BMW 220iアクティブツアラーは「見た目で判断すると痛い目を見る」クルマだ。
丸っこくて何を目指しているのかわからないミニバン風のボディ。正直、試乗前は退屈なファミリーカーだろうと高をくくっていた。
ところが走らせてみると、その印象は完全に裏切られた。異常なまでの静粛性、恐ろしいほどの加速、そしてBMWらしい妥協なきシャシー。
迷走した外観と、激烈な走りを叶える極上のシャシー。そのギャップを、ベーシックグレードの220iで確かめた。
—外観

スポーツカー然とした「イカリング」の時代から、BMWのデザインコンセプトは大きく変わった。
その変化の波を受けたアクティブツアラーは、正直なところ迷走している方向に見える。
ミニバンのボディ形状のまま角を丸めてしまったようなフォルムで、何がしたいのかわかりにくい。この見た目では、少なくとも「スポーティーミニバン」として見てもらうのは難しいだろう。
フロントは目つきが細く、ノーズは長く、グリルは大きい。

バンパー下部では空力的な主張が強く、ヘッドライトは相当に幻想的で美しい。ここは素直に評価したいポイントだ。
リアに向かっては卵のように丸くなっていく。

テールランプは横基調のラインで、側面には涙のような水滴型のデザインがあしらわれている。
空力特性の改善を狙ったのだろうが、リアもまた迷走しているように映る。
とはいえ、これはこれで芸術的だと捉えることもできる。好き嫌いは分かれるが、個性であることは間違いない。
—内装
内装は上々だ。

価格に対して世界観で勝り、素材感でもまずまず納得させてくれる。
あちこちに宇宙船のような幻想的なエレメントが込められていて、空間としての雰囲気はすごく良い。
操作系は画面主体になったものの、物理操作もいくらか残されている。

ただし、一つ前の世代ほどの使いやすさはない。
メーター内は軽いカスタマイズが可能だ。しかし上位モデルとの差別化のためか、表示できる項目は多くない。
ドアの作りは驚くほど頑強だ。
開け閉めすると戦車のように硬く、強めに閉めると気圧差で耳がキーンとなるほど密閉性が高い。
ドアの開け閉めが乱暴な人と、赤ちゃんは一緒に乗せたくない。それくらいの気密感である。

一方で、引っ張り上げるタイプのドアノブは謎だ。
それでも全体として、作り込みの細かさを感じる場面は多い。このあたりはさすがBMWである。
—取り回し
コンパクトな車体サイズで、小さいことは確かに小さい。
しかし「簡単に乗りやすい」と言い切れるかというと、そうでもない。
トランスミッションが物理的なクラッチ操作を要するDCTだからなのか、発進時のクリープの動きに癖がある。
微低速での扱いには少し慣れが必要だ。
またハンドル自体は軽いが、小回り性能や車体サイズとしては気持ちデカい。
スピードレンジの高さとの両立がメインであり、小ささそのものは日本の小型車に及ばない。
バックカメラも歪んだような画角で距離感を測りづらい。

さらに、パーキングボタンとスタートボタンがうっかり押し間違えるような位置に配置されている。
パーキングに入れた瞬間にアイドリングストップがかかり、そのままドアを開けると「エンジンを切った」と判定されてしまうこともあった。
新しい世界観のクルマゆえに、操作がやや変則的なところがある。購入を検討するなら、こうした操作感は試乗で確かめておきたい。
—パワートレイン
220iのパワートレインは、1.5L直列3気筒ターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、7速DCTで前輪を駆動する。
料金所で踏み込んでみたが、加速性能は素晴らしい。
想像の遥か上をいく。速すぎて怖いと感じるほどだ。

こんな見た目だから遅いだろうと思っていたが、まったくの逆である。
スイスイと加速していき、空気の壁を感じさせないまま高い速度域まで到達する。
このクルマのスピードレンジは、見た目から想像するものとはまるで違う。
市街地ではトランスミッションがスパスパと変速し、インテリジェントな雰囲気がある。
燃費は褒められたものではない。リッター10kmは適当に乗っても担保できるが、13kmは出せるかどうかといったところ。
しかし、このトルク型ターボと多段式トランスミッションのフィーリングは、まさにドイツ陣営の魅力だ。
—乗り心地
まず驚かされるのは静粛性だ。
道のりはかなり静かで、市街地に出ても外の音がまったくと言っていいほど入ってこない。
特にフロアの遮音が段違いにしっかりしており、床下からのゴーというロードノイズが全然入ってこない。
街乗りはただひたすらに滑らかで、「このクルマは一体何なんだ」と思うほど静かに走る。
乗り心地の味付けは欧州車らしい方向性だ。
ストロークはあるのだが、減衰がきつく、すぐに動きを抑え込んでしまう。
その結果、締まったような、硬いような乗り心地になる。
ボディが非常にガッチリしているため安心感は段違いだが、「コンフォートか」と聞かれると答えに迷う。
強い衝撃を受けた時は、硬いボディがデメリットになる面もある。
サスペンションの最後に受け止めるのが硬いボディであるため、どうしても硬い乗り味になってしまうのだ。
それでも、衝撃を箱全体で受け止めながら一発でバスッと収める感覚があり、しっかり感がある。
硬めには感じるが、不快なわけではない。これは普通にアリだと思う。
ハイウェイスピードで段差を越えた時は、足回りのストロークをしっかりと衝撃吸収に使ってくれる。
車体にゴツンとは来るが、角の立った硬い衝撃ではない。
高速巡航は快適そのものである。
—ハンドリング
BMWの期待値通り、フロントの剛性はガチガチに固められている。
そのおかげでステアリングを動かした際のレスポンスは素晴らしい。

FFなので、FRっぽいかと問われると迷うところはある。しかしフロントからギャンギャンに曲がっていく。
あのパッとしない外観からは想像もつかないほど、相当にスポーツ性能へ振られた旋回特性である。
足回りは縮められていく過程で、もう上下動を抑え込みにいく。
シャシーもボディも妥協がない。やはりBMWだ。
直進安定性そのものはかなり高い。
ただし、常に小刻みに左右へ揺さぶられる感覚があり、不安感が完全に消えるわけではない。
人間がステアリングを動かした分がそのままクルマの動きとして現れる、というよりは、フロントを固めすぎた結果、路面のわずかな入力がそのまま伝わってくる印象だ。
BMWの顧客の好みとしては、これが正解なのだろう。
旋回ペースを上げても、タイヤがまったく苦しくならない。
どこまで負荷をかけても、タイヤは自然にアウト7割・イン3割へと負荷を分配していき、クルマが音を上げる気配がない。
調子に乗ってペースを上げると、先に内臓にダメージが入りそうなほどだ。
限界に近づくと、最初に悲鳴を上げるのはフロントのアウト側タイヤである。
負荷が自然に増していき、破綻の兆候を段階的に見せてくれるので、ドライバーにとって違和感がない。
アウト側のタイヤが滑らかに限界を迎えていく動きは非常にわかりやすい。
見た目に騙されてはいけない。220iアクティブツアラーは、ファミリーカーの皮を被った、正真正銘のBMWである。
マルバツ評価
〇:期待のさらに上を行く走りと戦車のように硬いボディ。手に入る価格に詰まったBMWの芸術性
×:実用性ではサイズや使い勝手、経済性で日本車に及ばず、わざわざコレを選ぶ意味…
自分の試乗レポート
時短のため記事本文はAIに書かせている。
運転中に音声で書き留めたメモ↓
迷走した外観と激烈爆走を叶える極みシャシー
コンパクトな車体サイズかと思いきや、小さいって小さいんだけど、発信の動きのクリーピングのところに癖があったりして、そんな簡単に乗りやすいって言えるようなもんでもない感じがある
デザインはスポーツカーイカリングだった世代からbmwのデザインコンセプトの変化を受け、迷走方向。
ミニバンのボディ形状のまま角っとこを丸めてしまい、何がしたいのかわからない形状。
この見た目では少なくともスポーティーミニバンとは見てもらえないだろう。
目つきは細くノーズは長く、グリルはデカく。
バンパー下部では空力的な主張をする。
ヘッドライトは相当に幻想的で美しい。
リアに向かっては卵のように丸くなる。
テールランプは横ラインで、側面には涙のような水滴のデザイン。
空力特性改善を目指したのだろうが、迷走しているようなリアでもある。
内装は上々で、価格に対して世界観で勝り、素材感でまぁまぁ納得させる。
画面主体になったものの物理操作は残る。
しかし一つ前の世代ほどは使いやすくない。
メーター内の軽いカスタマイズができるが、上位車との差別化のためか表示できる項目は多くない。
道のりはかなり静かで、ここには驚かされる。市街地に出ても全然外の音が入ってこないのは普通に届け。ドアなんか洗車みたいに伴ってしまって、あまりにも硬いドア閉めたときの鬼滅の感覚で耳がおかしくなる位に静か。
街乗りはただひたすらになめらかで、この車は一体何なんだって思う位静かに走る
BMWの期待値通り、フロントの合成もガチガチに固められてて、そのおかげでハンドの動かした際のレスポンスも素晴らしいんだけど、それはそれとして直進感がかなりある
外装はスポット差が減って丸っこくなってこの車はどこに行きたいんだろうって感じところがないわけじゃないけどまぁこれはこれで芸術的でいいと思う。あと内装もあちこちに宇宙船みたいな幻想的なエレメントか込められてすごくいい間になって
リアのダンパーがむちゃくちゃ長かったりするんだけど、市街地はまぁ欧州車思考な乗り心地だね。なんか減衰がきついというかストロークがあるけどすぐに抑え込んじゃって。それで閉まったような硬いような乗り心地になる。減衰が強いスポーツカーGR角田みたいなそういう方向性のノリ味でボディーがむちゃくちゃガチしてるから、安心感は違うけど、コンフォートかって言われると迷う。
うっかりパーキングとスタートボタンを間違えて押すような位置に両者がされてたり、パーキングギアに入れた瞬間、アイドリングストップがかかってドア開けたらエンジン切った。判定になっちゃったりも新しい世界だからちょっと操作が変速的なところはある。
料金所で踏んでみたけど、加速性能は素晴らしい。
想像の遥か上をいく。速すぎて怖いレベル。
こんな見た目だから遅いと思っていたけど、逆。
恐ろしい位に速い。
かなりスイスイと加速していって、160キロ位は楽勝で超える。空気の壁を感じない。
高速巡航が快適で仕方ない。
この圧倒的な拘束性能は、創造の遥か上にあるね
足の動きはBMWらしい。
足回りが縮められている過程でもう上下動も抑え込んで打ち消しに行く。
スピードが意味をなさない。
やはりBMW、シャシーもボディーも妥協なし。
ちなみにドアを開け閉めしてみると戦車のように固く、ドアを強めに閉めると気圧差で耳がキーンとなるレベル。
赤ちゃんとドアの開け閉めが乱暴な人は一緒に載せたくない。下手したら赤ちゃんの鼓膜が破れる。
ただ引っ張り上げるドアノブは謎。
作り込んでなぁって思うところはやっぱりあるし、ここはさすがBMWだな。
ハンドリングはFRぽいかって言われるとちょっと迷う気もするけど、前からギャンギャンに入っていく。
あのパッとしない外観からは想像もつかない程、相当にスポーツ性能に振られた旋回特性である。
直進性能してはむちゃくちゃ高いけど、左右に揺さぶられるし不安感は消えない。
常に小刻みに左右に揺れるというか、人間がハンドル動かしたぶんはそのまま車の動きとなって、わかる形で現れる。
しかしその動きは人間が振っているというより、フロントを硬めすぎて路面のわずかな入力がそのままきている印象。
BMWの顧客の好み的にはこれがいいんだろう。
調子に乗って旋回ペースを上げると、そのまま内臓にダメージが入りそう。
全然タイヤが苦しくなんない。
なんかどこまで負荷かけてもそのままタイヤは自然に、7割アウト3割インへと負荷を分配していく。
全然車が苦しくならない。
ハイウェイスピードで段差を超えた時は、足周りのストロークを衝撃吸収にしっかり使ってくれる。
車体にゴツンとは来るが、硬い衝撃ではない。
ハンドルを切って旋回負荷をあげると最初にフロントのアウト側のタイヤが悲鳴を上げる。
しかし自然に負荷が増えていって破綻の兆候を見せる感じで、ドライバーにとっては違和感がない。
滑らかにアウト側のタイヤがパンクしていく動きはわかりやすい。
市街地ではトランスミッションはスパスパ変速していてインテリジェントな雰囲気がある。
燃費は悪いが、このトルク型ターボと多段式のフィーリングはドイツ陣営の魅力。
フロアの遮音が段違いにしっかりしている。
床下からのゴーというノイズが全然入ってこない。
車のスピードレンジが違いすぎる。
加速性能も素晴らしい。
ただ強い衝撃を受けた時は硬いボディーがデメリットにもなる。
サスペンションの最後にあるのが硬いボディであるため硬い乗り味にはなってしまう。
やっぱ衝撃が入ってくるけどまで箱全体を使いながら1発でバスっと収める感じがあって、しっかり感があって、硬めには感じるけど不快なわけではないからこれは普通にありだと思う。