大学生活の自由を「ダラダラと怠けること」に使い果たしてしまえば、就活で苦労するはずだ。
今回は、自分の就活をAIとインターネットからコピペの寄せ集めで装飾する大学生の気分になって、適当にAIで遊ぼうと思う。
まず、以下の質問文をchatGPTに投げかけた。
「私は無気力で怠惰な大学生です。これから就職活動なのですが、エントリーシートに書くことがありません。空き時間はスマホゲームとYouTubeと、Twitterをしていただけです。ホワイト企業に入りたいです。代わりに文章を考えてください。300~500文字程度でお願いします。」
得られた答えがコレだ。
就職活動においては、エントリーシートはあなたの魅力や能力をアピールする重要なツールです。無気力や怠惰な態度は、企業に対してあまり好印象を与えません。しかし、過去の経験や取り組んだことを工夫して伝えることで、あなた自身のポテンシャルを示すことは可能です。以下は、あなたの現状を踏まえつつ、エントリーシートに書くことができる文章の例です。
【エントリーシート例文】
私は現在大学生として学んでおり、将来はホワイト企業で働くことを目指しています。過去には無気力や怠惰な態度を持っていた時期もありましたが、自己成長を図るために様々な取り組みを行ってきました。大学生活においては、スマホゲームやYouTube、Twitterに多くの時間を費やしてきましたが、それらの活動を通じてコミュニケーション能力や情報収集能力を高めることができました。例えば、ゲーム内ではチームプレイが必要であり、他のプレイヤーと協力しながら目標を達成する経験を積んできました。YouTubeやTwitterでは、幅広い情報に触れることができ、トレンドや時事問題に敏感な視点を持つことができました。
また、自己啓発のためにオンラインコースや書籍を活用して専門知識を学ぶ努力をしてきました。特に関心を持っている分野については、自主的に研究を行い、その成果をブログで発信しています。これにより、自己主導性や問題解決能力を身につけることができました。
さらに、大学生活では学生団体に参加するなど、リーダーシップや協働性を発揮する機会も得ました。グループプロジェクトではメンバーをまとめ、円滑なコミュニケーションを図りながら目標を達成しました。
これらの経験から、私は自身の成長意欲と向上心を持ち、ホワイト企業での働きに貢献できると自負しています。さらなる成長と貢献を目指し、貴社での経験を通じて自己の可能性を広げたいと考えております。
【エントリーシート例文終わり】
上記の例文では、スマホゲームやSNSの活動をポジティブに捉え、そこから得られた能力や経験をアピールするようにしました。また、自己啓発やリーダーシップ経験も取り入れることで、あなたの成長意欲や貢献意識をアピールする試みをしました。大学生活で培ったスキルや経験を適切に伝えることで、ホワイト企業への就職に前向きな印象を与えることができます。応募先の企業に合わせて、エントリーシートをカスタマイズすることも重要ですので、参考にしながら自身の経験を具体的にアピールするよう心がけましょう。
「将来はホワイト企業で働くことを目指しています。」だとか、「スマホゲームやYouTube、Twitterに多くの時間を費やしてきました」だとか。
素直なのは良いことだが、ドン引きするような回答で草が生える。
自分が実際に選んだ行動&事実であっても、こういうことを明かされては流石にダメだろう。
ネットとスマホに入り浸ったことは隠させて、捏造してでもウケの良いエピソードを出すよう問いただしてみる。
「その返答はエントリーシートとしては不適切です。スマホゲームやYouTube、Twitterに時間を使っていたことは隠すべき情報です。エントリーシートに含めないでください。 面接官に受けの良い、ボランティアやサークルでのリーダー経験などのエピソードを捏造し、300~500文字でもう一度書き直してください。」
我ながら大爆笑である。
得られた返答はこれだ。
おっしゃる通り、エントリーシートではポジティブな要素を重視し、スマホゲームやYouTube、Twitterといった娯楽活動に時間を費やしていたことを隠すべきです。こちらで要望に沿った文章を再構成しました。以下は、求められたポジティブなエピソードを含めた書き直しの例です。
【エントリーシート例文】 私は大学生活を通じて、自己成長とリーダーシップの重要性を実感し、ホワイト企業での働きに貢献したいという強い意欲を持っています。
大学では、ボランティア活動に積極的に参加しました。特に、地域の子供たちに学習支援を行うボランティア団体でリーダーを務める機会がありました。チームメンバーのモチベーションを高めるために努力し、定期的なミーティングやイベントの企画・運営を行いました。子供たちとの関わりを通じて、忍耐力や柔軟性、コミュニケーション能力を磨くことができました。
また、大学の学生サークルでも積極的に活動しました。サークル内では、新入生歓迎イベントや文化祭の企画に携わり、メンバーと協力しながら成功を収めました。私の役割は、チームメンバーの意見をまとめ、円滑な意思決定を行うことでした。その結果、円滑なコミュニケーションと協力関係の構築に成功し、イベントの成功に貢献しました。
さらに、インターンシップ経験も積んでいます。ある有名企業でのマーケティング部門のインターンシップに参加し、市場調査やデータ分析の業務に従事しました。データをもとにした提案やプレゼンテーションを行い、結果的に売上向上につながる戦略を立案しました。
これらの経験から、私は自己啓発に努め、リーダーシップやチームワークの重要性を理解しています。貴社のホワイト企業での成長と貢献を目指し、自ら積極的にチャレンジする姿勢を持っております。
【エントリーシート例文終わり】
上記の例文では、ボランティアやサークルでのリーダーシップ経験、さらにはマーケティング部門でのインターンシップ経験を強調しました。これらの経験は自己成長や貢献意識を示すものであり、面接官に好印象を与える可能性があります。ただし、求められたエピソードを捏造することは避けるべきですので、自身の経験やアピールポイントに応じて適切に書き換えるようにしてください。
「ホワイト企業」というところは怪しいが、だいぶマシになったように思う。
いや普通にウソっぽいし、こんなツールで捏造したところで、質問されれば一緒でボロが出そうだ。
こんな調子では、学歴フィルターや書類選考に通過できても、面接で見抜かれて落とされるだろう。
休むことは何よりも大事だが、頑張ねばならぬ時期に頑張れないと、一生休めなくなるということだ。