最短最安で毎月株主優待生活を実現するためにコレを買え!財務まで徹底調査して実際に買ってみた【6月~9月編】

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株式投資を始めていく上で「モチベーションの維持」というのは本当に大事なものだ。

最低購入価格の安さや企業の将来性を踏まえつつ、各銘柄を分析していく。

あまりにも時間が掛かった&長くなったため、3ヶ月分ごとに区切らせて頂く。

なお、買い煽りは法律上問題があるということで、私が買ったかどうかは明かさない。

なお優待利回りの計算については、以下の例を参考とした

500円の45円は何パーセントか?
45÷500×100=9%

ヤフー知恵袋も使い方次第である。

なお、必要投資金額については、2023年6月上旬のものである。

当たり前ながら株価は日々変動するので、状況に応じて確認されたし。

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6月

すかいらーくホールディングス

詳細は以下の記事にて解説しているので割愛するが、6月と12月の年2回、100株保有(約18万円)で2000円の割引カードを貰える。年間合計4000円だ。

私はすかいらーくホールディングスの飲食店にあまり行かないため、別の銘柄をリサーチさせて頂く。

ムゲンエステート(3299)(約7万円)

どうやらムゲンエステートは、不動産取引を取り扱う会社であるようだ。

決算書類を読んでみたところ、相変わらず「先行き不透明」ではあるものの、不動産需要は順調であったようだ。

また、海外投資家からの日本へのニーズが高まりつつあるようで、不動産価格高騰の恩恵を存分に受けているらしい。様々な領域で不動産を取り扱っているが、総じて堅調であると言える。

これは株探からの決算推移であるが、コロナショックによる暴落から地道に這い上がってきたことを象徴させる。

チャートの月足を見ていても、ちょうど再成長を始めたところだ。

最低購入価格も約7万円と手が出しやすい。

優待については2023年度は無事増配の見込みだ。

100~500株の保有で、QUOカードが1000円分貰える

7万円で1000円の配当であるため、1.42%の優待利回りである。

だがいま調べたところ、6月限りでQUOカードによる株主優待は廃止となってしまうようだ、

だが、それに伴って配当利回りが4.9%まで向上する見込みとなる。

当記事執筆は6月上旬であるが私は購入した

江崎グリコ(2206)(約38万円)

一気に高くなるが、個人的に魅力的な銘柄であるため紹介する。

詳細については、以下の決算短信を読み解く動画で取り扱っているが、こちらも魅力的な中身を持った企業だ。

株主優待においては、100株~499株の保有で、1000円ぶんのGlicoグループ製品が貰える。

38万円で1000円分であるため、優待利回りは0.26%と低くなる。

7月

Casa(7196):約9万円

これもまた魅力的な会社だ。ちなみにカーサと読むようだ。

調べてみたところ、①家賃保証会社としてのサービス ②養育費の未払いを建て替えるサービス ③不動産投資家向けのAI系モニタリングサービス ④不動産投資家と、シングルマザー向けのメディアの運営 を行っている会社のようだ。

決算短信を読んだ限りでは、コロナから立ち上がっていく不動産需要の恩恵を、ほどほどに受けられているようだ。

特に家賃保証サービスは、高齢者や単身の世帯が増加することにより、需要が増えていく見通し。

面白い要素として、養育費保証のサービスは、政府・自治体のサービスの追い風を受けられるようだ。

気になることとしては、2023年1月期の売上が、前年同期に比べてダウンしてしまっている点だ。

売上高には大差がないが、なぜか利益が損なわれてしまっている。

だが、決算説明会資料を参照してみると、”投資有価証券評価損及び子会社のれん等の減損損失を298百万円計上”とある。

提供しているサービスの契約数は右肩上がりとなっているようで、今後も良い業績が見込めそうだ。

なお月足についても、いい具合に這い上がってきている。

最高のタイミングでこの銘柄に出逢えたのではないかと思えるほどだ。

株主優待については、QUOカード1000円分が貰える

約8.7万円で1000円であるため、優待利回りは約1.14%となる。

8月

吉野家

詳細は2月にてまとめているが、約26万円ぶんの投資で500円の食事券が4枚貰える。

それも、2月,8月の年2回だ。

コジマ(7513):約5.5万円

ビッグカメラやヤマダ電機、エディオン系の家電量販店である。

個人的には割引券に興味がないので財務調査は行わないが、買いやすい価格であるため取り上げた。

都合で財務の紹介を省くが、100株の所有にて、1000円相当の割引券が手に入る。継続保有が1年・2年になると、割引券の額もそれぞれ+1000円・+2000円と上がっていく点が魅力だ。

優待券はビックカメラでも使えるのが魅力だろう。

フロイント産業(6312):約6.5万円

同価格帯の株主優待と比べて、貰えるQUOカードの値段が2倍であるというだけの理由で名前が挙げられた。

目先の優待に飛びついて、長期的に怪しい会社を掴んでしまわないよう、しっかりと精査を行っていこう。

まずフロイント産業という会社についてだが、公式サイトの概要ページに “医薬品、食品、化学等の業界向け造粒・コーティング装置およびプラントエンジニアリングと医薬品添加剤、食品品質保持剤、栄養補助食品等の開発・製造販売” と書いてある。

5分でわかるフロイント」というページにて、さらに分かりやすく記されている。

機械部門については、簡単に言うと「おくすりのカプセル化や表面コーティング」を行っているらしい。

添加剤部門においては、食品やおくすり向けに、適切なチューニングを加えた添加剤を作っているようだ。

食品品質保持剤部門においては、個包装内で食品の質を維持するエタノール蒸散剤や脱酸素剤を提供しているらしい。

あの「食べられません」の袋、もしかしてこの会社が作ってたのか…?

また、しれっと世界展開も行っているようで、さりげなくグローバル企業である。すげぇな…

一旦株探を精査してみよう。

決算書類についてだが、売上高は順調に伸びているが、どうやら去年度の利益がガツンと減っているらしい。どういうことか確かめなくては。

月足で株価のチャートを見ていても、これからまた伸びていきそうな気配がある。

3回めだが、今が仕込み時なのかもしれない。

さて、決算短信にも目を通してきた。

意訳すると、「利益が圧迫されてしまったのは、サプライチェーン混乱や原材料費高騰・物流遅延による影響が大きかった。」ということらしい。

しかし、肝心の事業においては、「基本的には好調に推移した」と言えそうだ。

だがここには、ジェネリックとの兼ね合いも含めた、医薬品業界の現状に対する理解が必要となりそうな空気感がある。

そんなもの私には無い。

何千万円単位のカネを放り込むのなら、ここから与沢翼並みのリサーチを始めるところだろう。

しかし私は、もう少しだけ決算短信を読み進める。

どうやらこちらのフロイント産業は、医薬品の錠剤を作る機械と、それに混ぜる添加剤の2つを同時に手掛ける、世界で唯一の企業であるらしい。

国内では高齢化。世界では人口増加により、今後ますます医薬品の需要は高まるだろう

どうせ100株で6.5万円だし、私はこちらの企業も買おうと決めた。

なお株主優待については注意点があり、受け取るためには最低でも1年以上の保有が必要だ。

ただし嬉しいことに、3年以上の保有で2000円相当にグレードアップする。

私は今年、手に入れることが出来ないが、今のうちに買っておこうと思う。

9月

上新電機(8173):約2000円 (情弱ビジネス)

バグってるんじゃないか?

と思ったのだが、どうやら正常らしい。

どういうわけか 9月のみ、1株だけの保有でも株主優待が貰えるのだ。

しかも、累積5000円分の割引券

つまり、単元未満株でもいいので2000円で1株だけ買っておけば、5000円ぶんの割引が貰えるのだ。

だがしかし、公式サイトによると200円x25枚というトリックがある。

さらに、2,000円ごとに1枚利用可能というシステムらしい。

雑に言うと、累積5万円ぶんの買い物において、累積5000円ぶんの割引が適応可能ということだ。

しかも超分割されているため、ジョーシンが家の目の前にあるか、ジョーシンで働いているレベルでないと使いづらいだろう。

かなり面白いトリックだが、正直拍子抜けである。

なによりタチが悪いのは、公式サイトの株主優待ページには、一回の会計で〇枚まで使えるだとか、〇〇円ごとに使えるだとか、そういう記述が一切無いということだ。

株主優待目当てで買いに来た人を釣って、リピーターにさせてしまおうというあくどい思考が透けて見えるようだ。Joshinの社用車、もしかしてあの店で買ったのか??

たいへんひどい話であるため、遠慮なく私の交通事故動画内でネタにさせて頂こうと思う。

テモナ(3985): 約3万円

3万円でQUOカード500円が貰える

投資先としての妥当性は今から判定に入るが、たった3万円で始められるのだから、株式投資の最初の一歩にいちばんオススメなのでは???

妹に勧めようかな…w

まて、早まるでない。

通販サイトのシステムを開発しているというが、どんな会社なのか。しっかり見ていく。

ざっくり決算の推移を見ていると、直近では赤字を出しているようだ。

今期の終わりに向かって回復していく見込みのようだが、なにが起こっているのか決算資料を読んでいく。

どうやら “受託開発収益の増加に伴う外注費の増加や、エンジニアリング事業の原価“という原因により、利益が食い潰されて赤字となってしまったようだ。

「サブスクストア」及び「たまごリピート」というサービスの売上が減少したことは気がかりであるが、システムの受託開発やエンジニアリング事業の活躍により、売上高が増えたようだ。

そもそも、「サブスクストア」や「たまごリピート」とは何のことなのか。調べてみた。

【牡蠣のサブスク】カート移行で月間売上が最大で241%アップ!:ゼネラル・オイスターグループ | ECでのサブスク・D2C・定期通販なら業界シェアNo.1のサブスクストア
ゼネラル・オイスターグループはECプラットフォームをサブスクストアに移行した結果、月間平均売上が前年比180%に増加しました。本記事では、サブスクストア移行による売上向上や工数削減の事例を紹介するとともに、ゼネラル・オイスターグループの事業...

上記の記事や公式サイトを読んだところ、まず「サブスクストア」というのは、サブスク版のBASEといった感じのサービスらしい。

サイトの構築から集客、物流、決済まで、全てをひとまとめにして管理できるようだ。

ECショップは珍しくないが、サブスクサービス版があるとは知らなかった。これには驚かされた。

次に、「たまごリピート」について調べてみる。

たまごリピート魂
定期販売・頒布会販売を簡単シンプル操作、自動管理できる継続販売専用のショッピングカートである、たまごリピート魂の公式サイトです。

…つまり、なにをしているんだ???

トップページには “マニアックすぎて使い手を選ぶ、プロ事業者専用D2Cリピート通販システム”と書いてあるが…

もう少し読むと、定期購入に特化したクラウド通販システムだとか。

わけがわからないので、導入事例を調べてみた。

なるほど、よく見るサプリ系のランディングページ。これの裏側を提供するサービスであると判断すれば良さそうか…

このあたり、Amazonや楽天、Baseなどの競合サービスがたいへん心配である。

…が、日本特有の時代遅れが炸裂すれば、親身なサービスでの生き残りも期待できるかも知れないし、やっぱり将来性は怪しいのでは?という不安が拭えない。

う~む… 安値に飛びついて買うには、少し度胸が試されそうだ。様子見かなぁ…

ちなみに、このシステムを構築したノウハウを活かしているのか、システム開発を請け負う系のサービスも提供しているようだ。体面は怪しいが、IT企業だと言えなくはない。

株探にて、月足で株価チャートを見てみる。

ちなみに日足を確認すると、つい先日、年初来高値を更新する直前まで行ったようだ。

飛びつくには度胸と経験が要るタイミングだろうが、株主優待があるのは9月。

記事タイトルの「毎月優待生活」を最安値で実現したいならアリかもしれない。

上手いこと情報発信に繋げれば、リスクを得られるもので打ち消せる可能性があるだろう。

引き続き気にかけて行きたいところだ。

ヤマダホールディングス(9831):約4.2万円

インターネットではすっかりお馴染みとなり、株主優待でも必ず名前が上がるヤマダ電機だ。

インターネット主流のこの時代に、大型の実店舗でやっていけるのか不安であるが、見ていることにしよう。

改悪により下げられたらしいが、それでも100株保有していれば、年間合計1500円の割引券が手に入る。

Joshinの件があるからしっかり確認しよう。ちゃんと書いてある。

1000円以上のお買い上げの際、1000円ごとに1枚(500円)を利用可能

(「1000円」が繰り返されていてややこしいが、会計金額が1000~1999円だったら合計1枚。2000~2999円だったら合計2枚出せる。私はそう解釈した。)

1度の会計で出せる優待券は、最大50枚=2.5万円までであるから、高額商品を買う際の留意点となりそうだ。

私のように近所にヤマダ電機が無い場合、またヤマダ電機で買うようなモノが思い浮かばない場合、使い切ることに苦労するかもしれない。

しかし、自分では確認していないが、最近の家電量販店ではお菓子や日用品が売っているという。

親孝行で渡したり、妹にプレゼントしたり、ドライブついでにトイレ休憩で寄って、適当なモノでも買ったり。なにかしら使えそうなので、アリかもしれない。

今度ヤマダ電機に寄って、株主優待が使えそうか確かめてこようかな…

なお、株主総会資料には、DXと実店舗のコラボに関する取り組みが記述してある。時代遅れなイメージを抱いていたが、そうでも無いのかもしれないし、やはりAmazonメインの時代では不利なのかもしれないし、それでもご年配の世代からの厚い支持で生き残れるのかも知れない。

まぁヤマダ電機だからね。

たかだか4万円であるし、ヤマダ電機という会社が数年で消えてなくなるとも思えないし、株主優待目当てで所有する投資家は基本的に売らないだろう。

特に初心者のうちは、資産家マインド形成の一助として買っておいてもなんら問題は無いのではないか。

さてと、株探でチャートの月足を見ていると、ドカンと下がっている

日足で見ると、直近の暴落から這い上がる最中といった感じ。これは買い時か?

綿半ホールディングス

綿半ホールディングスにおいては、100株(約13万円)の保有で、2000円相当の選べるギフトが貰える。

なお、権利確定日は9月末であるが、3月末の時点で保有しておかないと優待の対象にならないので、公式サイトの株主優待ページをしっかりと読み込んで、逃さないようにしよう。

ちなみに綿半はなんの会社かというと、おそらく「スーパーマーケット」と「ホームセンター」を足し合わせた多次元的にサービスを展開する実店舗の会社だ。

ストリートビューで適当に一店舗開いてみたが、スーパーマーケットのようにも見える。

それにしてもクルマがたくさん。繁盛しているようだ。

「なんでも揃う」というのが魅力らしい。

さらに、建設事業として、立体駐車場を建てているらしい。

また、工場生産で用いるロボットまで開発しているようで、決算短信を見る限りでは好調だ。

さらに貿易事業も行っているようで、私にはこの会社の実態が掴みきれないほどだ。

直近の決算では、新規出店を進めるも、そのコストと電力料値上げ等の影響が入り、利益は減ってしまった。

しかし、その事業領域は幅広い。優待も魅力的であり、ぜひ検討したいものだ。

まとめ

決算資料を読み込み、世界情勢を踏まえつつ自分の解釈を織り込んでの執筆となったため、たいへん苦労した

あまりにも苦労しすぎたため、3ヶ月で区切ってしまったのだ。

しかし、それと同時にたいへん勉強になった

YouTube動画が1本どころか2本くらい作れそうな時間&労力を要したが、長い人生において、これほど実力を身につけられる経験というのは少ないだろう。

「投資家&資産家マインドの形成」というのは、目先のちっこい優待以上の価値を持つはずだ。

株式投資に関しては素人だが、日々精進していくことをここに宣言する。

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