すき家のメニューに、しれっと追加されていたものがある。
「お食事サラダ」なるものだ。
牛丼ライトをよく食べる私は、このメニューが「牛丼ライトの豆腐抜き」に見える。
レタスやブロッコリーなど6種類の野菜に、十六穀米や燻製香る自社製ベーコン、牛肉をトッピングしました。
すき家公式サイト
アーモンドとクルミが食感にアクセントを加える、おいしく健康的な商品です。
「牛丼の脂身と一緒に白飯を掻き込んでしまうと、胸焼けが起こりやすくなってしまう&すき家に寄るような長距離ドライブの際は、食生活が乱れやすい」という2つの問題を抱えている私にとって、おいしく健康的に食べられる牛丼ライトは、理想的な選択肢であるように思えた。
だが実は、牛丼ライトを食べる際、付属の豆腐をわざわざ食べるのが、面倒くさく感じたことがあるのだ。
ただのサラダが590円。牛丼ライトなら、お肉大盛りもオーダー出来る価格だが、それに見合う価値はあるのか、実食だ。
まず受け取ると、そこそこ底面積の広い、そのままレンチンご飯と、レトルトカレーを広げて食えそうなサイズのお皿で提供される。
ただのレタスではなく、キャベツや人参、トマトにベーコン、十六穀米とベーコン。豪華なラインナップだ。
また、ドレッシングも二袋ついてくる。
ありがたく頂いていく。
とは言ったものの、私のように日常的にサラダを接種する身にとって、そこまで革新的なものはない。
すき家のお肉はちゃんと乗っているのだが、基本的にはただのサラダだ。
あんまり割高には感じないくらいの、結構なボリュームはあるのだが、ただのサラダに590円か…
健康的な食事というのは、本当に高いものだ。
これを買うくらいなら、普通に牛丼ライトを頼もう。
それが私の答えだ…
だが、失意のまま終わる前に、書き残しておきたいこともある。
味わいの豊かさだ。複数種類の素材が、ちょうど良いバランスで、ドレッシングと共に交わっている。
十六穀米だけは、公式サイトでそれと分かるまで「なんか変なの入ってる」程度にしか思わないのだが、ベーコンも、トマトも、ぜんぶがそれぞれの個性を出しているのだ。
みんな違ってみんな良い。そんな気分にさせられる。
これが330円くらいだったら、思い切り勧めていたのだが、さすがに割高だ。
追記:チキン・お食事サラダも食べてみた
牛の他に、チキンバージョンのサラダもある。
というわけで買ってきた。
オーロラソースや十六穀米、クルミなどが混じりあって飽きない味わいを産んでくれるが、やはり値段が高すぎる。
お試しで食べてみたり、お金に余裕がある方が健康食として食べるぶんには良い。
しかし、基本的に割高なのでオススメはしづらい。
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