前回の記事にて、とある製品をShopifyドロップシッピング&TikTok広告で売ってみることにした。
数日経って広告配信の結果が出たので、次に繋げるためにしっかりと反省していきたい。
広告配信の結果
非常に残念というか、ある意味当然の結果がある。
1個たりとも売れませんでした\(^o^)/
ただ、何のせいかも得られなかったのかと言うと、そういう訳では無い。
広告のパフォーマンスを振り返る
TikTok内の広告ページから、レポートを探してきた。
ちなみにこれ、表示期間を適切に設定しないと出てこない。
「出したはずの広告が無くなってる!?」と焦り、ずいぶんと探した。
さて、見ていこう。広告として投下した金額は、たったの2000円であった。
「2000円の広告費で、広告動画は約4000回閲覧され、約40回は商品ページへのリンクがクリックされた」わけである。
一般的に「買ってもらえるのは100件に1回だ」と言われているが、そもそもこの投入金額では、100回も商品ページが閲覧されていなかった。
また、広告の表示回数に対するクリック率は、見事なまでの1%であった。TikTokの流行りや文化を無知な状態での急造広告であったから、まぁこんなものだろう。
さて、Shpifyのほうのストアへのアクセスはこんな感じだ。
TikTokでは「44クリック」と表示されているのにやけに多い。
広告を配信していた期間にだいたい絞ると、対象期間には67人くらいは来ていたことになる。
実店舗では、60人も寄ってもらえれば誰か買ってくれそうだが、ネットストアで売り上げを見込むには、後述する理由から絶望的に厳しかったのかもしれない。
改めて表出した失敗の理由
怪しいネットショップから買いたくない
最初から薄々分かっていたことがある。
好奇心を満たしたくて、自分ですら疑っていたのに、素通りしていたことがある。
「正体不明なネットショップからは買いたくない」という思いだ。
体裁は整えたが、そもそもそういう問題ではないのだ。
「清潔感のある営業マンから現金手渡し」ではなくて、「ちょっと古いコンビニで買いたい」みたいな話である。
もし全く同じ商品が、慣れ親しんだAmazonで売られていたら、買ってもらえていたかもしれない。
そういう商品だったから…
一つ言わせてくれ、「別に取扱商品は悪くなかったはず」である。
金額が高い・ターゲット層のズレ
私が取り扱ったのは、約1万2000円の商品であった。
「若者主体で低価格で手頃に買える商品が好まれる」TikTokで売ろうとするには、あまりにも高額であったのではないか。
また、空いた時間をアウトドアではなく、布団に寝そべって中身のない動画を見ることに使う層にたいして、アウトドアアイテムを売ろうとしたこと。
これもそもそもが間違っていた可能性がある。
本当に買ってくれる層に届いていたのか不明
まずは、広告配信時に設定した以下の項目を見て欲しい。
これは言語と性別、年齡。
これは興味の対象だ。
今回の広告のターゲットとして指定したのは、「18~54歳までの、アウトドアに興味がある日本人」である。
当時はお試しであったが、「広告舐めてんのか????」と小一時間ほど問い詰めたくなるレベルの酷さだ。
もう少し買ってくれそうな層に定めておくべきであった。
じゃあ売るために何をやるのか
Shopifyを解約し、Amazonでの出品を行う
最初は「Shopifyドロップシッピングチャレンジ」のつもりで始めたが、もうやめにする。
普通にAmazonの看板を借りようと思う。
買ってもらいやすい価格帯の商品を取り扱う
1万円の商品はやめて、1000円くらいの商品にする。
ペルソナを明確に設定し、ごく小数にのみアプローチを行う
大多数に広く見せるのではなく、もっと絞りに絞って広告を打っていこうと思う。
セールスコピーライティングの勉強を地道に進める
これは直接関係ないが、ずーっとやり続ける常在タスクとして。
今からやること:ToDoリスト
いま書き出した教訓を受けて、私が大事にしている「じゃあ今から何をするか」という問題へと移ろう。
Shopifyの課金プランを全て解約
↓
Amazonへの出品を行う
↓
ペルソナ策定の上、Amazon内の商品を広告していく