「水陸両用。だから何??」「豆鉄砲マシンガンのせいでピストルも撃てない」「豆鉄砲マシンガンのせいでパッシブも使えないから公開セッションで安全に乗り回せない」「本体が高すぎる」などなど、明確なる買う価値・理由が無いくせに値段ばかり高いゴミ車両。
そんなブレイザーアクアだが、私は好きだ。
ダメな点と好きな理由を紹介していこう。
割引ナシで約175万ドル。
車両取引の調達を一定回数以上こなすと解除される特殊車両ジョブをクリアすると、約130万ドルまで割引される。
この大した魅力もないバギーのために1カヨペリコ+αの出費。うん買う理由無いよね。
実走行レビュー
私は「水」をテーマにした車両にはブルー系の塗装を施している。
バイクでもない。クルマでもない。
独特のカウルに覆われたボディーラインと乗車スタイルは非常に新鮮だ。
基本的に機動力が高く、スイスイと走っていくことが可能だ。
ショートホイールベースであるので、急旋回を行うとスピンしやすい。
しかし、気分転換程度に流すには必要充分なスピードは出る。
しかし、衝突に対してむっちゃくっちゃ弱いという地味ながら大きな弱点が存在する。
ほんの少しでも速度が乗っている(体感40km/hくらいだ)と、すぐに身体が投げ出される。
交通事故動画集を作りたいのなら良いが、本当に軽い当たりでも投げ飛ばされて吹っ飛んでいくので正直ダルい。
悪路を飛び跳ねるような走り方をしていても、ちょっとでもジャンプ前の進路をミスると衝突してとっ散らかる。
なお海にそのまま入れるという点だが、基本的にだから何?となる。
基本的にトレアドールの完全下位互換であり、豆鉄砲マシンガンのせいでピストルも撃てないので戦闘が発生するミッションなら蜂の巣になって終わる。
だから「洋上の荷物を取りに行く系のミッションで使う」ということは出来ない。
テクニカルアクアならピストルを使えるが、あっちはあっちで遅すぎるんだよなあ・・・
マリンスポーツが好きなら、唯一の水陸両用ジェットスキーとして欲しくなるかもしれない。
でも現実世界で乗ればええやん。ゲームはゲームでしょ…
公開セッションでの遊び道具としての価値
この手のゴミ車両は、「公開セッションで見知らぬ誰かに乗って会いに行く」「気が向いたときに適当に乗り回す」程度の使い道しかない。
その点においては、パッシブモードが使えないという点が致命傷になる。PK野郎に狙われたら一発で終わり。
だが、この写真のとおり見知らぬ誰かさんと分かり合うにはうってつけだ。
奥の武装リムジンと共に こういうアホ&へんてこりんな乗り物を出せば、非敵対的な相手とも友達になりやすい。
乗り味も新鮮で、見慣れたロスサントスの町並みがいつもとは少し違って見えるのも良い。
気分転換に遊ぶ用の下駄として、私にとっては最高の相棒である。
それとともに、買ったところでなにかお金稼ぎの役に立つわけではないゴミ車両であることも事実である。
テクニカルアクアとの比較
迷う対象としてテクニカルアクアが挙げられるが、あちらは車内から銃が撃てて爆弾も投げられるという強みがある。しかし、機動力とコンパクトさでブレイザーアクアに劣る。
車内から銃が撃てないというのは絶望的に不便なので、機能性だけで選ぶならテクニカルアクアになるだろう。