eBayの送料について調べてみた

物販総合

eBayを始める際に最も障壁になると思うのは海外発送だ。

elogiを用いれば伝票作成自体はラクなのだが、問題はやけに高い送料である。

今回はeBayの発送に関して自分用のリサーチメモをアップロードする。

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使う配送会社

海外発送で使う配送会社は主に以下の4つだ。

  • Fedex
  • DHL
  • 日本郵便
  • elogi

だいたいの個別の解説をしておく。ちなみに民間発送会社を「クーリエ」と呼ぶことがある。

FedEx

日本では馴染みがないが、世界では最大手だ。どの国にどんな荷物を送っても、比較的安定して届けてくれるようだ。

配送料金は実重量と容積重量を比較し、より重たい方で決まる。

(容積重量というのは、荷物の縦・横・高さをメートルでかけ算した値のことである。)

またBtoC割引があったり、月の送料に縛りがあったりする。これは契約次第で送料が安くなることがあるという意味だ。

(BtoC割引を受けるには、多数の発送実績や個別交渉が必要になる。また、毎月最低でも10万円ぶんほど発送しないといけないというルールがあったりする。)

主なサービスは二つ。

IP(インターナショナル・プライオリティ)

IPと呼ばれるインターナショナル・プライオリティ。

こちらはエコノミーの方より数日早く着くが、そのぶん送料も数百円ほど高くなる場合が多い。

IE(インターナショナル・エコノミー)

IEと呼ばれるインターナショナル・エコノミー。

IPと比較するとエコノミーな料金となっているぶん、到着が数日遅れることとなる。

DHL

こちらもFedExに並ぶ世界規模の大手配送会社。

DHLの料金も重量とサイズの大きな方で決まる。

eBayのセラー割引があるのが特徴だ。もちろん毎月の最低発送額などの条件はある。

DHLには「フライヤー」と呼ばれる黄色い袋があり、これに収まるように梱包すれば実重量による送料計算をしてもらいやすい…が、昨今の値上げラッシュによりサービス内容が変更されているので要注意。

またDHLはオーストラリアへの送料が特に安いという特徴がよく紹介されている。

しかし、重たいものの送料が高くなるというデメリットもある。

eLogi

聞いたことが無い人が多いが、注文情報を入力してラベルを発行するステップを代行してくれるサービスだ。

eBayJapanとも連携しているため、eLogiから発送してやるだけで割引料金で送れる。

しかしFedExと直接契約するよりは高くなってしまう。

手続きが面倒な場合や時短したい場合、初心者にオススメできるサービスだ。

日本郵便(軽くて大きいモノ以外はあまりオススメされない)

メルカリやレターパック、ハガキや封筒などでお馴染みの赤いバイクの日本郵便だが、実は海外発送も出来る。

しかし利用する際は注意点がある。

主に30kgまでの荷物を素早く送れる「EMS」と「手紙」で使うべきだ。  

その肝心のEMSも最近値上げされて割安ではなくなってしまったり、集荷を受け付けていなかったり…

実は海外発送における日本郵便、何かと難があるのだ。よってオススメはされない。

しかし送料は実重量で決まるため、大きくて軽い商品を送る場合は安いことがある。
(例:ぬいぐるみ)

どれを選べばいいの?

月の合計送料が10万円に達しないうちはeLogi

これを越えてきたあたりでFedexとの直接契約に切り替える。というのが良さそうだ。

送料設定のポイント

アメリカを送料無料にした上で、他との差額を考えて行く

まずアメリカ宛ての送料は無料にするという前提で進めて行くべきだ。

そもそも最も取引が多く、約6割が買われているのがアメリカだ。

そのうえで、追加料金を貰わないと赤字になってしまう場合は送料を取ろう。

発送サービスはExpedited Shippingに設定する

送料関連の設定をする際にExpedited shippingを選べるが、これを設定しておこう。

こうすることで到着までの日数表示が短くなる。

というより、FedExやDHLなどの民間発送会社(クーリエ)を使うと勝手にこの設定になる。

ハンドリングタイムについて考える

ハンドリングタイムというのは「発送まで何日か?」である。

無在庫は5~10日、有在庫は1~3日が良いだろう。

発送除外国を設定しておく。

発送除外国というのは、送料が高かったり手続きが面倒くさかったりするので最初から売らない国のことだ。

アフリカ・南米・軍の基地内の郵便局(APO/FPO)は最初から除外しておこう。

アフリカや南米は関税の高さや郵便インフラ・治安の懸念があり、軍事基地内の郵便局であるAPO/FPOは追跡や配達が上手くいかないリスクがある。

各社における具体的な送料・梱包材などについて

さっき「アメリカを送料無料にすること」と「オーストラリアの送料は高いこと」を述べた。

この差額を元に考えて行く。

FedExについて

フェデックスの梱包材

ネコポスのように、固有の梱包材がフェデックスにも存在する。

どれも商品代金500ドルまで使うことが出来る。

エンベローブ

例えばこれはエンベローブ。500gまでの独自料金。

A4が60枚ほど入る厚みがあるそうだ。この梱包材が変形しない程度の厚みのものを送れる。

ステッカーやカードなどがマッチしそうだ。

各種パック

エンベローブの他に、3つの小型パックがある。

これらは容積重量が15400㎤を越えなければ実重量で送料が決まる。

どれも最大重量は2.5kgだ。3つの異なるサイズである。

チューブ・ボックス

いま紹介した2つの他に、チューブやボックスも存在する。

これがチューブ。ポスターや布生地をロール状にして送ることに適しているようだ。

フェデックス国際貨物用パウチ

いまの梱包材に加えて、国際貨物用パウチというものが必須となる。

これも取り寄せしておこう。

送料について

フェデックス公式サイトに送料一覧表が載っている。しかし、さっき言った通りIPで送るのが良いだろう。

上手いこと見つけられなかったので「フェデックス IP 送料」で検索することを推奨。

縦が重量、横が地域だが、アメリカ基準で見るならE・Fだ。

西部とそれ以外で微妙に送料設定が異なっているようだが、安全を取って高い方のFで計算していこう。

DHLの送料について

送料についてはDHLサービスガイドという書類に書かれている。URLをクリックしても、勝手にローカルに保存されてから開かれるのでURL貼り付けはできない。

これが送料の区分表になる。似た番号があるので混乱してしまうが、アメリカは5番だ。

オーストラリアは区分4である。

区分5であることを確認したら、輸出サービスのタブへ切り替え。こっちも送料で1万円以上かかるのか…

日本郵便について

さっきはオススメされていないと言ったが、小型の貨物の場合は例外があるかもしれない。

自分で色々と調べていて、あまりにも難しいことが多かったのだ。

小形包装物というサービスがある。

参考にしたコンテンツ

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