約400万ドルという高すぎるプライス、噴射時間が長すぎて非常に扱いづらいブースト、身体が剥き出しゆえの低すぎる防弾性能。もちろん耐爆性もない。
完全に出番&使い所がないのだ。
しかし、ジャンプとジェットブースト・高誘導なミサイルを活かした遊び方も存在する。
そんなスクラムジェットを紹介していこう。
私は「痛車のボディーペイントがある」というだけの理由で割引期間中に購入し、「痛車専用ガレージにする」と決めたナイトクラブの地下にずーーーーーっと眠らせていた。
既に800時間はやり込み、「カヨペリコ周回作業ゲー」としてのグラセフを嫌っている私ですら、買ったきり乗っていないのである。
スクラムジェットの痛車のボディーペイント・改造について
スタイリング・飾り道具としての価値くらいしか無いような車両だからか、この痛車のボディーペイントは凝っている。
「下品だ」と言われたらそれまでであるが、面白いものだ。
やけに痛車ガレージの画像を多く紹介するのは、本当にそれくらいしか買っておく理由がないからである。
屋根すらも取っ払って曲線美を追求したデザイン。
そんな見かけの車を個人所有して、痛車ペイントで台無しにするのもこのゲームならではの楽しみ。
なお改造項目については控えめで、ミサイルを付けたりボディーペイントを変えるくらいしかやることがない。
GTA系YouTuberであるHarmNoneさんの『Declasse Scramjet Customization & Review | GTA Online』という動画より、ボディーペイントの例を示す。
白色のボディーと、赤いラインの組み合わせは似合う。
炎も良いマッチングだ。
ジェット・ロケット系のデザインもある。
でも本当にこれくらいしか目立ったところないのよね…
さて何ヶ月ぶりか覚えていないが、とりあえず乗り出そう。
走行フィール
残念ながら、正直言って乗りやすくはない。
旋回中にアクセルを抜くとスピンしていってしまうからだ。
ジャンプした後もやけに過敏に回転してしまうため、慣れていないとあらぬ方向にクルマが回転する。
ジャンプからのロケット噴射で市街地の渋滞を飛び越していけるかと思いきや、なぜかヨコへとマシンが向いてしまう。
ブーストは噴射時間が長すぎるため、微妙な直線区間では迂闊に使えない。
ブースト噴射中もドリフトができるので、「ウルトラスーパーフルブーストドリフト」みたいなことができそうだが、もはやスーパープレイの領域。
大抵の場合は途中でコントロールを失ってとっ散らかる。
挙動に落ち着きがあったヴィジランテのほうがよほど乗りやすい。
車載マシンガンの威力は豆鉄砲レベルで、何十秒も当て続けないと車両を爆発させられない。
スクラムジェットの楽しみ方
これは動画で見たほうがぜったい分かりやすいので、ショート動画を作って投稿しておいた。
とりあえずこのスクリーンショットをよく見てほしい。
ブーストをミスってあらぬ方向に飛んでいる最中であるが、左下でパトカーにロックオンが掛かっているのである。
この状態で発射すれば、持ち前の誘導性能の高さで奇跡的に当たることがあるのだ。
これでオプレッサーMk2を倒せたり、非誘導でプレイヤーの足元に当てて倒せたりしたら・・・
また、空中での姿勢操作をマスターしてブーストジャンプスタントをできるようになったら・・・
うはー 夢が広がりんぐ
このロマンあふれるアクロバティック要素は、ヴィジランテやルイナー2000、デラックソでは得られないものである。