GRヤリスには無いコントロール性と安心感が圧倒的な速さの中に存在するGRカローラ。
今回は後期型のATモデルに乗る。
外観・デザイン
モータースポーツの現場でも冷やせることを意識したアグレッシブなフロントグリル。
盛りに盛ったフェンダーまわり。「よくトヨタから出たよなぁ」という過激さ。


内装
後期のGRカローラには以前にも乗ったので軽く。

GRカローラ後期ATの内装でまず気になったのは、メーターパネルの角度である。
メーターがまっすぐ立っているというより、奥側へ少し寝かせるように配置されている。少し気になる。
一方で、操作系の質感はかなり本格的である。ステアリングはアルカンターラ巻きで、滑らずに手へ吸い付いてくる。ミリ単位の微調整でもブレずに操作できそうな安心感がある。
ハンドブレーキやシフトノブにもアルカンターラが使われており、赤いシートベルトも含めて、普通のカローラとは明確に別物という雰囲気がある。

シートもクッション性は残しつつバケットシートのようなホールド性を持つもの。
市街地や長距離でもハードすぎず、サーキットでもきちんと身体をホールドしてくれそうなシートである。
取り回し
ステアリングの切り始めには重さがあり、タイヤの表面を撫でる感触やハンドルを切っていく重さが感じられる。
シビックタイプRと同等の濃厚な感触。
軽くスイスイ動かす車というより、路面とタイヤを意識しながら操作する車である。
ただ重いだけではない。
動きそのものはかなり正確で、少し切ればノータイムでフロントが反応する。
気になるのはマフラー音である。今回の個体はマフラーが交換されているようで、始動した瞬間からかなり大きな音が響いた。エコモードにしても静かになる印象は薄く、深夜帯に使うにはかなり気を使う。
休日のデイタイムにしか使い物にならない。朝7時~夜21時までしか動かせないようなレベル。
パワートレイン
後期GRカローラATの加速性能はやはり素晴らしい。
MTと違ってシフトアップで加速が途切れない。

踏み込むとコンピューターが適切なギアを選び、スムーズに速度を乗せていく。
自分でギアを選んで変速するMTよりエンジンを味わう感覚薄いが、速く走る道具としては非常に完成度が高い。
スポーツモードの横長メーターはレッドゾーン付近で激しく点滅するため、スポーツ走行時もシフトアップタイミングを見落とさない。
ATの動作はGRヤリスATと似ている。
発進加速もDCTのように低回転からスパスパ変速していくものではなく、ある程度エンジンを回す。
通常モードでは変速に少し待ちを感じる場面もあるが、スポーツモードではかなり素早くなる。
スポーツモードで減速を掛ければパドルを使わずとも自動でシフトダウンが入り、パワーバンドを外さないようにする制御も入る。
公道では少々本格派すぎるほどで、サーキットやジムカーナに主眼を置いたプログラムである。
高速域では速度感がかなり希薄になる。
車は安定しており、加速も滑らかなので、実際のスピードに対して人間側の感覚が追いつきにくい。
よく考えずに踏んでいると一瞬で車速が200km/hを越えてしまう。
その速度域においてもなんの危険性もないどころか、抑えて穏やかに流した結果出ているだけの数値なのである。
GRヤリスより重いため加速性能ではGRヤリスが勝る上に、ヤリスのほうは約100万円安く買えることを踏まえると、性能だけならヤリスの方が有利だと言えそうだ。私はカローラ派だが。
ちなみにカローラのシャシー性能の前では持ち前の300馬力もそこまで速く感じない。
これだけのシャシーを1.6リッター/300馬力程度の加速性能に留めてしまっているのは個人的には損失だと思う。
400~500馬力あっても耐えられるだろう。
個人的にはC43 AMGの2リッターターボをブチ込んだバージョンに乗ってみたいものだ。
刺激的な速さと懐の深さの両立を考えると、より速いバージョンとしてC43 AMGが脳裏にチラつく。
それだけのスピードレンジの高さだが、当然ながら取り締まりに引っ掛かれば免許は消える。
ひとつ不満だったのはアクセルペダルだ。
ベタ踏みしたさらに奥に、ゴムスイッチのような抵抗がある。このせいで、素直にアクセルを踏み切れない感触がある。
乗り心地
乗り心地は硬い。荒れた路面ではそこそこドカドカと入力が来る。
ただし不快一辺倒ではない。
スピードが乗ってくるとダンパーがきちんと動き、角を取るような乗り味も出てくる。硬派なスポーツモデルである割には、意外と乗っていられる。
強めの衝撃に対しても、ただ突き上げるだけではない。バンプラバーが潰れながら仕事をしている感覚があり、サスペンションとして破綻している感じは少ない。
街乗りの快適性は確実に削られている。
しかし、スポーツ性能を考えれば乗り心地のレベルは悪くない。毎日の足として完全に快適とは言いにくいが、本格的なスポーツ車としてはかなり乗りやすい部類である。
ライバルにあたるシビックタイプRが減衰調整サスペンションによって極上の乗り味を獲得していることを考えると多少の遅れを取っている要素である。
GRのハイパフォーマンスカーとしてはかなりマイルドになったが…
ハンドリング

ハンドリングは非常にクイックである。
切り始めには重さがあるが、少しでもステアリングを切ると、フロントがすぐについてくる。フロントがヨレる感じはなく、操作に対して車体が遅れず反応する。
収まりも俊敏で、ハンドルを揺さぶってもボディのヨレや足のロールを感じることはない。すべてが手の内に収まる。
このステアリングフィールがかなり面白い。
メカ的には電動パワステであり、ある程度の速さで回すとウィンという電気的な音も聞こえる。
しかし感触としては、昔ながらの重厚感がある。
油圧パワステ時代のフェアレディZを少し思い出すような、タイヤの重さを感じられるフィーリングである。
高速域でも遊びは少ない。少し切るだけで車の向きがしっかり変わる。
峠道でも加速は強烈で、コーナーへの入り方も正確である。
GRヤリスの方がさらに速いことは分かっていても、GRカローラも十分すぎるほど速い。むしろ車体の安定感や落ち着きがある分、カローラの方が安心して速さを引き出せる場面もある。
ATになったことでMTのような機械を操る濃さは少し薄くなるが、その代わりに速さと安定感はさらに分かりやすくなっている。
マルバツ評価
〇:AT化によってより乗りやすくなった。爆速な割に安定し過ぎてラク。
×:アクセルを奥まで踏んだ先にある謎のスイッチ。アシの減衰調整も欲しい。400馬力以上あって良い。
自分の試乗レポート
時短のため記事本文はAIに書かせている。
運転中に音声で書き留めたメモ↓
GRカローラ(AT)
メーターパネルがちょっと寝てるのが気になった。
立っているのではなく奥側に回転しているように配置される。
ステアリングはアルカンターラ。滑らずに手に吸い付いて来る。
ミリ単位の微調整もブレずに行えそうだ。
ハンドブレーキもシフトノブもアルカンターラ。
シートベルトは赤。
シートもクッション性はありつつも、バケットシートみたいなガッチリさがある。
市街地や長距離でもハードではないが、サーキットでもしっかりホールドされる良いシートだ。
マフラーも交換されているようで、始動した瞬間からかなりうるさい音が響く。
エコモードにしてもあんまり静かにはならない。
ちょっとうるさすぎて、深夜帯に運用するのは無理かも。
エコモードでも静かにしていてもなにをどうやってもうるさい。
マフラー交換なんかするもんじゃない。
ハンドルのレスポンスはクイック。
切り始めには重さがありつつも、少しでも切るとノータイムで前がついてくる感じがする。
フロントがヨレるという感じもなく、ちょっとでもハンドル切ったら前がもうすぐ応答する。
トランスミッションはヤリスと基本的な動作はあんまり変わんないというか、目を瞑って乗ったら違いがわかんないかもしれないレベル
DCTみたいに低回転でスパスパ行くんじゃなくて、ある程度回してからのシフトアップ。
シフトチェンジもスポーツモードでなければ少し待つ感じがある。
発進もある程度エンジンを回しながら行う。
ハンドルの回し始めは重たいしすごい重厚感ある、タイヤの重さを感じられるレスポンス。
しかしそこそこの回転速度で回しているとウィンと言う電気的な音が鳴る。
電動パワステなのだと分かる。
素晴らしいフィーリング。
盲動設定で切り替えられるのはパワートレーンとステアリングとエアコン
路面が荒れてるところだと、やっぱりそこそこドカドカ来るから、本格的なスポーツ者だなぁっていうのは、どうしても思いしなさい。でも、かなり乗りやすい乗りやすく、収まってるとは思うけどね。
個人的に面白いと思うのが、パワステのフィーリングで、メカ的には電動でもなく、昔ながらの重厚感があるというか、フェアレディzに乗ってた子供をちょっと思い出す感じになってる
ー高速道路へー
踏んでいくとやはり素晴らしい加速性能。
MTと違ってシフトアップで一回途切れることが一切ない。
パドル変速でもメーターがチカチカするためタイミングを逃す心配はない。
MTよりもエンジンそのものの味はちょっと薄くなる。
自分でギアを選ぶのではなくて、コンピュータが勝手に合理的なギアを選んで最適な加速をする。
運転していて速くは感じないが、速度計を見ているとちょっと踏んだだけで一瞬で160km/hを越えている。
いつのまにそんな速度になったのか、なんでこんなスピードが出ているのかピンとこない。
全く危険がなく、むしろ歩いているみたいな速度感。
走行スピードが意味を為さない。
オービスが光りそうだからやめておくか。
このスピードで他のクルマは抜けないし、無意味にブレーキ踏みこんでも勿体ないからやめておくか。みたいな他者&免許基準でボトルネックが決まる。
変速はすごくスムーズでやっぱりなめらかだね。選びも適切でちょっと踏んだら必要なギアにスムーズに下げてくれる。なんでこんなタイミング
スポーツモードの変速は意外とスムーズで、ほとんど運転してても遅れるって感じる事は無いかなぁ
さすがのスタビリティーで白沼に180キロとか出てるんだけど、人間はほとんどスピードを感じ取れないって感じ。今何キロ出てるのかわかんないしわかった。ところでどうでもいいね。はっきり言うと
高速域のハンドリングに遊びはあんまりないが、少し切るだけで前が大きく動く。
むちゃくちゃコントロール感があって楽しい。
運転しててこれ欲しいなぁって思うほど。
ちなみにスポーツモードで減速をすると自動でシフトダウンが入る。
サーキットやジムカーナでパワーバンドを外さないようにすることを優先するプログラムとなっているらしい。
公道でやるには本格派すぎる。
ーー峠道へーー
加速は相変わらずすごく速い。
ヤリスの方がより速いのは知っていても、カローラも凄い。
スピード上げるとある程度ダンパーが縮んでくれるようになる。
角を取ってくれるような乗り心地があり、硬派なクルマである割にはあまり運転してて不快には感じない。
ガツンと来るような強めな衝撃に対しては、ちゃんとバンプラバーが潰れながら仕事をしてくれる。
街乗りの快適性は流石に削られて入るが、意外と乗り心地のレベルは悪くない。
1つ不満なのがアクセル。
素直に踏み切れない。
ベタ踏みした後の奥にゴムスイッチのようなものがある。
このせいで素直に開けられないのがよろしくない。