缶詰の加熱方法は結局どれが一番良いの?平常時・非常時それぞれで最適解を検証

雑談系

食料備蓄を強化する際に必ず溜め込むことになる缶詰だが、地味に課題になるのが加熱方法だ。

結論から言うと皿に移し替えて電子レンジで加熱するのが最適解だが、停電した災害時・屋外でも使える方法、珍しい商品を使うアイデアなどを一通り試してみたので記録として残しておく。

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電子レンジで加熱(これが結局いちばん良い。)

身も蓋も無いような結論だが、お皿に開けて電子レンジに放り込むのが一番手ごろで早いのだ。

平常時はこれに勝る手段はない。

電子レンジに加えて、停電した際の明かりを兼ねられる後述の「CROSS WARMER」を買っておくのが最も良さそうだ。

IHフライパンの上に乗せて加熱する

拡大しすぎたせいで見えづらいが、IHコンロで加熱中のフライパンの上に直置きして加熱している。

手ごろに暖められるが、電子レンジと比べると時間が掛かるし温まったら温まったでアツアツの缶を取り出すのがリスクになる。

卓上のカップウォーマーで加熱する

この製品はコーヒーを飲みながらデスクワークをする私のような仕事人非常にオススメだ。

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この製品は加熱機能付きのコースターなのだが、貧弱なイメージに反して無茶苦茶加熱力が高いという魅力を持つ。

重量検知&タイマー付きなので空焚きの心配はないが、小型の缶では軽すぎるのでカップを載せて温める。

このカップウォーマー、コンセントから電源を取っているだけあって冷めきったコーヒーが火傷するレベルまでアチアチに熱くなる

加熱に掛かる時間は15~25分程度。

素手では触れないほど缶が熱くなるので取り出すのが逆に大変。

デスクワークの合間に食べ物を暖められる。

キャンプ用の携帯コンロで熱する

見たほうが早い。こうやって準備してから…

こうする。

鍋の底が丸みを帯びていてうまく接しなかったので、少量の水を煮沸させて温める。

このコンパクトコンロが見かけに反してかなりの火力を誇るためすぐに熱くなった。

面倒だが災害時やキャンプの合間に使えるかも?

まあ電子レンジ安定だよね。

CROSS WARMER(キャンドルの火でじっくり)

高荷さんの「そなえるTV」というYouTubeチャンネルで紹介されていたので買ってみた。

直火NGな缶詰を「安全・手軽」に温める「缶詰ウォーマー」レビュー[そなえるTV・高荷智也]

本当はこの商品だけで1記事使うつもりだったが、あまりにも火力不足で平常時は使い物にならないので一番下にて紹介する。

電子レンジなら90秒で終わる加熱が40分経っても出来ないレベルの火力不足だ。

停電時の常夜灯ついでに缶詰が温められるというタイプの災害対策として買うのが良い。

食品を加熱するための物品に2000~3000円を出すなら、これじゃなくてカセットコンロの備蓄を強化しようよ。

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なお雰囲気は最高だ。

停電した際にはこれ一個でギリギリ賄えるレベルの明るさを持つため、非常時用の照明の代わりになる。

このキャンドルは1個で5時間燃焼すると書かれており、新品を買うと2個だけ付属する。

停電に耐えたい日数と1日あたりの明かりが欲しい時間を計算して、何個かろうそくを買い足しておこうかな。

2度と取り出すことは無さそう。コレよりはクルマのガソリンを使うかなあ…

着火用のマッチと一緒に保管しておこう。

モーリアンヒートパックを使う(未検証)

化学反応を利用して、水を入れるだけでお湯すらも沸かせるのがモーリアンヒートパック。

災害時の食品加熱「モーリアンヒートパック」で火も電気も使わない調理|防災グッズを学ぶ[そなえるTV・高荷智也]

防災を本格的に考えるなら選択肢に入ってくるが、缶詰はついでに放り込む程度の使い方となるだろう。

冷たいまま食べる

これが本当に身も蓋も無いような話だが、普通に食べられるからね。

あまりにも寂しくなる味わいなので私は温めているが、面倒くさかったらそのまま食べればいいのよ。

加熱手段より、食べるものを用意する方が先である。

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