世界で50万冊売れた「シャドーウォークジャーナル」

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定期的にやっている、AI系の新ビジネスリサーチの時間がやってきた。

今回は海外のTikTokで爆発的に流行ったらしい「Shadow Work Journal(シャドーウォークジャーナル)」という書籍について取り扱う。

I Recreated a Million-Dollar Business Using AI!

情報元はお馴染み、10X INCOMEさんだ。

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Shadow Work Journal(シャドーウォークジャーナル)とは??

TikTokユーザーが動画で手にとって紹介するこの手帳。

なんの手帳なのか。

Amazonで商品ページを確認してみる

Amazonを中心に、だいたい3000円くらいで売られている書籍だ。

試し読み機能があったので、見られる範囲だけ見てみよう。

シャドーウォークジャーナルは一種のセラピーのようなもので、過去の自分の体験や自分についての質問を書き出していくことで、新しい自分を見つけに行くような目的を持って書き進めるものらしい。

ネットで動画を調べるとちょくちょく中身が出てくる。

分かった範囲で書き出してみると、「子供の頃にいちばん好きだった遊びは?」「子供の頃に、いちばん好きだった給食のメニューは?」「あなたは他人からどのように見られていると思いますか?」「他人が貴方を評価するとき、どんな風に語りますか?」「その評価に対して、あなたはどのように感じましたか?」こんな感じの文言が並ぶようだ。

さてさて表紙の質感からAmazonKDPで印刷されてきたものであることが読み取れる。

amazonKDPについては、かなり早い段階から私もリサーチを進めてきた。

PDFをアップロードしておくだけで、勝手に電子書籍がKindle経由で出版されるシステムである。

販売数を元に売上を予測してみると、その数字は月収500万円をオーバーしている。

ちなみに”shadow work journal”という単語はトレードマーク(商標登録)が登録されているため、丸コピするんじゃないぞ。

chatGPTを用いてタイトルや中身を考えていく

タイトル・キャッチコピーなどを考える

ちょっとでも成功したらすぐパクられる。嫌な時代である。

さて、「”Shadow Work Journal”のような本のタイトルを考えて下さい」と聞くだけでそれっぽいアイデアが大量に出てくる。

中身を考える

これが一番厄介なパートであり、おそらく「お!ラクに稼げそうじゃん!」みたいな何も考えていない軽いノリでマネし始めた人が挫折する部分だ。

実物を買ってみたり、レビューを読んだりしながらコピー元の構成を知り、もっと良く出来ないか考えていこう。

最終的にchatGPTに中身を作らせるのだが、こういう場合はまず見出し・段落構成を決めるのが良い。

しかし、ここかさ先をどのように詰めていくのか。

デザインは?本文は???

設問をするとして、その内容は????

そもそもそのパクろうとしている本は、誰に向けて作るのか??

仮に定まっているとして、あなたはその人達の何が分かるの????

少なくともこのステップで、「あとは文章を見た目を整えながらコピペしていくだけ」になるところまで詰めなくてはならない。

私がやるならここらへんをすべてすっ飛ばすことができる裏技を使うが、こういうアイデアの核心というのは他人に明かさないものだ。

Cnavaを用いて表紙・中身をデザインする

競合の用紙を並べてみたらこうなるようだ。

黒い背景にシンプルかつ上品な字体、額縁チックな簡易的な装飾などの方向性が見えてくる。

いちいちソフトの使い方は解説しないが、デザインを仕上げていく。

中身のほうも仕上げていこう。

これは時間が掛かるステップだ。

このステップにたどり着いた時点で「文章を見た目を整えながらコピペしていくだけ」になるが、簡単に言ってくれるよなあ定期。

最終的に白黒のシンプル&上品なデザインに仕上げれば出力するだけだ。

AmazonKDPで出版する

kindle direct publishingというサービスに、PDFファイルや表紙の画像・諸々の情報を入力して審査を待つ。

実はここからが大変なのだ。

タイトルの付け方や今後の販売戦略こそが、売上を立てて、伸ばしていく上で大事となる。

いちばん重要な部分を空白にする形になるが、その部分の難しさを痛いほど知っているだけにこの先は伏せさせてもらう。

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