この世は大副業時代。
「どうせ稼いでも税金で取られるのだから、気楽に月に15~20万円ほど稼いでお金を使わずに暮らしたい」と思う人も居るだろう。
とりあえずこの記事では、YouTubeで「副業 アイデア」みたいなワードで検索を掛けまくり、出てきたアイデアをひたすらにまとめていく。
いつもは英語圏だが、今回は日本語で行く。
また、元動画の解説というより、私自身の見解をメインで書いていこうと思う。
夢なんか見せず、しっかり現実を叩きつけていくのでぜひ参考にして欲しい。
まず最初はこの動画からだ。
せどり
必ず出てくる「せどり」だ。
やることとしては、「ヤマダ電機のようなお店に行く」→「割引・投げ捨て販売されている商品の値段をネットと比べる」→「利ざやが取れそうなら買う」→「任意の手段で売りさばく」といったものだ。
モノとしては転売なのだが、「物流をせき止める」ような害悪転売ではなく、「店舗にとっての不良在庫処分を代行する」といった経済活性化活動としての側面さえ持っているものである。
「バーコードをスマホカメラで読み込むだけでその商品の相場価格が分かるツール」や、「ネットで格安で売られている商品をリサーチできるサイト」や、「Amazonに自動で在庫管理を任せる方法」など、様々な小手先のテクニックがネットに無料で転がっている。
お店さえ近くにあれば「とりあえず行ってみてワゴンセール品を漁る」ことで開始可能である。
ネットが主流になり、マイカー所有もオワコン化しつつあるなかで、肉体労働主体のせどりは逆に競合が減っているという話も聞く。
クルマを既に持っていて、ドライブと運動ついでにあちこち回るのが好きなら、案外アリなのかもしれない。
不用品をフリマアプリで販売
基本中の基本なので雑に流すが、侮ることは出来ない。
数ヶ月もすれば何かしら不用品は貯まるものであるし、メルカリなら出品から数時間で売れることも珍しくない。
「秒でモノが売れる」というのは非常に大きな意味を持つものである。
動画編集
収益激減&競合爆増にて、つい最近オワコン化したYouTubeバブル。
そのなかで「リスクはチャンネル運営者に丸投げして、目先の手間賃だけ頂いていこう」という副業アイデアが動画編集である。
チャンネルを作って始めたところで、まともな収入源を作れる見込みがない。
私だったら1~2年前は、「遣われる側ではなくて、自分がチャンネルを運営して稼ぐ側になるべきだ」と思っていたが、今のYouTubeは競合が多すぎる。
そこで、スキマ時間のパソコン労働を積み重ねることで、すべてのリスクとコストをYouTuberに擦り付けつつ、オイシイところをかっさらっていくことができる。そんな編集者スタイルが輝くのだ。
動物動画に特化しても、旅動画に特化しても良い。カッコ良いCGを駆使してオープニングだけ作っても良い。本編の切り抜きとしてのShort動画作成に特化しても良い。
初期の受注と実績集めさえなんとかすれば、安定して仕事を受注していくことも夢ではないだろう。
YouTuber
簡単に言ってくれるよなあ
私自身もまだYouTuberからの収益でダラダラ暮らしている身だが、お金稼ぎ目的でYouTubeを今からめる価値は無いと考えている。
趣味の延長線上で動画を作り、色々なチャンネルを試し、「伸びるところを引き当てたらラッキー」程度の気持ちでトライを繰り返すのが良いだろう。
何ヶ月も無収益で続けられるほど好きなジャンルで行くか、「2週間ほど試して音沙汰無かったらキッパリやめる」みたいな方向性で行くのが良いだろう。
どちらにしても、再生数を獲得しやすいShortsの動画から始めていくのがオススメである。
あと、規約違反や怪しそうな方向性はやめとけ。いま始めても収益化にすら通らない可能性が高いぞ。
プログラミング・Webデザイン
実は私は、高専生時代にC#を使いこなしてUnityゲームを作っていたり、HTMLやCSSなどを駆使してWordPressテーマを作成したり、Progateをフルコンプしたり。
こう見えてプログラミング経験がしっかりあるタイプだ。
そんな私がオススメしないのが、プログラミング系の副業だ。
動画では紹介されていたが、「具体的になにをやるのか」が抽象的&幅広すぎて、対応できる可能性が低い。
非常に高いスキルを持った競合も多いため、コレ目当てでHTMLやCSSの勉強を開始するのは正直オススメ出来ない。
プログラミングに憧れる気持ちは分かるが、目的がお金稼ぎなら、わざわざ志す意味は薄いと思う。
ハンドメイド・プラモ制作代行
既にやっているなら非常にオススメである。
逆に言えば、お金稼ぎ目的で始めるものではないと考えている。
メルカリで簡単に売れるため、作品作りが苦にならない人なら良いだろう。
しかし、意外にも手間が掛かったりスキルを必要とする場面も多く、外注も難しい要素が存在する。
また、大抵の競合は趣味でやっているため、値段勝負になると稼ぎが伸びづらくなる。
「趣味をやりながら副業収入も見込める」程度の気持ちでやっていかないと苦しいだろう。
なおプラモデルについては、ほぼ同じ稼ぎ方であるため私が勝手に追加した。
プラモデルを作ってヤフオクやメルカリに高値で出品するだけである。
私も買ったことがあるが、非常にカッコいい。
もしやるつもりなら価格の相場やニーズをしっかり見た上で、輸送時の破損が絶対に無いように梱包して送ろう。
ブログ
読者さんが読んでいるこの記事・このブログこそ、まさにソレである。
基本的にはアフィリエイトと広告収入を狙う。
だが、よほどの趣味か戦略性が無い限りやめておけというのが結論である。
趣味で突き抜けて特定のジャンルで大量のアクセスを集められるようにするか、戦略性をしっかり持たせ、特定のキーワードを完全制覇してアフィリエイト収益に結びつけるか。
コンテンツ販売(イラスト・写真・漫画・LINEスタンプなど色々)
本当に色々あるが、いちいち挙げていたらキリが無さそうなのでとりあえずひとまとめにする。
音楽や同人系イラスト、写真などをちびちび売って、毎月の生活費の足しにでもなってくれればいいな~程度のものを狙っていく。
その中でも天才的に突き抜けた成功を誇っているのがヴィエでお馴染みのバーバパパである。
まさかの4000万再生オーバー。
私のYouTuber人生でも1000万再生を1回出しただけなので、独創的なコンテンツを作り続ける能力には尊敬の気持ちしか出てこない。
また同人誌については、基本的にpixivで集客して流していくことになるだろう。
ファンボックスに誘導するか、同人誌を描いてメロンブックスやDLSiteで販売するスタイルだ。
コンサルタント
なんの実績も無い中で、どう始めたら良いんだろうか・・・
悩み解決記事をブログで書いて、まとめ直してKindleに出版したりYouTube動画として投稿するのが、最も確実&現実的に見えるが。。。
そもそも、本業での実績の積み重ねでも無い限り受注なんて出来ないだろう。
私のような過去の実績があるYouTuber崩れには、「チャンネルの運営方針について上から目線で偉そうなアドバイスをする」というどうしようもないコンサルもどきが出来るかもしれない。頼まれても多分やらないけど。
少なくとも本業で培った優秀なる実績がある人が、受注できる自信があるときに手を付けるものである。
「副業系YouTuberが言ってたから、なんも実績ないけどとりあえず案件探してみようかな」というのは時間の無駄になる可能性が高い。
問い合わせ欄からなんの実績も受注記録も無いアカウントで「出来ますよ」メッセージを送ったところで、返事すら返ってくるか怪しい。
SNS発信(アフィリエイトとの合わせワザ)
本来ならブログやYouTubeで「オススメの商品5選」という記事・動画で出していたようなコンテンツを、SNS投稿で小出しにしてフォロワー集めを狙うものだ。
集めたフォロワーに、本来ならブログやYouTubeの中でクリックさせていたアフィリエイトリンクを踏ませることを狙っていく。
たぶん今の法律なら「※これはPR投稿です」と書かないと違法・規約違反になるので、やり方を工夫しないと心象は悪くなるだろう。
既に趣味のアカウントがなにかに特化しているなら、軽い方針転換で収益化を狙えるのでオススメだ。
炎上ニュースに対してお気持ち表明をするだけのアカウントでも無ければ、一から色々なサービスを契約してブログを立ち上げるよりラク&爆速で稼ぎが狙えるだろう。
ライバー
いや、YouTuberと何が違うの?
と思うだろう。私もよく分からない。
何時間でも画面の向こうに対して見せ続けられる技能や精神力があれば、とりあえずやってみても良いかもしれない。
さて、また同じチャンネル様であるが、別の動画からも動画を取り扱っていく。
ウーバーイーツ
ありきたりであり、良い話だけではないるのだが、「その日から簡単にお金を稼げるというのは本当に強い」のだ。
特に、運動やサイクリングついでに気楽にお金を稼げるのは良いものだろう。
どれだけ時間と労力・お金をかけて活動しても、何週間も掛けた挙げ句ロクな収入にならなかったという事例は数えきれない。
面倒なことに取り掛かるくらいなら、素直にバイトしたほうが何倍も良い。
民泊清掃代行
ピンポイントな民泊の清掃でなくても、ビジネスホテルや各種のバイトで普通に良いと思う。
労働時間さえ融通が利いて条件に合えば、なにをやっても良いだろう。
なお私の家の近所には、スッと行ける範囲に民泊すらなかった。
そういうものを抜きにしても、実はジモティーでは地元にちなんだバイト系の求人が非常に多い。
不用品販売ついでに見ておくと、気になる案件が見つかるかもしれない。
なお私は主に、「労働時間に関する柔軟な交渉が出来るか」を意識して案件を選ぶことをオススメしたい。
自己アフィリエイト・ポイ活
「クレジットカード・FX口座を解説すると6000円!」だとか、「簡単なアンケートに答えるだけでポイントが貰える」だとか「アプリをインストールすると300ポイント」というのがコレである。
オイシイところだと、「ウチのサイト経由でAmazonで買い物すれば、3%キャッシュバック!」みたいなモノもある。
これは例えば3万円の買い物をすれば、無条件に約1000円ほど貰えることになる。
登録しておけば絶対に損しないわけだ。
Instagram・楽天ROOM・Pinterestなどでの商品紹介
これはさきほど紹介したSNSを被るが、商品紹介&販売に特化したアカウントを運営していくのも一手だ。
ファッションや自動車用品、セール品に特化するのが良いだろう。
さて、次の動画はコレである。
YouTubeの読み上げ
機械音声を使えばナレーションなんて無料&匿名で出来るのだが、これに致命的なリスクを与えてくるのが「繰り返しの多いコンテンツ」だ。
その対策で、そして万人向けな動画フォーマットの実現を目指す上で、人間の生の声を使う重要性が非常に大きくなっている。
ここで出てくるのがナレーション・読み上げだ。
声優志望の方の現実的な実績&小金稼ぎ手法として以前に紹介したが、チャンネル運営者側からの「スパム判定されない生身の人間の音声」というのは、本当に本当に大事なものである。
もし「繰り返しの多いコンテンツ」を食らったら再審査まで一ヶ月は収益化が止まる。
これまでに作ってきたコンテンツの内容次第では、過去動画の全削除を行って作り直さない限り、2度と審査に通らなくなる。
今は問題無さそうに見えても、将来止められる可能性が高くなるのだ。
愚痴を聞く・カウンセリング
なにかを話す人に対して、しっかりと聞く人が不足しがちなのが社会の常である。
そこで存在するのが愚痴聞きの副業である。
実際にココナラではこういう案件が存在する。
色々なところで習得が狙えるスキルであるし、実生活にも大いに役に立つ。
まとめ
今回の企画は「YouTuneの中から探す」というものであったが、一通り出尽くしたと感じたのでここで終わりとする。
「副業」という呼び方が、選択肢の幅を狭めてしまっているように感じている。
大抵の人にとってはあれこれ画策するより、アルバイトでもしてしまったほうが手っ取り早い。
これが私の結論である。
なにかを出品したところでアクセスが集まる保証は無い。
徒労に終わる可能性が大いにある。
日々の出費を見直して、お金の掛からない代替手段に切り替えるほうがラクだったりする。
とはいえ行動しないと何も始まらない。
とりあえず家の不良品をメルカリに出品してみるか、近所のワゴンセールをやっていそうな店にでも行ってみよう。