【スカイライン400R】FRの限界を魅せる究極系の爆速フェアレディZセダン #197台目【試乗インプレッション】

何かと良い評判を聞かない日産社が出した究極の最高傑作、それがスカイライン400Rである。

官能V6と軽快な車体が産み出す圧倒的なパフォーマンスはFRの限界を楽しませてくれる。

冒頭のまとめ

外観・デザイン

基本的にバッチ以外はベースモデルと見かけの区別が付かない。

いつぞやの年次改良でGT-R系の四角いグリルと、スカイライン定番の丸目四灯テールになった。

キャラクター性が増す素晴らしい改良だと思う。

しかしトヨタのクラウンやレクサスのIS,BMWの3シリーズあたりと比べてもパッとしないし古臭さとオジサン臭さも拭えない外見ではある。

内装

スカイライン 400Rの内装は、ベースグレードと比較すると街乗りレベルでは質感が少し上がった程度という印象に留まる。
劇的な変化があるわけではなく、基本設計は共通であるため「特別感が爆発的にある」というタイプではない。

しかし細かく見ていくと、オーディオの完成度は別格
音量を上げても音の輪郭が崩れず、クリアさを保ったまま空間に響く。
この点はベースグレードとは明確に次元が違い、長距離移動時の満足度に直結するポイントだ。

2列目を倒すことも出来る。開口部の狭さや荷室との高低差を踏まえると車中泊には窮屈だが、フェアレディZとは比べ物にならないほど使い勝手は良い。

また、走行中の静粛性も非常に高く、
「一段上の世界に入った」と感じるほどの静けさがある。
結果として、速さとは裏腹に高級セダンとしての快適性も強く残されている


取り回し

取り回しに関しては、基本的にベースのスカイラインと大きな差はない。
ボディサイズなりの扱いやすさで、極端に気を使う場面は少ない。

ただしハンドルのモード変更による違いは体感しづらく、
スポーツプラスにすると確かに重くなるものの、
かなり大きく舵角を与えないと差が分かりにくい

またステアバイワイヤ特有の感覚として、
物理的な接続がないことによる操舵感の軽さや希薄さは感じる場面がある。
特に高速域ではその傾向が顕著で、取り回しの自然さという意味では
従来の油圧パワステ的な“手応え”とは方向性が異なる。


パワートレイン

このクルマの本質はここにある。

アクセルを踏み込んだ瞬間、
ベースグレードとは完全に別物の加速を見せる。

感覚としては「スーパーカーファスト」。
踏んだ瞬間に息を吐くように速度が乗り、
気づけば一気に領域を超えている。

軽く踏むだけで速度が伸び、
車重を全く感じさせない軽やかさがある。
その加速力は「GT-Rが不要なのでは」と思わせるほど強烈。

さらにトラクション性能も非常に高く、
特に3速〜4速域ではリアタイヤが路面を強く押し付け、
まるでポルシェ911のように後輪主体で加速していく。

  • 1速:ホイールスピンはするがロスは少ない
  • 2速:滑る前にシフトアップが入り安定
  • 3速:完全にトラクションが乗る
  • 4速:一瞬でリミッター域へ到達

という挙動で、FRの限界に一瞬で到達する加速力を持つ。

唯一の弱点はおそらく燃費。
ただし、それを補って余りある魅力がある。


乗り心地

サスペンションは2段階で調整可能だが、
どちらのモードでも基本的に乗り心地は良好

  • ノーマル:やや収まりが遅くダルさが出る場面あり
  • スポーツ:入力を初期から素早く抑え込むが不快ではない

硬いモードでも突き上げが強いわけではなく、
段差でわずかに“抑えつけられる感じ”が出る程度。

総じて言えるのは、
どのモードでも完成度が高く、大差はないということ。

そのため、実用上はスポーツモード常用でも問題なく、
渋滞でも扱いづらさは感じない。


ハンドリング

基本的なハンドリング特性はベースと大きくは変わらないが、
パワーが上がったことで挙動のスケールが変わっている。

アクセル操作に対する反応は非常にリニアで、
旋回中にアクセルを抜くとフロントがインに入りやすく、
リカバリー性能は高い

一方で、高速域(特に140km/h以上)では
フロントの接地感が希薄になり、不安定さが出る場面がある。

  • フロントが上下動で暴れる
  • リアはしっかり接地して加速
  • 前後で別の車のような挙動

という特徴があり、
FRらしさを極限まで引き出した結果の個性とも言える。

また、ステアバイワイヤの影響もあり、
フロントの情報量はやや薄め。
これによりスリルはあるが、純粋なコーナリング性能では
フェアレディZの方が上と感じる場面もある。

ただし直線での安定性と扱いやすさはスカイラインが上で、
“踏める速さ”という意味では非常に優秀


総評

スカイライン 400Rは、
圧倒的な加速性能と高い快適性を両立した一台。

燃費という弱点はあるものの、
それを補って余りある魅力があり、
「多少悪くてもこれを選びたい」と思わせる力がある。

それにもかかわらず認知が低いのは非常に惜しく、
実際には過小評価されている高性能セダンと言えるだろう。

マルバツ評価

〇:素晴らしい加速力&官能性と乗り心地や使い勝手の完璧なる両立

×:燃費は悪く、装備も古い。電動パーキングやレーンキープもない。値段のわりに車のイメージも良くない。

私の試乗メモ

時短のため記事本文はAIにまとめさせた。

以下が私が実際に走行中に音声で記録を取った試乗メモである。

スカイライン

ベースグレードと比較して、街乗り程度だとちょっと質感が良くなった程度。

だけどアクセルを強く踏んだときの速度の乗り方がまるで違う。

スーパーカーファストというか、息を吐くように吹き飛ばされるというか。それだけ速い。

ベースの時点でも普通に速かったけど、400Rは軽く踏むだけで、軽やかにタイヤの限界を超えていく。

タイヤのクリップ感が手足のように感じ取れる要素もある。

この車の弱点は、多分燃費が悪いことだけ。

サスペンションの硬さを二段階で選べるけど、どっちも普通に乗り心地が良いためあんまり変わらない。

強いて言うなら硬いほうのモードだとたまぁに段差でサスペンションが縮められた際に、抑えつけのしんどさを感じることがあるかも程度。でも悪くない。

そしてノーマルモードは、揺れが収まる前に次の揺れが入ってくるような場面でダルさが顔を出す程度。

どちらも普通に乗り心地は良いが、自分の場合はスポーツモードを常用する。いちいち切り替えない。

タイヤの影響もあるんだろうけど、走行中のお音がむちゃくちゃ静かになってる。

1つ世界が違うみたいな静粛性が持たされる。

少し踏むだけで、スイスイと速度が乗っていく。

全く車の重さを感じない。

GT-Rなんかいらないんじゃないかっていうくらい速くて気持ちが良い。

基本的なハンドリング特性はベースのスカイラインとあんまり変わらない。

スポーツモードだと瞬間的に上下に引っ張られる動きは感じる。

減衰力が増してるかは当然なんだけど、入ってきた入力に対して、サスペンションが初期段階からスパッと入力を消しに行ってる感じの硬さにはなってる。でもしんどくない

加速性能はほんとに素晴らしい。

いつでもホイールも起こせるレベル。

加速力のクラスが上がって、FRの極限を限界に一瞬で達するようになった。

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二速でベタゴミとかしてると滑るかなって思って踏んでも滑ったかなって。思うことには、もう6000回転位でシフトアップになってて

1速でベタ踏みするとホイールスピンはするが、きゅるキュルキュルというだけであまりロスらない。

突然クルっと回りそうだったフェアレディZと比べても安定性が増している。

2速でも滑ると思う頃にはシフトアップが入り、3速は乾燥路では安全。

4速では驚異的な加速性能にもだえている間に一瞬でリミッターである180km/hに達する。

特に3~4速のその間のトラクションが素晴らしい。

大きな力でリアタイヤを路面に押し付けてグリップさせる。

ポルシェ911ばりにリアにトラクションが掛かる。

カーオーディオは最高クラスのものが入ってて、音量を上げても全然クオリティーが落ちない。す

綺麗に響いてくれて、音のクオリティーは一切の不満がない。

ベースグレードとは次元が違う。

燃費が悪くてもこっち買いたいなって思いたくなるだけの魅力がこのスカイラインにはしっかりあって、すごく魅力的な商品なのにほとんど認知されてないのは残念でならないかな

140km/h以上出した領域だとフロントの不安定感が出て来る。

ただFRであるというより、ステアバイワイヤによって物理的につながっていないのが原因なんじゃないかと思う。

フロントがガタガタになってしまって感触も希薄。

ただフロントサスが上下に動くのに対して当て舵するようであり、油圧パワステの古典的なスポーツ車とはちょっと違う。

ここまでしてカットせず、普通のパワステでも良かったろうに。

むちゃくちゃ飛ばしてる領域だと前と後ろ側別々の車として動いてる感じがあるんだよね。

後はただ強烈に加速するだけで、前は段差で暴れる。

後ろだけが地面に接して加速。

前は宙に浮いてる感じさえ出ることがある。

ハンドル自体の軽さもあってガタガタとした操舵感。

フロントの接地感がないと言うこともできるし、FRを突き詰めていると言うこともできる。

車のキャラクターには合ってるし、スリルがちゃんと速さの中に残ってるところはGT-Rとも差別化にもなってる。

でもハンドリング性能的にはフェアレディZの方がまだGTカーっぽいくらい。

旋回中にアクセルを抜くと、エンジンブレーキとタイヤの余力で前がよりインに向いてくれるようになる。

ちょっとオーバースピード気味にカーブに入っちゃった時もリカバリーは効きやすい。

ただヒュンヒュンと曲がっていたフェアレディZに比べると重さに剥がされる感じは否めない。

良くも悪くも前後方向への長さ+FRであることが違いを産んでいる。

ハンドルのモードは切り替えられるが、動画にして出したら警察からお叱りが来そうなくらい振らないとイマイチ体感できる違いが出ない。

一応はスポーツプラスにするほど重くなる。

ただ結構切らないと重いとこが出てこないから体感はしづらい。

文手元でハンドル回した動きに対する、フロントの切れていく応答速度も変わるのだが、正直あんまりここで車の完成度は変わらない。

サスペンションも一緒だね。お気持ち程度に変わるだけで何かモード変えたら良くなる悪くなるとかない。

元の完成度が高いから、このモードでどうのこうのとか、そういう必要はない。

一応エンジン関連もモードがいくつかあるが、エコモードにすると無茶苦茶加速が遅くなる点以外に特に何か体感できる違いはない。シフトスピードが変わる可能性はあったが未検証。

全ての設定可能な項目において、常時最もスポーツなモードで運用すればいい。渋滞中でも困らない。

ただ雨天走行も考えると、トラクションコントロールだけは意味もなく切らないほうがいいだろう。

フェアレディzと比べると多少重くて、限界領域のコーナリングで無理が効きづらい感じがどうしてもある。

あと高負荷域でもフラつく感じが多い。

やっぱ限界はZの方が高い気がするけど、直線で踏むだけならスカイラインの方が明らかに乗りやすい。

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