今さらUSB-Cに変えた以外はほぼ変わっていないものを約20万円で売る。
音楽アプリを開くと不定期で表示されるしつこいAppleMusicの勧誘や、13になったあたりからコメント欄を開くたびに必ず見かける「何も変わらん割に高すぎ」という意見に成長の鈍化を感じつつもなんやかんや買ってしまった。
ついに買ってしまったiPhone15Pro。
13Proからの買い替えとなる。
特に不満・問題は無かったのだが、「写真素材サイトへの投稿に高性能カメラを使いたい」「お出かけのモチベーションを高めたい」「13Proを下取りに出しつつ使用期間で分割すればそんなに大した出費にはならない」程度の理由で買ってしまった。
初日から体感できる変化
サイズ・重量
まずスリムになって軽くなった。
重量については微妙なラインだが、サイズについてはあからさまにワンサイズ小さくなった。
厚みも薄くなったのを感じる。しかしケースの差だろと言われてみればそれまで。
差額ぶんの差は無いと言って良いレベルだ。
スマホにも写真にも興味がない人には違いは感じ取れないだろう。
音質
スピーカーの音質が向上し、よりクリアな音楽が流せるようになった。
とはいっても所詮はスマホレベルであるし、音質にこだわるならそういう系のデバイスを使うだろう。
私にとっては素直に嬉しい進化だが、みなさんにはどこまで意味があるのか…
ショートカットボタン
出先で写真を良く撮る私にとっては、ショートカットボタンを長押しするだけでカメラを開けるようになったのは非常に便利だ。
「でもその機能って何年も前からアンドロイドにあったよね?」と言われると素直に負けを認めるしかない。
なんかカード型のキー(2000年代にはあった)を手に取ってSNSではしゃいでるテスラオーナーみたいになってる気がする。
賛否両論ありそうな離れ小島について
結果から言うと特定の状況下で今後も邪魔されるだろうけど、慣れればそこまで気にならないはず。
写真・動画を撮ってきた
雪の中で福井県の恐竜博物館まで行ってきたのでそのついでに撮影。
この写真は1時間に3台しかすれ違わないレベルの僻地で、通行止めになっている交差点に停めて撮った。
ライブカメラに向かって「岐阜のポーズ」というのをやるのがネットで流行ったらしいが、その場所である。
迷惑や危険は生じない環境なので安心して欲しい。
赤色が鮮やかで黒色もクッキリと出ているように見える。
ここで比較用に13Proで撮った画像も出してみる。
おいおい、ほぼ変わらないじゃねーか!
せっかくなので自動車の写真で比較してみよう。これは13Proで撮ったもの。
うむ…
やっぱり違いが分からん…
少し暗いけど明かりがある際の例として恐竜博物館内部で撮った写真も載せよう。人が映り込んだ部分にはボカシを掛けている。
こっちは13Proで撮影したもの。
なんならこっちのほうが綺麗に見えるんだけど…
今度は望遠写真を試そう。これは普通に撮ったもの。
これが最大までズームしたもの。約20km先を覗いている。
これは2か3倍のズーム。このくらいなら普通に見られそうだ。
大きな光源がある場合はこんな感じ。
まとめ:差額分の価値があるかは微妙だが人生は良くなった
払ったぶんのリターンがあったのかは正直迷うが、20万円という本体価格がそこまで高く感じないならアリ。
良いカメラ・最新型デバイスを持っているという事実が人生をより良くしてくれるぞ。