380万ドル。特殊車両ジョブの割引後でも280万ドルという「高すぎるプライス」「ブーストのリチャージが長すぎる」「すぐスピンする」などの理由で買う価値がない車両と化しているロケットヴォルテック。
しかし、「アクションメニューからすぐ呼び出せる」ことや「パッシブモードが使えること」などのメリットも存在する。
私は気に入っているのだが、一般的には「ゴミ車両」として認知されている残念なこの子を紹介しよう。
最大にして唯一の買う理由
いま書いたばかりだが、「アクションメニューからすぐ呼び出せる」というメリットが存在する。
アクションメニューを開いたら、「車両」→「特殊車両を要請」の部分からロケットヴォルテックを選択するだけなのだ。
整備士に電話する必要もないし、MCプレジデントやCEOになる必要もない。
数秒だけ待っていれば出てくる。マップ上には専用アイコン。
それでいてロケットブーストとそこそこな機動力、パッシブモードの3連装が使える。
爆破耐性や防弾性能こそ無いが、公開セッションでのちょっとした移動も安全・スポーディーなのだ。
これに加えて「特殊車両倉庫が埋まる」というのが買う理由・メリットだ。
このために約300万ドルというのは、控えめにいって買う価値がないのだ。
私は確か、カジノ景品の「?」でたまたま当たったので持っているだけ。
いまは常時3000万ドル以上あるので、コンプリートのためだけに買ったかもしれない。
外観
基本的にはロータスのオープンカーにロケットをポン付けしただけの見た目だ。
ロスサントス・カスタムこそ利用可能だが、外観のカスタム項目はそこまで多くない。
スタンドジャンプで解除したライムグリーンを塗装し、タイヤ・ホイールを変更して防弾タイヤを装着した程度。
EVオープンカーにロケットエンジンが搭載された、ロマン溢れる後ろ姿よ。
ロールケージでガッチリとガードされ、内装は男心をくすぐるゴチャゴチャとしたボタン配置。
スタイリングと相まって所有感は悪くない。
「ちょっとした移動の際にわざわざこの子を選んで呼び出す」程度には気に入っている。
走行フィールについて
端的にいうとむちゃくちゃピーキーで乗りやすくはない。
加速力は強く、ロケット噴射時間も長すぎないので素早く移動できるのだが、
旋回中にアクセルを抜くとすぐスピンモードに入って制御不能になるという弱点を持つ。
この特性のせいで油断ができず、切り返しがあるような区間では繊細な運転操作を要求される。
またロケットブーストの装填時間が地味に長いので、ヴィジランテ感覚で「ちょっと噴射したいなあ」と思って押してもまだ数十%残っていることがざらにある。
このように盛大に吹っ飛びまくって遊ぶことはできるが、噴射時間の長さが邪魔をしてしまうのだ。
これならジャンプもできるスクラムジェットのほうがまだマシなレベル。
調子に乗って飛びまくっていると、すぐにバンパーやらフェンダーやらボンネットが脱落してなんの車かわからなくなる。
楽しいけどね、この子である必要性は見いだせないよね。
まとめ
趣味で買う遊びのクルマである。
値段は高すぎる割にメリットはあまりないが、買っておくと便利に使える場面がある。その程度。