ここ数日、5~6枚入りを買ってもたったの100~200円程度で収まり、アレンジが豊富でどれも非常においしいという理由でパン食にハマった。
こうなると欲しくなってくるのが、スタンディングデスクでパソコン作業をしながら、その脇で調理ができるIH対応の卓上ホットサンドメーカーである。
最初はIH対応のホットサンドメーカーと卓上のIH調理器を用意しようとしていたが、ホットサンドメーカーは柄の部分が長くて食洗器で洗いにくいという弱点があった。
「これらすべての条件を満たし、悩み事も解決してくれそう」という理由で購入に踏み切ったのが「LITHON(ライソン)」とかいうところが出している「着脱式シングルホットサンドメーカー KDHS-003W」である。
値段も2000円ちょいで買えるし、ただ電熱線に電気を流すだけの装置に致命的なリスクが潜んでいるようには見えなかったので試してみることにした。
そして届いてみて絶句したのである。
外箱にそのままラベルが貼られてきたし、なにより外箱がボロボロの極みになっていたのだ。
端っこなんかつぶれちゃってるし、「未使用の新品」でこれが送られてくるとか返品されてもおかしくないだろ。
というかすでに5回くらい返品されてる気がする。
まあホームセンターの端っこで何年間も売ってそうな印象を受ける日本向けパッケージは悪くない。
また開封してみたところ商品そのものには一切の影響がなかったようなので、このまま使ってみることにした。
さてこの製品の革命的なポイントは、洗うのがこの2枚のパネルだけで良いところだ。
「隙間から漏れそう」と思ったが、編集時点で5回は使い続けているものの一切の異常は起きていない。
なおこちらの商品、電源ボタンと火力・加熱時間の調整機能が存在しないという超絶設計となっている。
電源コードを挿した瞬間に通電して全力加熱開始。
抜いた瞬間に加熱停止だ。
まさかのコストカット設計にビビったが、手元のスマホやApplewatchで5分くらい測ろう。
柔らかさが残るサクサクか、ラスクのようなカリカリか調整するのはそこまで難しくない。
生タマゴを適当に割り入れたらこぼれて大変なことになったが、洗うのが面倒になっただけで場外流出はしなかった。