「繰り返しの多いコンテンツ」でゆっくり文化は終わるのか

私自身、「繰り返しの多いコンテンツ」で収益化を三ヶ月間に渡って止められていたが、オリジナルコンテンツの作成と概要欄の工夫により、なんとか復帰させて命拾いした経験がある。

そもそも「繰り返しの多いコンテンツ」とは何なのか。

公式サイトでは、以下の例が駄目だと言われている。

・コンテンツが大量生産されている

・自分で作成していないコンテンツの読み上げ

・漫然とした教育価値のないコンテンツ

逆に、収益化が許可される例もある。

・コンテンツ同士は似ているが微妙に異なる

・違いを説明するショートクリップ

は?

意味がわからないが。こういう意味らしい。

収益化通過

なんやかんやあって、収益化が通ったので、その経緯も交えつつ考察していこう。

まず、収益化が停止された直後の再審査は、全て落ちた。

動画審査も駄目、視聴者様のフィードバックも駄目。

月イチ審査も駄目だった。

今思い返せばその通りだ。

当時の私のチャンネルには、交通事故にナレーションを付けただけの動画しか無かったからだ。

「そりゃそうだよな、他人の交通事故の垂れ流しじゃ駄目だよな」

と思い、ドライブ動画を作って二ヶ月目の審査を受けた。

・・・落ちた。

同じ「繰り返しの多いコンテンツ」という理由らしい。

全てが自分でドライブして旅に行く動画なのに、これは本当におかしい。

理由がない。

想像するとすれば、再審査担当はゆっくり文化に理解も無い外国人で、「ゆっくり音声=大量生産」だと判定しているのだろう。

人間が見ていると言えないほど質の悪い審査だ。

三回目は、ドラレコ動画にゆっくり音声を垂れ流すのはやめた。

ドラレコからの引用ではなく、現実世界を実際に歩いて撮影した動画をメインで使った。

また、バイク整備や、観光地紹介のようなオリジナル動画を主体に作った。

また、ゆっくり実況だけじゃなく、ボイスボックスのそれも、マイナーキャラの剣崎雌雄をナレーションに使った。

そしてここからがミソなのだが、概要欄に、いくつかのことを追記したのだ。

・動画の教育的価値や、細かな内容

・実写で動画を撮っていますアピール

・ナレーションは、単調化を防ぐための会話形式にするために使っている。

・ゆっくり音声は、ボイスチェンジャーで作っている

これで通った。

は?

意味がわからないが、審査に通ったということは、審査に通ったということなのだ。

Noドラレコ無断転載、
Noゆっくり音声垂れ流し。

Yesオリジナルコンテンツ。

収益化に通った理由は、こういうところだろう。

ゆっくり実況のこの後

私自身が収益化を復帰させたこの方法は、たくさんのゆっくり実況者さんに当てはまるだろうが、

同時にたくさんのゆっくり実況者さんが使えない。

例えば、2chのスレ紹介や、ゆっくりイラストが切り替わるだけの紙芝居やゲーム実況。

実写じゃないし、他人が作ったありきたりなコンテンツに見えるし、

再審査に通してもらえるとは思えない。

ユーチューブは、顔出しを強制してきそうだ。

声帯が不自由な人がいたら、どうするつもりなのか。

とにかく、オリジナルコンテンツを作れる人が生き残る。

こういうところだろう。

「「繰り返しの多いコンテンツ」でゆっくり文化は終わるのか」への1件のフィードバック

  1. 外国から見ると、AIボイスは
    あまりいい印象は持たれません。
    しかし、AIボイスだからこその
    メリットや表現があるので
    この文化は途絶えてほしくないですね…

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