恵那山トンネルの西側の入り口直前にある山の上の神坂パーキングエリア。
その中には昼間だけ営業している飲食店がある。
何が起きるか分からない長いトンネルの直前で、名古屋から走り続ければ1時間~2時間程度。トイレ休憩にはうってつけの立地だ。
しかし中央道には魅力的なサービスエリアが数多くあるため、わざわざここに寄って食事する理由は見出しづらい。自分で食べて確かめてみる。
いつも中央道を利用する際は深夜料金に合わせて降りるために通過していくので、この店に寄る機会が無いのだ。天ぷらそばを選んでみた。
店は激込みというわけではないが、特に早いというほどでもない提供時間で到着。
これは天ぷらというかかき揚げそばである。
さて材料をそのまま取り込めたような味わいで、特にエビの風味が良い。
下処理をサボっていると評する人も居るかもしれないが、カラや尻尾のパリパリ感や風味が広がって良い感じだ。
だが肝心の揚げ物のサクサク感は汁に浸されているせいで皆無で、べちゃべちゃした触感となってしまっている。
数日前に東尋坊で美味いそばを食べたばかりだったので、心の中でのそばに対する期待値が過剰に上がってしまっていたようだ…
漬物のようなものが付属するが、これも塩辛くてそばとの相性が特段と良いわけではない。
白米を買った人に向けてのおかずなのかと思えば、これで白米を食おうと思えば味付けが薄すぎる。
中央道の道中の宿場町フード感が出るので雰囲気としては良いけどね。
「お疲れ様丼」という商品もあるようで、いつか試してみたい.