Amazonにあれこれ出品しながら調べ物をしていると「A+(プラス)コンテンツ」というものを耳にする。
しかし出版設定ページにはA+コンテンツに関する記載がない。
具体的な設定ページを見つけ出し、実際に商品ページに掲載されるところまでやってみたぞ。
設定を行うページへの行き方
まずはKDPのダッシュボードにアクセスしよう。
いつもは左上の「本棚」から出版設定を行ったり、「レポート」から収益を確認していると思う。
今回は「マーケティング」のページを開いてくれ。
こんな感じのページだ。
スクロールしていくと「A+コンテンツ」の表示が出てくるぞ。
「A+コンテンツの管理」をクリックして管理画面へと入ろう。
A+コンテンツの作り方
右上の「商品紹介(Aプラス)コンテンツの作成を開始する」をクリック。
とりあえず「コンテンツ名」を考えておこう。初回は○○テストみたいなもので問題ないと思う。
ちょっとスクロールすると「モジュールを追加」と出てくる。
ここに画像をアップロードするのだが、その前に画像サイズを確かめておこう。『A+コンテンツの例』というページを見てみよう。
作ることができるA+コンテンツの種類や、画像の解像度について書かれている。
Kindle出版で使いたいのは表紙アートだと思う。これは1940×600ピクセルで作成する。
これを理解した上で、さっきの「モジュールを追加」をクリックだ。
今回は「標準的なイメージおよび暗いテキストのオーバーレイ」を作ってみるぞ。
こんな具合に設定画面が出る。
ページの右上から一時保存ができるので、忘れずに下書き保存しておくこと。
2個ほど作成したら、右上の「次:ASINを適用」をクリックしていく。
ここではASINで本を検索することになるが、ここで問題が発生した。
下書き段階の書籍はASINが発行されないのだ。
発売と同時にA+コンテンツを表示させておきたかったため、これではよろしくない。
そこでKDPの出版ページから本を予約注文用に設定してみた。
そのまま予約出版を提出してしまう。
数時間ほど経って戻ってくると、ステータスが「予約注文(出版準備中)」に変化してASINも割り振られていた。
これをコピーしてきて貼り付ける。
コピペが成功したようだ。一冊の自分の本が選択されている。「コンテンツを適用」をクリック。
一通り終わったら「次:確認して送信」をクリックだ。
プレビュー。
最終確認を終えたら「承認用に送信」をクリックだ。
ステータスが「送信済み」となった。
このまま承認されれば、そのうち掲載されるようだ。
先ほどの「A+コンテンツの管理」に戻ると、一覧から簡単にステータスを見られる。
承認後
別の書籍用のA+コンテンツを作成した結果、なぜか秒速で承認から掲載まで完了してしまった。
書籍の商品ページへとアクセスすると、スクロールしたところに問題なく掲載されていた。