グラセフオンラインには数多の高額物品があるが、その中でもトップクラスに「買うだけムダ」感が強いのがこの定価650万ドルのレーザーであろう。
その最大の理由は「軍事基地内の格納庫を所有していればタダ&手配度ナシで盗み放題だから」である。
ブラックフライデーで割引になっていたのと、形が似ているF-16という戦闘機が大好きであること、高額のトロフィーとして格納庫に飾りたくなったという理由で買ってみたら、PKをしない私にはやはり買う価値が無い一機であった。
見た目はカッコいいから好きなんだけどね。
…ちなみに余談であるが、ウォーストックの説明文はこの世の全てのプレイヤーを皮肉っていて面白い。
初めては忘れられないもの。まるで昨日のことのように思い出せるはずです。
高級ハイパーカーを盗んでフリーウェイを北上、未舗装のランプを猛スピードで走って60mの高さで宙返り、 フォート・ザンクードの裏のフェンスを越えて、銃弾の雨を潜りながらP-996を奪い、 120mm砲弾を食らって、特等席で花火を楽しんだあの日を。
でも、あの頃より大人になり、賢くなったあなたには、そんな荒い手段は必要ありません。
自分だけの戦闘機を合法に入手しましょう。
ブラックフライデー割引でも480万ドル…
うーん安くはないね。
ルクソールデラックスやスイフトデラックス、ペントハウスにオープンホイールレースカーと同時に買ってしまったため、4500万ドルくらいあった所持金が2400万ドル程度まで減ってしまった。
というかライジュウの登場で割引されるかと思っていたのだが、結局定価は変更されなかったね。
外観について
ペガサス航空機なので最初は電話して取りに行くことになるが、軍事基地に野良脇きするレーザーと見た目・カラーリングが全く一緒なので残念感が強い。早急に塗りなおそう。
というわけで外観を見ていこう。
私はF-16という戦闘機が大好きなので、この見た目はゲーム中トップクラスにカッコ良いと思う。
戦闘機やエースコンバットのゲームが好きなら、買った数分後には払った対価のことなど忘れる。
そのレベルでカッコ良いし所有感も満たされる。
戦闘機の個人所有、素晴らしいではないか。
カスタム
色が変えられるのみ。
メインカラーとサブカラーが分けられている。サブカラーを赤くするとこんな感じ。
操縦フィール・武装について
ハイドラ・ライジュウを上回る最小旋回半径を持つため、小回りが優秀で非常に取り回しが良い。
エンジンを始動してすぐに離陸し、そのままアクロバティック飛行をできるのは嬉しいものだ。
バカ高くて買う価値が無いからこそ、「俺はこのレーザーを個人所有しているんだ」という特別感も生まれる。
移動速度が非常に速いため長距離もラクラクだ。
最高速と垂直離発着の有無でハイドラに負け、加速でもライジュウに負けているようだが、そんなものあくまで比較の話でしかない。
ちなみに武装の榴弾キャノンは、公開セッションでは発射レートや爆発半径が弱体化されているらしい。
連射間隔が地味に長く誘爆範囲も狭いため、狙い続けても思った通りにキルできないことがある。
ヘッドハンターを開始して何回も何回もこの入り組んだ場所にいるターゲットを狙ったのだが、結局成功しなかった。
優れた小回りと榴弾キャノンを持ってしても、倒せないときは倒せないのだ。
誘導ミサイルは2発撃ったら長めの装填が入るし、誘導性能も高くはない。
ハイドラとの比較
どう考えてもハイドラを買ったほうが良いしハイドラのほうが優秀である。
ペガサス航空機はオプレッサーMk2に乗ったまま呼んで乗り換えて遠距離を移動するという使い方ができるため、主にカジノ強盗の調達などでブレイン群まで行った帰りに重宝する。
しかしこの使い方においては、垂直離発着が効いてより安く買える上に、最高速度でも上回るハイドラに完全に負けてしまっている。
最小旋回と見た目しか買ってないんじゃないの・・・?
ライジュウとの比較
ハイドラ自体は強盗調達でも使える有能かつ便利な航空機だが、実はライジュウはPKをしないユーザーには微妙な戦闘機なのだ。
いや、PKに使おうにも微妙な要素があるけど。
ライジュウと比べるとステルスとVTOL(垂直離発着)機能が無く、加速力でも最高速度でも劣ってしまう。
しかし小回りやペガサスから呼べるという点からレーザーのほうがまだマシではないかと思うことがある。
まとめ
対地攻撃や戦闘機が好きならアリ…
と言いたいのだが、A-10ベースの「ストライクフォース」や移動時にステルス化が可能な「ライジュウ」もあると考えると、うーんやっぱり買う価値ないか・・・
PKをよくやって他人を不快にさせることに快感を覚えるような性格の悪いプレイヤーでもないと、買ったところで役に立ったりはしないだろう。
私は見た目が好きだが、やはり値段に見合っていない感が強い。
常に2000~3000万ドル以上あるユーザーが、トロフィー感覚で買うものだろう。