Forza Horizon5のHotWheelsのレースは半分クソゲーだ。
レース・参加する車種のランクによっては、ひたすらにアクセルを踏んでいる以外にやることが無いまま何分もドブに捨てる。
そのために馬力・最高速特化の専用マシンを持っていくことが多いが、直線だけではスムーズに走れない。
上では400~450km/h級のトップスピードに対応させつつ、テクニカルセクションでの扱いやすさも損なわない。そんなクルマ作りをしていこう。
どの車種でも必須なもの
8~9速以上のトランスミッション
まず超多段のトランスミッションを搭載しよう。
ギアは10段くらいあるほうが良い。
普通に走っていて使うのは6~7速程度まで。
速度ブーストを受けるような場面で頭打ちを避けるため、無駄にギアの多いトランスミッションを選ぶのだ。
調整の手順としては、まずファイナルドライブを一気に「スピード」までもっていく。
その後、1速で発進した際の回転数の落ち込みを抑えるようにギア比を調整し、2速、3速も合わせる。
4WD化しよう
1~3速で低速域からアクセルを開けていくと、駆動輪が盛大に滑ってしまって前に進んでいかないことが多発する。
タイヤのグリップを強化するよりも、おとなしく4WD化してしまうのが良いだろう。
前後の駆動力配分が30:70から5:95くらいの間で、パワースライドによるロスは抑えられるけど後輪駆動車としての運転フィールが残るような領域を探そう。
各セッティング項目のコツ
HotWheelsのレースはアホみたいにスピードレンジが高いため、高速域での安定性が求められる。
トーをアウトに振ってしまったりキャンバーをつけ過ぎると、センターがフラフラしやすくなって不安定感が増す。
酷いと車体が振られてまともに走れなくなる。直進性が不安ならトーイン・ゼロキャンバーに持っていこう。
車高については基本的に最も低い数値にセットしておこう。
スプリングは基本的に触らなくてもよい。
スタビライザーは旋回の序盤・終盤での乗り物のアンダー・オーバーの傾向を決める。
リアが強めなら旋回時にオーバーステアが出やすくなるし、フロントが強めなら前がアウトに逃げるようなアンダーステアが出やすい。
私はターンイン時にリアを流したいのでリアを強くすることが多いが、高速域での安定性を狙うならフロントを強めにしよう。最初はどっちも同じ数値にして様子見するのもアリ。
ダウンフォースがあると安定性が増すが、空気抵抗とのトレードオフになる。
トップスピードが問われるコースや最高速を稼ぎたいなら数値を減らそう。基本的にはあったほうがいいものだけど。
減衰力はオフロードや荒れた路面を想定する際に、バネレートと一緒にしっかり見てやる必要がある項目だ。
前後の減衰力バランスは旋回性に寄与するが、基本的にスタビライザーの調整だけで事足りる。
リバウンドとバンプの減衰力の数値バランスは、ショックアブソーバーの動きのしなやかさに関わっているので3:5や2:3の関係を大きく崩さないことをオススメする。
超高速域で安定させるためにはどちらとも締めたほうが良い。
空気圧はオンロードの高速走行を見据えるなら少し高めに入れよう。
フロントを高めにすると安定性が増す傾向にある。