ジェームズ・ボンドの映画の世界観が色濃く残るJB700W。
ブログネタのためだけに買って乗り回したあとは「いやゴミじゃねえよ、普通にカッコ良くて好きだわ」と言いたいのだが、ここは当初の方針通り行かせて頂く。
約150万ドルという、やり込んでる人にとってはそこまで高くは無いが安くもないプライスタグ。
これに加えて、007っぽさ以外に特に買うような理由や魅力が無いという悲しすぎる特徴を持つ一台。
今回はそんなJB700Wを実際に買ってみて、どんな一台なのか紹介していくとしよう。
カスタムについて
あんまり劇的には見た目を変えられないが、雰囲気要素を強められるのでぜひ手を加えてあげよう。
コンペ・サスペンションを入れると純正のアシのまま防弾加工を足したのかというレベルに車高が下がる。
デフォルトがこれ。タイヤハウス部分の空間は拳が余裕で入るほど広いので、程々には下げたいところ。
追跡車両への妨害として、スパイクかスリックを装着可能。クラクションボタンではなく右十字キーで設置となるため覚えておこう。
公開セッションで乗り回すつもりなら、防弾タイヤの装着率ゆえスリックのほうが良いと考える。
また、フロントにはマシンガンを搭載することも可能である。
こっちがビフォー。ヘッドライトの上側にちょこんと乗っかる。
旧車にはあまり興味がないのだが、なかなかにカッコ良いオーラが出た。
ジェームズ・ボンドごっこ
私がやってみたかったのはコレだ。
No Time To Dieのワンシーンにあった、ドーナツターンをしながら車載ミニガンで敵を薙ぎ払うシーン。
これの真似事が簡単にできる。
アクセルをベタ踏みしながらハンドルを切り続けているだけで、簡単にターンすることが可能。
気分はジェームズ・ボンドだ。
実走レビュー
基本的には大パワーFRな旧車である。
リアタイヤはホイールスピンするし、旋回時にはリアが流れやすい。
しかし、その滑り具合は制御できる範囲に収まっているような走行フィール。
リアをスライドさせながら狭い道を抜けつつ警察から逃げる、映画の主人公気分のドライブができて楽しい。
車載マシンガンの威力は微妙。
ほんの少しだけ強いように感じるが、何秒も当て続けないと車両は火を吹くこともしない。
普通にピストルを撃てるし粘着爆弾だって投げられるので、お遊び以外で使う武装ではないだろう。
防弾性能は皆無で発進時はリアタイヤが空転しやすいため、油断していると個人車両を押収される。
まとめ
買う理由は無いけど乗っていて楽しい。
ビジネスには役立たないけど少なくともゴミではない。
007の映画を見たことがある人には、飽きた頃に買ってみて欲しい一台であった。
でも実際、アーケードの端っこで置物になってるだけで乗らないのよね…
007の映画シリーズ繋がりで「アーデント」というマイナー車も実装されているため、合わせて買って並べると良い雰囲気が出るかも。。。
ストロンバーグもあるとなお良い。