もうすぐ私のプリウスPHVGRは10万キロであるが、このたび、2~3年以上気になり続けていた、ガナドールマフラーを導入することにした。
50プリウスにガナドールマフラーをオススメする理由
マイナー車であるPHV GRだが、マフラーの選択肢は色々とあった。
しかし、どれも多分絶対うるさいのだ。
90デシベル以上出ているクセに「車検適合」と書いて涼しい顔をしないで欲しい。
うるさいマフラーは嫌いだ。
だが、吸気系をK&Nの湿式エアクリーナーに変えたことで、相対的に排気が詰まり気味。
ガナドールマフラーなら静か&確実な性能アップが見込めそう&見た目もアップグレード可能ということで、買ってみることにした。
チタンテールの青色の有り無し、左右出しや丸2つなど幾つか選択肢があるが、私は一本出しを選んだ。
理由は、純正が右側一本出しのところ、左右出しにしてしまうと、結果的に重くなるからである。
軽量化にもなるマフラー交換で、純正より重くなるなんてイヤだと思った。
装着について
純正でローダウンされており、フロント側にはアンダーカバーも装着されているPHVGRだが、幸いにもマフラー部分は特に邪魔されていない。
だが、慣れないDIYのマフラー交換作業は地獄なのだ。
潜らなくてはいけないし、マフラーハンガーのゴムは簡単には外れてくれないし、なによりセンターパイプとの接合部が車体中央にある。
ヨコから潜り込んで、一列目と二列目の間の位置の、車体中央の部分を外さなければならないのだ。
マフラーハンガープライヤーは必須だ。
シリコンスプレーがあると、潤滑もさせやすい。
また、私の場合は、マフラーハンガーのゴムにヒビが入っていた。
この際に交換しておくのもアリだろう。
うるさい?
装着完了後、さっそくエンジンを掛けてみたが、音量については「ほとんど純正と変わらなかった。」
これは個人的には大歓迎である。うるさくないんだから。
また耳を済ませてみると、男前な低音が、アイドリング音の構成要素に追加されている。
200~2500回転あたりで、エンジン音は僅かにうるさくなった。
だが、総じて大きな変化はないといえる。
パワーアップについて
激変というものではない。
「速くなった」というよりは、「加速の抵抗感が無くなった」ようなフィーリングに変わった。
踏んでいっても、「マフラーを変えて速くなったなあ」とはあまり感じないが、あからさまにスピードが乗るようになった。
排気で詰まっている感が消え、スムーズに速度が乗っていく。
ものの数秒で「速すぎる」と思うレベルのスピードに到達してしまう。
結果的に、クルージングスピードが大きく上がったように思う。
見た目について
正直言うと、画像で見るより悪目立ちする。
直径の大きな青色のテールエンドが、バンパー下から激しく主張する。
外から見ていても「マフラーを変えているな」とハッキリと分かる。
ここまで派手な見た目になるとは思っていなかっただけに、驚かされた要素だ。
燃費は上がる?
カタログには「燃費が上がる」と書いてあったが、予想していた通り、大きくは変わらない。
だが、先ほどの「排気の抵抗が無くなった感」の通り、ぜったい向上しているという確信も同時にある。
燃料代削減・節約目的でこんなもの買ったって、ぜったい元は取れない。
そもそも、マフラー交換で燃費を気にする人なんか居ないだろう?
どうでもいい要素ではあるが、確実に存在する付加価値だ。
まとめ
エンジンのもっさり感を大きく改善できるパーツだけに、速いところ装着しておけばよかった。
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