかなるだろうから、私が使ったものを書いておく。

  • 結束バンド
  • ニッパー
  • 配線通し
  • ジャッキアップに必要な道具たち
  • ACC電源を取り出す手段(はんだ付けやヒューズボックスからの電源取り出しなど)

ACC電源をなんとかして取ってくる必要がある点以外は、手持ちのモノでなんとかなるだろう。

というか、ACC電源くらい自分で用意出来ないと、油温計の配線なんか出来ないと思う…

取り付け作業について

コイツの取り付けには、主に2つ、絶望的に難しい作業がある。

エンジンルームから車内への配線通し」と、「ドレンボルトからの配線取り回し」である。

前者はまあいいだろう。エンジンルーム→車内へと配線を通すことなんて、DIYをやっていれば定番のひと手間である。この油温計固有のものではない。

だが、ドレンボルトから車内に配線を持っていくのが車種によっては絶望的に難しいのだ。

こればかりは車種によって状況が異なるので、なんとか頑張って欲しい。

私はクルマの下に潜り込んで、上を見上げることで、配線を持っていけそうな隙間を見つけた。

なお、ドライブシャフトのような回転体や、エキマニのような発熱体から逃がす配線引き回しが必要になる。

車内まで配線を持っていければ、ACC電源と合わせて繋いで貼り付けるだけなので楽勝だろう。

私の配線・取り付け例

こういうことを調べているときは「実物がみたい」と強く感じるだろうから、私のものを載せておく。

まず、ドレンボルトの部分はこうなっている。

銀色のドレンボルトフィッティングから、センサーの配線が伸びて、サーモプロテクトチューブに包まれている。

いま見返してみると、付け根の部分があからさまに無防備であるが、走行風が常時当たるところなので、熱害は大丈夫だと思いたい・・・

次のオイル交換のタイミングで、耐熱テープでも巻きまくっておこうか。。。

さて、ドレンボルトが右側に突き出しているので、そのまま右へと通した。

タイヤハウス内は非常に汚れているが、奥に結束バンドで留められた白くて太いチューブが見える。

エキマニの遮熱板の脇から、エンジンルームの上側へとチューブを出す。

さっきも言った通り、ここらへんの配線引き回しは現物合わせになるだろう。

保護チューブが太すぎると、間違いなく苦労することになる。

いい忘れたが、サーモプロテクトチューブは様々な太さ・長さを選べるので、適当に買うことだけはやめよう。

あとはヒーターコアにでも沿って、適当に車内へと引き込めばいい。

油温ベースの暖機運転完了度の判定や、連続走行時のエンジンの発熱状態の把握に使えるため、取り付けは面倒でオイル漏れのリスクは負うが、あったら便利なのが油温計である。

でも・・・

普通にオイルフィルターに挟むやつでええやん・・・

(NCロードスターは、メーター中央部に純正で油圧計が付くのだ。まだ、OBD2から水温が取れるのだ。)

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