様々なモノが買えるGTAオンラインだが、その中でもぶっちぎりの高さを誇るのがオスプレイことアヴェンジャーである。
ただ購入するだけでも400万ドル掛かるし、買った後のカスタムや「プロジェクト・オーバースロー」
用の作戦端末・格納庫や施設まで用意すれば累積800万ドル近いコストとなる。
それでいて特段と使い道がないという悲しすぎる現実。
肝心のプロジェクトオーバースローも、難易度ばかり高くて全然稼げないためやる価値なし。
カネが余った上級プレイヤーがエンドコンテンツとして買う程度のものでしかなくなっている。
「ライジュウ」の割引のために買うことも考えられるが、250万ドル程度の割引を受けるために600万ドルを払わなければならないという意味不明な事態になりかねない。
そんな理由から「ゴミ航空機」となってしまっているアヴェンジャーだが、確かに魅力が存在するので紹介しよう。
ちょうどブラックフライデーが近づいており、アップデートによる「プロジェクトオーバースロー」の追加もあるため割引が来る可能性が高い。しっかり検討しよう。
外観・内装について
私はアヴェンジャーのスタイリング、むちゃくちゃカッコ良いと思っている。
赤白のディジタル迷彩にパールセントを掛ける。この色合いが最高なのだ。
見た目はオスプレイそのものだが、こういうモノを個人所有できることこそグラセフの最大の魅力である。
迫力ある姿。ぜひ一度所有して直接味わっていただきたいものだ。
なおこのアヴェンジャー、一定回数以上破壊すると施設にパーツが置かれるようになる。
耐久値がとても高いので水没させるのがラクだろう。
後部から室内に入ることができる。
車両に乗って近づくと、「→でアヴェンジャーに入る」というメニューが出てくる。
これはガレージではなくて、一時的に停めておくだけの地下基地のようなものだ。
しかし、乗り物ワークショップをつけておくと個人車両や武装車両のカスタムが可能となる。
これに加えて、施設に保管中の個人車両に乗り込むだけでカスタムができるようになる。
機動作戦センターに個人車両保管庫を設けて二台目のオプレッサーMk2を入れておけば、クールタイム無しで呼び出せるという仕様があるため、乗り物ワークショップはアヴェンジャーに用意したいところ。
私は機動作戦センターを先に購入したが、オプツー込みで約800万ドルのコストを払って体制を整えた。
さてさて、アヴェンジャーに持ち込んだ車両からは降りることが可能だ。
お気に入りの乗り物と特別な旅をしている気分も味わえるぞ。
(まあこのカルボニツァーレは、シミオン依頼の都合で野良車を湧かせやすくするために呼んでおいたものなんだけど)
空中でホバリングしている状態でも個人車両に乗って降りることは可能だ。
「最寄りの道路上にしか出ない」と聞いたのだが、普通に空中に投げ出された。
さてと、内部の紹介に戻ろう。
カスタム担当のおっちゃんはたまに喋る程度で、ロスサントスカスタムのお兄さんみたいなものだ。
武器ワークショップをつけたので、ヘビスナの炸裂弾補給が可能となった。
(まあアーケードやエージェンシーで事足りるので、完全に無駄金なんだけどね。「見た目がカッコよくなる」じゃあないか。)
なお内装のカラーのカスタムはまだ行っていない。あとで紹介しよう。
防犯カメラの映像が見られるが、外ではなく室内に移動する際のカメラ映像の使いまわしだ。
この景色しか見られない。
ご丁寧に着替えることも可能。
ロスサントス・エンジェルズの作戦端末と砲塔の操作席があるが、基本的に使う機会ないのよ。
アヴェンジャースラスターについて
アヴェンジャーの内部には、ジェットパックだかスラスターを75万ドルで後付け可能。
これがまた非常に便利なのだ。
スパローと全く同じ感覚で目と鼻の先に召喚できる。
もちろんスパローや個人車両、CEOの乗り物とは別で同時にマップに存在できる。
狭い所や着陸時の操縦性に難があり、武装も搭載されていないので出番は少ないが、クールタイムに悩まされることがなくなるだろう。
なお施設に保管する個人航空機のスラスターとは全くの別物なのでご注意を。
カスタム・ペイントについて
貨物室のカラー
海外の有志の方の動画で、貨物室のカラーがすべて紹介されていた。
これがカラー変更無しの純正状態。
「Tiger Stripe」のオレンジ。
柱やシートの色も変わる。印象を激変させる。
紫色の「caesar」.
全体的にかなり毒々しい色になってしまうようだ。
緑色のMojito.
「上空2000フィートの凍てつく空気」みたいな文言が印象的だった「arctic」.
ピンク色のCandy.
(そこは赤色を入れて欲しかった..)
全体的にホワイトになる「Cosmopolitan」.
ちょっとだけグレーっぽくなった「Urbane」.
もはや間違い探し。
最も高級感を感じる「Gold fingered」.
ボディーペイントについて
こちらはHarmNone氏の動画をもとに紹介する。
基本的な迷彩に加え、このようなスプレー迷彩もある。
毒の色。
葉っぱ。
元が黒だから落ち着いて見えるが、かなり派手なリバリーだ。
面白いところだと、札束のボディーペイントがある。
私がザバに適応させたものと同じ柄だろう。カジノに行けばスーツにもなっている。
海外の方は蛍光色だか原色みたいなものをつけていることが多いようだ。
操縦フィールについて
意外なほどに軽快で移動速度も速い。
垂直離着陸モードから通常飛行モードへの切り替えも自然で、一度飛び立ってしまえばちょっとした戦闘機レベルの機動力がある。
多少ぶつかっても墜落しても、鬼のような耐久値で壊れることはない。
武装
マシンガンの存在価値は完全に無い。
燃料タンクでさえ5発くらい当てないと爆発させられないからだ。
ホーミングミサイルを搭載可能だが、バザードと同様で2発撃ったらリロードが入る。
誘導性能もそこまで高くないため、空中要塞のような見かけをしているクセに特別感がない…
また爆弾投下も可能だ。慣れていないと当てるのは難しいが、持ち前の機動力で爆撃ごっこができるのは良い。
飛行中にアクションメニューから「自動操縦開始」を選択すると、貨物室内に入って砲塔を使うことができる。
謎のモーションが入るぞ。
砲塔の威力は非常に強く、超連射で辺り一帯を薙ぎ払うことが可能。
空中戦艦のような破壊力を誇る。
なお、なぜか貨物室内ではレスター電話による手配度消しが使えなかった。
まとめ
見た目のカッコよさや豊富な武装、プロジェクトオーバースローのプレイ権利やライジュウの割引、アヴェンジャースラスターなどのメリットは存在する。
しかしあまりにも本体が高すぎなのだ。
やり込んでるプレイヤーしか買ってないというのが現状。
「これから何か月もGTAオンラインをやり続ける」「せっかく運営が用意してくれた要素を遊びつくしたい」「どうせ買うことになる気がする」「見た目がカッコ良いと思った」「どうせライジュウを買うなら割引を適応させたい」
↑これらの要素に当てはまったプレイヤーさんのうち、お金が500~1000万ドルくらい余っていたら買ってみてもいいだろう。
どうせまた稼げばいいんだし後悔することはないと思う。
私は実際にこのアヴェンジャーを気に入っている。