【ランクル250(ガソリン)】悪魔の163馬力は激遅。装備も簡素な割り切り街乗りモデル #221台目【試乗インプレッション】

ランクル300はデカすぎ高すぎ、ランクル70はハードすぎということで最も現実的な選択肢となるランクル250。

今回はディーゼルではなく、163馬力しかないガソリンに乗っていく。

外観・デザイン

まずボディサイズがデカイ。とにかく特大で迫力がある。

灯火類や変化のある面の組み合わせで新しさもアピールする。

最低地上高も全高も高い。

内装

ランドクルーザー250という名前から荒々しい車内を想像していたが、実際に乗り込むと現代的な大型SUVという印象が先に来る。

ただし、車内装備はグレードによってかなり割り切られている。今回の個体はオフロード系の装備がかなり削られており、目立つ機能としては2速発進とローレンジ程度であった。ランドクルーザーらしい本格装備を期待すると、街乗り用の簡素な仕様に見えてしまう。

一方で、クルーズコントロールの操作系は比較的シンプルで扱いやすい。

一時期のトヨタ車にあったような分かりづらさは薄れており改善が感じられる。

サンルーフを開けたときの開放感は強烈である。風の入り方はオープンカー以上に荒々しく、室内に暴風が吹き込むような感覚になる。快適装備というより、旅の演出装置である。海沿いを走りながらこの風を浴びるなら、それだけでこの車を選びたくなるほど魅力がある。

取り回し

ランドクルーザー250は、見た目の印象ほど扱いにくい車ではない。むしろ運転席からの見晴らしがよく、車両感覚もつかみやすいため、実際に走り出すとかなり乗りやすい。

高い視点からボディの先を見渡せるため、思ったよりもコンパクトに扱える。ミラーの見え方もよく、単純な視界性能も高い。巨大なクロカンに身構えて乗ると、意外なほど小さな車のように動かせることに驚く。

ランクル300では、体感的に許容サイズを大きく超えているような圧迫感があったが、250ではその印象がかなり薄い。もちろん物理的には大きい車である。しかし、運転している最中にその大きさを強く意識させられる場面は少ない。

小回りもサイズを考えると十分である。狭い左折や、左斜め手前に入るような交差点でも、白線に沿って自然に曲がっていける。切れ角が足りない車だと、完璧なタイミングでハンドルを切っても車の鼻先が外へ逃げていくが、250ではそうした不満は少ない。

ただし、扱いやすさに騙されてはいけない。実際には狭い場所で切り返しを強いられる場面もあるし、道幅によっては普通にカツカツになる。運転感覚は小さくても、車そのものは大きい。狭い住宅街や古い駐車場では、入ったら詰むような場所に近づかない判断が必要である。

ステアリングを回したときの滑らかさは印象的である。パワーステアリングが軽やかで雑味が少なく、回した感触だけで言えばメルセデス・ベンツSクラスに近いものすら感じる。重々しいクロカンというより、軽やかに扱える高級車的な手触りである。

パワートレイン

ガソリンモデル最大の問題はエンジンである。数値上は非力でも、実際に乗るとトルクがあって意外と走るのではないかと期待していたが、その期待は完全に外れた。

赤信号からの発進や、市街地の上り坂で少し踏み足す程度でも遅さが目立つ。アクセルを軽く踏んだだけではなかなか前に出ず、ある程度踏み込んでも明らかに加速が鈍い。車体に対してエンジンが足りていない感覚が常につきまとう。

エンジンは意外と回る。静かに低回転トルクで押し出すというより、加速するためにはそれなりに回転を上げる必要がある。ところが、回したところで力強く加速するわけではない。上り坂でも余裕は感じられず、常にエンジンが頑張らされている印象である。

トランスミッションのギア比もややワイド気味である。もう少し細かくギアを刻んで、エンジン回転をうまく保ってほしい場面がある。Sモードに入れても、加速のかったるさが根本的に解決するわけではない。

高速道路ではこの弱さがさらに目立つ。短めの合流レーンで強めにアクセルを踏んでも、車が加速モードに入った時点で「これは無理だ」と感じるほどであった。結果として、後続のトラックの前に入るのではなく、ブレーキを踏んで後ろに入る判断になった。

これは単なる「速くない」という話ではない。状況が悪いと、安全な合流に支障が出るレベルで加速に余裕がない。入念に目測をして、アクセルを早めに入れても、それでも足りない場面がある。

高速巡航そのものはできる。100km/h前後をクルーズコントロールで淡々と流すだけなら、そこまで不満は大きくない。実際に100km/hキープでは燃費も8.3km/L前後であった。

しかし、追い越し車線へ出る、流れの速い道路で速度を乗せる、首都高のように分岐と合流とアップダウンが続く道を走る、という使い方ではかなり厳しい。120km/h付近から踏み足しても、速度の乗り方はかなり鈍い。踏み抜いても1秒に1km/h程度しか伸びないような感覚である。

結論として、ガソリンは積極的には勧めにくい。加速Gを求めない運転、100km/h前後で淡々と走る使い方なら許容できるが、ランドクルーザーという車名から余裕ある走りを期待すると裏切られる。ディーゼルが選べないなら、250自体を諦めるか、加速性能を諦めて乗るしかない。

乗り心地

乗り心地は、クロカンとして見れば悪くない。しかし、高級SUVとして見るとゴツゴツ感が目立つ。

段差や荒れた路面を越えると、遠くの方でゴツゴツするような感触が伝わってくる。サスペンションのストローク量自体は感じるが、そのストロークのわりに衝撃がきれいに吸収されているわけではない。18インチでこれなら、20インチ仕様ではどうなるのか気になるところである。

路面が細かくうねっている場面では、体が小刻みに揺さぶられる。ランクル300の乗り心地の良さを知っていると、250のこの動きは少し辛い。ジムニーと同じ本格クロカン系の車だと考えればかなり上等だが、アルファードやハリアーのような都会派SUVと比べると分が悪い。

高速道路でも段差に対する動きは大きめである。瞬間的な高低差で車体がギュッと持っていかれるような場面があり、フラットな高級車的乗り味とは違う。背の高いクロカンとしては納得できるが、快適な長距離クルーザーとして期待しすぎると粗さを感じる。

直進安定性自体に大きな不満はない。140km/h程度の速度域でも、風に振られて怖いという感じはなかった。背が高い車ではあるが、運転していて極端な腰高感もない。

ただし、130km/hを超えるあたりから風切り音はやや大きくなる。また、レーンキープの動作には不安が残る。山間部の高速道路を普通のペースで走る程度ならハンドル操作をアシストしてくれるが、カーブで突然変な方向へ行こうとしたり、レーンをはみ出しそうになったり、PA側へ寄ろうとするような挙動があった。

白線が極端に薄いわけでもなく、大雨でもなく、急カーブでもない。速度も100km/h少々で、車両の走行距離も6000km程度である。それでも動作が安定しない場面があった。アシストとしては便利だが、積極的に任せたいとは思えない。

ハンドリング

ランドクルーザー250のハンドリングは、車のサイズや成り立ちを考えるとかなり良い。背が高く、図体も大きい本格クロカンでありながら、カーブでは意外なほど綺麗に切れ込んでいく。

曲がり方はニュートラルで、運転していると車高の高さを忘れそうになる。高速道路のカーブでも、背の低い車のように自然に向きを変える場面がある。ステアリングレスポンスも良く、軽い峠の下り程度なら車重がそこまで辛くならない。

下り坂のコーナリングでも、前だけに負荷をかけすぎなければ、リアタイヤも旋回に参加しているようなバランスの良さがある。ランドクルーザーに乗っていることを忘れるほど、普通に曲がれてしまう。

ただし、ロールはそれなりに大きい。峠道ではあまり気にならないが、高速道路では「傾くな」と感じる場面がある。急ハンドル、特にハンドルを速く回す操作には注意が必要である。

ハンドルを揺さぶるとフラつき気味にはなるが、これは直進安定性の低さというより、ステアリングレスポンスがクイックなことによる反応である。NDロードスターでも同じようにハンドルを振れば車は揺れるが、それをもって安定性が低いとは言わない。それと同じ種類の動きである。

一方で、限界を超えた操作には弱さが出る。速すぎるスピードで急ハンドルを切ると、バタンバタンと車体が飛ばされるような動きになる。ロールが収まりきる前に、さらにロールを助長するような操作を入れると挙動が乱れやすい。

ブレーキにも注意が必要である。奥まで踏んでも、思ったほど強く止まっていかない。安全に速度を落とすには、他の車以上に人間側の踏力が必要になる。特に下り坂やペースが上がった場面では、早めにしっかり踏む意識が重要である。

総じて、ハンドリングは予想以上に良い。取り回しも良く、曲がり方も自然で、軽い峠道ならかなり気持ちよく走れる。しかし、車重と車高は確実に存在する。扱いやすいからといって、乗用SUVと同じ感覚で急操作を入れる車ではない。

マルバツ評価

〇:サイズの割に乗りやすく、色々な道を快適に走れる

×:終わり散らしている悲惨な加速性能。ディーゼルを買おう。

自分の試乗レポート

時短のため記事本文はAIに書かせている。

運転中に音声で書き留めたメモ↓

窮屈なカーブや狭い幅の市街地を走りながら身体を慣らす

ランクルという名前には荒々しいイメージがあるが、そこから実車を見ると静かで驚く

パワーステアリングも滑らか。

回した感触は、何ならベンツのSクラスにも近いものを感じる位雑味がない。

軽やかな回し心地になっている。

問題なのはエンジン。

「数値では遅いけど、実際はトルクがあって充分に加速するんじゃないか」とか期待していたが実車は全くダメ。

赤信号からの発進や市街地の上り坂でちょっと踏んだくらいでも遅い。

エンジンは意外と回ってしまう。

なんか結構踏まないと加速していかないなぁって言う印象だし、踏んでも明らかに遅いし上り坂でも余裕は全く感じない。

車内装備はガッツリ削られていて、オフロード系の装備がない。

2速発進しかない。

街乗り専用の安物って感じ。

取り回しについてだが、さぞかしデカい車なんだろうと思ってたら全く。

高い視点からコンパクトに扱える感じがして、むしろ小さい車だと感じられるくらいの乗りやすさ。

ミラーや単純な視界性能なども良い。

運転はむちゃくちゃしやすい。

ただ物理的にデカめなだけ。

そのデカささえも乗っていて感じない。

これなら割とどこでも行けそう。

体感30%くらい許容サイズをオーバーしていたランクル300とは大違い。

小回りもサイズ感の割には効くように感じられる。

狭い左折や左斜め手前に入るような交差点でも白線に沿って曲がれる。

小回り劣悪だと完璧なタイミングでハンドルを完璧に切っても、切れ角が足りずに左端から車が離れることがあるため、十分な小回り性能だと言える。

だが実際は狭いところでは切り返しを強いられたりカツカツになる。

扱いやすさに騙されて入ったら詰むような場所にはいかないようにするべき。

ガソリンは買わないほうがいい。

ディーゼルが足りなくてガソリンしか買えないならもう250は諦めるか、諦めて乗るしかない。

ランドクルーザーなのかデカい軽自動車なのかわからない位にひどい。

これが「ランクル」だったらこんなに支持されなかったことだろう。

乗り心地は遠くの方でゴツゴツするような感じ。

クロカンとしてはいいけど、高級車としてはちょっとゴツゴツするのが目立つ。

18インチでこれか…

空気圧の点検がしたいところ。

トランスミッションのギア比がちょっとワイド気味。

もうちょっと細かくギアを刻んで回転数を乱さないで欲しいなという動作をする。

ーーー高速道路へーーー

背が高くて図体も大きいはずだが、意外とカーブでは綺麗に切れ込んでいってくれる。曲がり方もニュートラルで背が低く感じるほど

加速性能はだめ。本当にだめ。

高速道路への合流レーンが短めだったが深夜の流れの速さに対しては合流に失敗した。

ベタ踏みして加速中にダメそうか?となるのではなく、本線のトラックを視認して、強めにアクセルを入れて、クルマが加速モードに入ったあたりで「あ無理だこれ」となった。

幸いにもトラックは2台しか来ていなかったのでブレーキをガツンと踏み、後ろにゆっくり入った。

入念な目測と微調整があっても、状況が悪いと安全な合流に支障が出るレベルの加速性能の無さ。

高速道路でちょっと踏んでも全く車が動き出さない。

奥まで踏んでようやく一呼吸置いてから、キックダウンが始まって進んでいく感じ。

これで高速道路走るのは嫌。

クルコンに任せて定速キープするだけならまだマシだが、追い越し車線にたまに移ったり、追い越し車線ペースで走ったり、首都高のような分岐と合流とアップダウンを繰り返したり、という道はイヤ。

120km\hあたりから踏むと、踏みぬいても1秒間に1km/h程度しか速度が乗っていかないって感じ。

直進安定性自体に問題は特にない。

140km/h程度の走行スピードなら風に振られることもない。

背が高いわけだが乗っていて腰高という感じもない。

ハンドルを揺さぶるとフラつき気味にになるが、これは安定性というよりステアリングレスポンスのクイックさによるものだろう。

NDロードスターで同じようにハンドルを振れば同じようにフラつくが、それをもって「安定性がが低い」という人はいない。

ついでにいうと旋回方向の動きを入れたときにロールはちょっと大きい印象。

峠道ではあまり気にならないが、高速道路では傾くなぁと感じることがある。

急ハンドル(特にハンドルの回転速度が速くなる操作)は注意。

ただ130km\hを越えてくると風切り音はちょっと大きいかなとは思う。

高速道路の乗り心地の話だけど、瞬間的な高低差でギュッって持っていかれちゃうような動きがある。

段差に対する動きが全体的に大きい印象は否めない。

レーンキープは山間部の高速道路を普通のペースで走る位なら能動的にハンドル反応操作もやってくれるが注意点がある。

カーブで突然変な方向に行こうとしたり、突然レーンをはみ出して行ったり、PAに勝手に入ろうとする。

カーブで突然インへと突っ込んで、レーンキープ中なのに車線逸脱警報がピーっと鳴ったりする。

なんか動作が安定しない。

大雨でもなくスピードも100km/hちょいで急カーブでもなく白線が薄れているわけでもなく路面がうねったりしているわけでもなく車の走行距離も6000km程度なのに、なぜか安定しない。

原因は分からないが個人的にはあまり頼りたくない。

いつか中央分離帯を分離するような事故を起こしそうなレーンキープであり、アシストとしては心強いが任せたくない。

ーーー

高速道路を降りて峠道に入る

ーーーー

このサイズ感のクロカンなら急ハンドルを切れば遅れや傾きが出そうなものだが、腰高感や気になるような遅れが全くない。

ランドクルーザーに乗っているのを忘れてしまいそう。

ちなみに、Sモードでも加速のかったるさは改善しない。

乗り心地もサスペンションのストローク自体は感じるが、物理的なストロークの割に衝撃が吸収されない。

ブレーキは奥まで踏んでもいまいち止まっていってくれない。

路面が細かくうねっている状況でいちいち体が小刻みに揺れちゃう。

ランクル300の乗り心地の良さを考えると、これはちょっと辛いなぁと思う。

18インチでこれなら20インチのほうはどうなっちゃうんだろうって思う位。

ジムニーと同じ分類の車だって考えると、かなり上積みのほうの良さではあるが、やっぱりアルファードやハリアーのような都会派SUVと比べるのは辛い。

あまりにも速いスピードで急ハンドルを切ると、バタンバタンって吹っ飛んじゃうような動きになる。

RA4と同じく、ロールが収まりきる前に、自分でロールを助長させるような動きをいれるといけないらしい。

詳細は動画で示す。

ダウンヒルのコーナリングでもそんなに辛くならない。

下り坂であっても、あまり前に負荷をかけなければ、リアタイヤも旋回に参加してくれているようなバランスの良さが感じられる。

ハンドルのレスポンスもいいし、軽い峠下り程度ならなんかあんまり車の重さは辛くならない。

安全なブレーキングのためには、他の車以上に人間の踏力が重要になる。

かなり奥までブレーキを踏まないと安全に速度を落とし切るのは難しい。

サンルーフを開けると暴風って感じ。

オープンカー以上に風が吹き荒れる。

これは旅してる最中に味わえたら本当に最高に最高に最高な風だと思う。

このためだけに買いたいと思う位に風が良い。

それで海沿い走ったらもう天国だろう。

ちなみに高速道路を100キロキープで走ったら燃費は8.3前後だった。

加速Gを感じるような運転をしない状況なら、ガソリンでもあまり気にならないと思う。

もちろん100キロ以上出ててもあんまり不満はない。逆に街中でも加速力を考えると途端に不満になる。

ちなみに、クルコンの操作系は比較的シンプル。

一時期は馬鹿みたいに使いづらかったことを考えると改善されたなぁ…

上部へスクロール