手動での出品には何をどうやっても限界があるということで、そろそろツールに頼ることにした。
色々と調べてみた結果、機能が豊富で「まだ使えますよ」感があり、無料プランからしっかりと使えて一括出品・自動在庫管理を行ってくれるEXPOと呼ばれるツールを選んだ。
使い方について
既に誰かさんが解説してくれている内容を自分でもウダウダ書くつもりはないので、基本的には自分が参照したページへのリンクを残すのみにする。
さてアカウント登録後に連携を済ませると、チャット欄のところに商品の一部が表示されていた。
商品一覧にはまだ何も表示されていないようだ。
一旦マニュアルを開いてみる。
そもそものポリシー設定
チュートリアルページを開いたら、そもそも最初にビジネスポリシーを設定しておく必要があったらしい。
既に何個か売ってしまったのだが、自分はそんな設定してたっけ…
というわけで以下の動画を参考に仕上げた。
Shipping Policyが大変だが、送料がバカみたいに高くなりそうな大型商品は序盤のうちは避けておくと良いだろう。そして基本的に送料無料で行く。
返品は受け付け、バイヤーには落札後の即時支払いを要求するのだ。
どんなサイトから仕入れられるの?
最安値プランではラクマのみだが、最上位プランにオプションを付けると以下のサイトから仕入れられる。
プレミアム&アンカー
オフモール
ヤフオク
ラクマ
アマゾン*
駿河屋
デジマート
メルカリ
楽天市場
ヤフショ
vector-park
大黒屋
銀蔵
Brand-off
コメ兵
Garrery rare
Recro
トレファクファッション
カメラのキタムラ(カメラ専門サイト)
スニーカーダンク(シューズ専門サイト)
ヨドバシカメラ(家電系専門サイト)
これに加えてモノタロウも適応可能である。
とりあえず自動出品システムを動かしてみる
あちこちに移動する必要があって意外と難しい。
私もライバルを増やしたくないので適当にはぐらかそうと思うが、マニュアルページを探して動画を開くと良いだろう。
商品情報の一括取得のことを「依頼」というのだが、30%に貼り付いてしばらく動かなかった。
結局お出かけと睡眠を挟んで、次に開いたのは12時間以上後だった。まだ無料プランなので遅いことに何の文句も無い。
有料プラン移行後も遅いようなら私は躊躇わずにスピードアップオプションを付ける。
さて、商品情報取得後の一括編集機能もシンプルで使いやすそうだ。
危険なワードを一括で排除できたり、送料や利益率を一括で載せられたり。
一定割合以上のオファーを自動で受け入れるorリジェクトする機能も付いていた。
私はこのオファー、最初のうちはその都度手動で対応すれば良いと思う。
せっかく商品を一括取得しても、文字数が既定値をオーバーしているせいで自動保存ができないという不便な場面に遭遇してしまった。
一括出品を行うタイミングでどのポリシーを適応するか選べる。
選択完了ボタンを押してから特に反応が無かったが、これで実は出品命令を出すことが出来た。
設定次第では大量の出品完了メールが来る。設定で切っておいた方が良い。
出品完了
商品一覧ページの最後尾にいま出した商品が置かれている。
しっかりと新規出品として反映された。
とりあえず出品操作をしてしまったが、最初は全ての商品ページを開いては問題がないか確認していく。
「送料無料を設定していたのに、概要欄には送料がかかりますと書いてある」という問題が発生したかと思ったら、よく見たら問題は無かった。
「”Effect Pedal”と書くべきところを”Effecter”と書いている」といった表記ミスが散見されるため、長期で使っていくなら置き換え機能をしっかり設定する必要があるようだ。
また、プロモーション設定についてもしっかりと行っていこう。
とはいっても一括でPromoteを掛けられるので、個別の商品ページを開く必要はない。
eBay Mugで他のマーケットにも出品する
詳細は以下の記事で解説しているが、ebay mugのサービスを用いれば他国の市場にも出品できるぞ。
このツールの弱点
ワンクリック介さないと価格設定がうまく反映されない
どういうわけか知らないが、「計算」ボタンを押さないとなぜか利益が販売価格に乗らない。
というより為替レートの取得→反映が遅れている感じ。
そう思いきや自動で適用されている場面もあり動作がヨクワカラン。
せっかくの自動化ツールだが、全ての商品をいちいち開いて丁寧に確認してやる必要が生じている。
商品概要欄の自動英訳ができない
概要欄の設定についてもひと手間あるようだ。
とりあえずGoogle翻訳にコピペして、要点を抜き出して誤訳を修正して、何回かの操作を行って初めて反映される。
相場観が分からない
数で誤魔化すことは出来るのだが、「売れた」という情報・知識しか手に入らない。
出品するたびに相場を見ていてはキリがないので、売れた商品はなぜ売れたのか、相場はいくらだったのか、後から確認してやる必要があると思う。
在庫管理:売り切れになった際の取り下げについて
毎日在庫管理の完了通知メールが来る。
売り切れていたらこれで取り下げてくれるようだが、1日2~3回は出来るように設定できないのだろうか…
そう思っていたら、この在庫管理パッケージも追加契約すると出来るというようなことが書いてある。
結果は出た?→出た!
数日で数件売れた→順調に売り上げが立ち続けている
ちゃんとexpoで出品した商品が売れている。
最初に10枚だけ用意したFedExの海外発送用ラベルも今は追加オーダーした。
まとめ
無料で始められて、得られるチャンスの割に掛かるコストが最小限である。
使いこなせば無料プランのうちから売り上げを上げることも可能だ。